ABOUTヨシダクラフトについて

ヨシダクラフトは、宇都宮市を中心とした隣接エリアに暮らす、価値観の近い住まい手に、
自然素材と造作建材を使った、永く快適に暮らせるコンパクトな高断熱住宅を造り、
完成後はメンテナンスとリフォームも、しっかりと行うことを大切にしている地域工務店です。

ヨシダクラフトが
大切にしている
「6つのこと」

地域を限定して家を造る
価値観の近い住まい手の家を造る
自然素材と造作建材を使って家を造る
永く快適に暮らせる、「ランニングコスト」と「メンテナンスコスト」が最小にできる家を造る
コンパクトな高断熱Q1.0住宅を造る
完成後はメンテナンスと
リフォームもしっかりと行う

HISTORYヨシダクラフトの歴史

当社は、宇都宮市三番町で、明治32年から建築業を行っている地域工務店です。
創業から第二次世界大戦くらいまでは鳶・土工事業を行い、基礎工事・足場架け・重量物運搬など、主に影の力として社会に貢献しました。
戦後から昭和40年代までは、煙突やガソリンスタンドをコンクリートで造っていました。特に煙突は、鉄筋を円形に組んで、コンクリートもドーナツのように円形に、高くなるにしたがって先細に造っていくという特殊技術を必要とするもので、熟練した技術なくしては出来ませんでした。
煙突の施工例としては、JR官舎・宇都宮製紙工場・作新学院等があります。令和2年8月現在、現存する煙突としては、当社北側に建つ、青源味噌様の白い漆喰塗の煙突があります。
その後、私の父が昭和40年代頃より、鉄筋コンクリートの小規模ビルと木造軸組み住宅を造り始めて、1998年5代目の私が宇都宮市に戻り、木造軸組みの高断熱Q1.0住宅の新築と、リフォーム・リノベーションを設計・施工で行う会社となっています。

大切にしている「6つのこと」
  • 01
    地域を限定して家を造る

    施工エリアは、宇都宮市を中心とした隣接地域としています。
    遠方での施工も不可能ではありませんが、お客様の家でトラブルが発生した際、なるべく早く私たちが駆け付けられる範囲となると、地域を限定して家を造るのが良いと考えています。
    目がしっかり届く範囲で仕事に責任を持つ。
    お客様の為になるとを考え、守っていることの1つです。
    具体的には、新築と大規模リフォーム(リノベーション)の場合は、事務所から車で1時間程度までのエリア。修繕工事のような小さなリフォームは、車で30分程度までを施工エリアとしています。

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  • 02
    価値観の近い住まい手の家を造る

    当社の主な営業方法は、ご覧頂いているこのwebとブログです。
    webとブログで自分の考え方を発信し、それを読んで共感して頂いた住まい手に、お客様となって頂いております。
    価値観の近い方の家を設計すると、考え方に似た点も多くなるので、先回りして提案が出来ます。逆に施主の要望により採用した造作や建材が、当社の標準仕様になったモノもあります。
    私は、価値観の近い住まい手の家を造りたいので、このwebとブログで、住まい手にとって価値のある独自情報を発信し続け、共感して頂ける方を1人でも多く作りたいと思います。
    ヨシダクラフトには展示場も無く、営業マンもおりません。余計な経費が掛かりませんから、それを家の品質に反映させています。

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  • 03
    自然素材と造作建材を使って家を造る

    自然素材と家具・建具などの造作建材を使う理由は3つです。

    • ① 本物の素材が持つ肌触りや経年美
    • ② 施主の希望に合うオリジナルの形状と寸法が、インテリアに合う材料を使って自由自在に造れること
    • ③ 廃盤になることが無く、ずっと修理が効くことで持続性が得られること



    特に、量産型住宅会社の使う工業製品の建材と違い、経年美が感じられて、廃盤にもならず、修理が効いて長く使えることで、長い目で見るとコスト面からもお得。
    それはリフォーム工事で、古い造作建材を再生させる場面に立ち会うと、強く感じます。

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  • 04
    永く快適に暮らせる、「ランニングコスト」と
    「メンテナンスコスト」が最小にできる家を造る

    永く快適に暮らすには、耐震性と断熱性を高めることはもちろんです。私たちは何より、住み心地に、とことんこだわった家を造っています。断熱性能と気密性能を高めたQ1.0住宅は、寒さや暑さという概念から解放されて身体が楽になり、健康で快適に暮らせる超省エネな住まいです。
    しかし、住まい手は家を建てる時に、建築費・断熱性能・耐震性能・デザインにはこだわりますが、重要な要素を見逃していると感じています。
    住まい手は、家を建てるなら出来るだけ安全・快適に暮らせる、素敵な家に住みたいという思う一方、できるだけ建築費用を抑えたいと、二律背反する思いを抱えています。
    しかしそのことで頭が一杯となり、「ランニングコスト」と「メンテナンスコスト」という、「家を建てた後に掛る2つの大きなお金」のことは、見逃している方がほとんどです。
    何故見逃しているかというと、「誰も教えてくれない」からです。
    特に新築後、10~15年の間隔で定期的に発生する、「外装メンテナンスコスト」については、毎回何百万円と高額になるため、住宅会社側は「新築前に、家を建てた後にかかるお金について話をすると、お客さんが家を建てなくなってしまうので、話さないでおこう!」と考えているのかもしれません。
    当社は他社が新築した住宅のリフォーム工事も行っているので、具体的にどのような家が傷みやすいかを知っており、新築時にそれを避ける形態操作と材料選択をしています。
    ランニングコストはもちろん、メンテナンスコストについても、長い目で見ると必ずお得になるように、新築時にご提案させて頂いております。後年、その差は数十万円でなく、数百万円になることも珍しくありません。
    私が書いているこのwebとブログを読んで頂けると、その一端をご理解頂けると思います。

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  • 05
    コンパクトな高断熱Q1.0住宅を造る

    自宅が大きすぎるために「ランニングコスト」と「メンテナンスコスト」という、継続して掛かる費用に悩まされている住まい手が多いのは事実です。私もその1人。
    例えば外壁や屋根塗装などのメンテナンスコストは、基本的に「面積×単価」で算出するため、大きな家は、よりお金が掛かることになります。「ランニングコスト」も同じです。
    対策として、新築時にできるだけコンパクトに家を建てることを推奨しています。具体的には、子供に個室が必要なのは、中学から高校までの6年間だと考えて、個室はできるだけ小さくした方が良いでしょう。何も考えずに新築した場合、子供が巣立つと大きめな子供部屋が納戸になって、埃が溜まっているお宅が多いです。
    Q1.0住宅以上の高断熱住宅は、小さな家と相性が良いのです。家全体の温度差がほぼ無くなるため、室内のどこも寒くないし、暑くも無くなりますから、どの部屋も稼働率が増して、小さな家でも広く使えます。
    客間も無くすことが可能になるかもしれません。というのも、家全体に温度差がないため、お客さんはLDKでも、極端ですが廊下でも寝ることが出来ます。LDKや廊下が寝床としても使えるなど、部屋の用途を兼用しやすい。ありがちな「普段は誰も使ってない客間」は間取りの検討から外せるのです。
    また、Q1.0住宅以上の高断熱住宅は、間取りにもよりますが、暖房用のエアコン1台と冷房用のエアコン1台程度と、設備とランニングコストもコンパクトに出来ます。建物の外に部屋数分の室外機が並ぶ不格好な状態は無くなり、エアコンの交換台数も少なくできますから、お得です。

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  • 06
    完成後はメンテナンスとリフォームもしっかりと行う

    当たり前の話ですが、家は建ててお仕舞でなく、人が住んでから始まるものです。当社では、定期点検と外装等のメンテナンスリフォームと、必要があれば大規模リフォーム工事もしっかりと行うことを大切にしています。
    手掛けた住宅をしっかりとメンテナンスリフォームすることは、仕事に責任を持つ上で大切なことですが、リフォーム工事を重要視しているのは、他にも理由があります。
    その理由は、リフォーム工事を行うと、建物の「その後の様子」が見られるので、「そこで、施主がどのように暮らしているのか?」と「どうすると長持ちする家を造れるのか?」を理解する上で、とても勉強になるからです。自社で建てたお宅のメンテナンスリフォームの経験と、他社が新築した住宅のリフォーム工事の経験から、自分が手掛ける新築とリフォームの形・大きさ・材料を考えて提案しています。
    分かりやすい結論から先に言うと、メンテナンスで一番お金が掛かるのは屋根と外壁、いわゆる外装なので、新築時になるべく傷みにくい形と材料にします。
    ベランダは防水のメンテナンスが必要になるので、できるだけ造らない方向で考えています。
    材料については、外装材も内装材も、廃盤になりにくく、なるべく長く使えるモノを選び、定期的にメンテナンスをするのが王道です。
    当社は、大手ハウスメーカーも含めて、他社が新築した住宅のリフォーム工事も行っていますから、他社が施工した築20~30年のお宅を測る機会があります。
    建物の垂直・水平精度は、基礎のセルフレベリング剤が普及して、土台の載る基礎天端をほぼ平らに造れるようになったこと、また構造材のプレカットが一般的になったことから、大手ハウスメーカーも地域工務店も変わらない印象です。
    しかし、違うのは仕上げ材の劣化と冬と夏の過ごしやすさです。普段、私たちが目にしている建物の一部は、全て仕上げ材です。特に、過酷な風雨に晒される外装仕上げ材の面積は広いので、雨のかかり方と材料の種類で、耐久性に大きな違いがあることが分かります。雨に掛かりにくい形態とした上で、耐久性があり、廃盤にならずに交換出来る可能性の高い材料で造ることが大切だと実感しています。
    また、大手ハウスメーカーや量産型住宅会社が使っている、新建材と呼ばれている内装仕上げ建材は、合板の心材に、塩ビシートに木目をプリントしたシートで造られています。最初は綺麗ですが、15年もすると劣化してみすぼらしくなる上に、廃盤になって部品交換が効かない可能性が極めて高い材料です。そのことが、内装の大規模リフォームの原因になることがありますから、使わないほうが良いでしょう。
    分かりやすいように具体例を書いておきます。
    最大手ハウスメーカーで新築して23年。新建材の床材が劣化して、無垢フローリングへのリフォームを希望する方のお宅に伺った時のブログです。ご主人いわく、内外装の新建材は経年すると無残になるので最悪であり、新築時の建築費用の高さも加わり、家については「後悔しかない!」とのことでした。

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