2021-10-09
リフォーム

子供部屋の間仕切り壁リフォーム13軒目。防音性のある間仕切り壁を造ったので、部屋で工作しても音が漏れにくい@宇都宮市岩曽町

間仕切りの骨組みは杉の間柱で造る

10/5火曜日、宇都宮市岩曽町に子供部屋の間仕切り壁を造りに行ってきました。

厚さ9mmのシナべニアを両面に貼って造る、「将来、施主が自分たちで取り外すことも出来る、子供部屋の間仕切り壁リフォーム」も、このお宅で13軒目となりました。

すべすべした白っぽいシナべニアの壁なので、クロスの壁と比べてマスキングテープが貼りやすく、画鋲が効くことはもちろんビスも打てますから、子供部屋に最適だと思う間仕切り壁です。

今回のお子さんは、中三と小6の男の子。弟さんが工作好きらしく、部屋でいろいろと造る際に音が出るので、防音性のある間仕切り壁の依頼でした。

幅3m程度×高さ2.4m程度なら、朝8時半くらいから作業開始して3時半くらいには終わることが多いので、お子さんが学校から帰ってくるころには出来ています。

子供部屋の間仕切り壁の造り方の工程を写真で見てみましょう。

壁に墨を出した後(壁を建てるところにラインを出すこと)は、床に養生シートを置く
庭にブルーシートを敷いて木材の加工をする
大工が柱を建てるための溝を付ける。足元のカンナの下は私の描いた割付図。
将来撤去することも考えて、ビスも最小限で問題なし。撤去せずそのまま使っても良い。
合板の割付をして間柱を建てる
今回は防音材料として高性能グラスウールを壁の中に入れた。
完全な床と天井の水平と壁の垂直が出ているお宅は皆無。なのでべニアを削って調整する。
反対側にも気密シートを貼って防音性を高めた。

今までの子供部屋間仕切りの施工例はこちら

1軒目→ローコストで解体しやすい子供部屋の間仕切り壁造り。

2軒目→子供部屋を間仕切り壁で2つに分ける方法。後で1部屋に戻したいならシナべニアの造作壁リフォームがお勧め

3軒目→防音性のある子供部屋間仕切り壁は、子供部屋を2つに分けられて将来撤去するのも簡単です

4軒目→スイッチやコンセントがある場合の子供部屋の間仕切り壁の造り方。子供部屋の間仕切り壁の設置リフォームは、断熱内窓と一緒に工事すると、部屋が暖かくなり子供の勉強効率が上がりますよ 

5軒目→(5軒目)子供部屋の間仕切り壁の造り方。将来1部屋に戻すなら、シナベニアを使った間仕切り壁がおススメ!画鋲やビスも簡単に打てるので、受験生にも使い勝手良好

6軒目→子供部屋を2つに仕切るリフォーム「シナべニアで造る間仕切り壁」8つのメリット

7軒目→子供部屋をクランクのある間仕切り壁で、2つに仕切るリフォーム。子供部屋の間仕切り壁リフォーム事例

8軒目→子供部屋の間仕切り壁は、子供が何年生くらいの時に造ることが多いのか?子供部屋を2つに分けるリフォームの間仕切り壁の、材料の種類と施工のコツを解説します

9軒目→子供部屋の取外しのできる間仕切り壁リフォーム、9軒目は小山市

10軒目→子供部屋を2つに分ける間仕切り壁リフォームの特徴を説明します。10軒目は芳賀町のお宅でした。

11軒目→子供部屋の間仕切り壁リフォーム11軒目。壁と天井に下地が無く、床がカーペットの場合の造り方@小山市粟宮(あわのみや)

12軒目→子供部屋の間仕切り壁リフォーム12軒目。下がり壁とカーテンレールがある場合@宇都宮市関堀町 

吉田武志

有限会社ヨシダクラフト 代表取締役・一級建築士栃木県宇都宮市を中心に、手作り感のある「暖房を止めて寝ても朝寒くない快適な注文住宅」と既存を生かした「リフォーム・リノベーション」を手掛けている。創業118年の工務店(2017年現在)。

この記事をシェアする
コメント