リフォーム, 高断熱高気密省エネ住宅.

部屋を閉め切って頭が「ボーっ」とするほど暖房しているのに、隙間風のような冷気を感じて、足元が寒いことは無いでしょうか?

 

そのように感じたら「コールドドラフト現象」が起きている可能性があります。

 

暖房しても寒ければ、光熱費が掛るばかりか、不快な足元の冷えは、身体にも良くありません。

 

今日のブログは、「コールドドラフト現象の原因」となる「窓の断熱性能の低さ」を補強することで、足元の冷気を感じない暖かい室内にする窓の断熱リフォームを2つ教えます。

 

まずはコールドドラフト現象とは何か?コールドドラフトの仕組みを理解しましょう。

 

コールドドラフトとは何か?

コールドドラフト図解

 

画像出典

コールドドラフトとは、冷たい窓廻りから発生する下降冷気のこと。外の冷たい空気で窓の室内側も冷やされて、窓に沿って冷たい下降気流が生じます。冷たい空気は重いので、床に沿って冷気が室内に広がります。これがコールドドラフト現象です。

 

「コールドドラフトの原因」は窓の断熱性の低さなので、窓を断熱リフォームするのが解決の近道です。コールドドラフトの発生源である窓をそのままにして、暖房機を買い替えてガンガン暖房しても根本的な解決策にはなりません。

 

コールドドラフトを隙間風と間違える理由

閉め切った部屋で暖房をしているのに、足元等に冷気を感じるのがコールドドラフト現象なので、窓や室内ドア等の隙間風と間違えることがあります。

 

コールドドラフトは「窓の断熱性の低さ」が原因なので、窓やドアの隙間を気密パッキン等で塞いでも、本質的解決策にはなりません。

 

コールドドラフトが起きやすい家

コールドドラフト現象が起きやすい家は、「窓の断熱性が低い家」です。今から30年前くらいの古い家(昭和くらいまでの家)は、アルミサッシ1枚ガラスの「窓の断熱性が低い家」が多かったのです。

 

上記のように冬の暖房時に家の中から出ていく熱の50%以上が窓からというデータがあります。

 

断熱性能が低い窓のままでは、いくら暖房の設定温度を上げて部屋を暖めようとしても、どんどん「断熱性能の低い窓」から熱が逃げてしまいます。窓の断熱性能を上げるという根本的な対策をしない限り冷気を防ぐことはできません。これでは光熱費もかさんでしまいます。

 

ちなみに、夏は70%以上の熱が窓から入ってくるので、窓の断熱性能を上げることは、夏の暑さ対策にも合理的です。

次は、私がおススメする窓の断熱リフォームを2つ教えます。既存窓を壊さずに取り付けられるリフォームであることも合理的です。

コールドドラフトを防ぐ、窓の断熱リフォーム2選

私がおススメする窓の断熱リフォームは2つです。

 

内窓施工写真

 

1つは、既存窓の内側に「樹脂製ペアガラスの内窓」を取り付けること。冬の暖房時に家の中から出ていく熱の50%以上が窓なので、窓の断熱性を高めるのが合理的です。

 

窓の断熱リフォームではこれが一番のおススメで、多数の施工例があります。

 

断熱内窓関連ブログ。

結露防止のために和室の障子部分に断熱内窓を付けた施工例、連続写真でご覧あれ

性能向上断熱内窓・二重窓リフォーム1・栃木県宇都宮市

築51年の住宅の木製窓を断熱リフォームできたのは、屋根庇のおかげだった

大繁殖していたカビの原因は結露なので、断熱リフォームを行いました

 

 

ハニカムサーモスクリーンは、ダブルハニカム構造になっており断熱性が高いです。

2つ目は、既存窓の内側に「断熱ブラインド」である「ハニカムサーモスクリーン」を取り付けること。

 

ハニカムサーモスクリーンは、気密性が高くなる断熱レール付がおススメです。性能は内窓には劣りますが、かなり効果的です。断熱内窓が付かない場合もありますので、その場合は「ハニカムサーモスクリーン」の取付を検討します。

 

ハニカムサーモスクリーン関連のブログ。

築29年の木製玄関ドアの断熱性と気密性を高めるリフォーム、連続施工写真でご覧あれ

断熱内窓が付かない窓の寒さ対策リフォーム

ハニカムサーモスクリーンの取付方法を連続写真でご紹介。窓の内側に付けて、夏の暑さ対策、冬の寒さ対策ができます

お客さんもおススメの窓の断熱スクリーン「ハニカム・サーモスクリーン」は、具体的にどこが良いのか ?

 

コールドドラフトを防ぐ、その他の方法

その他の方法としては、厚手のカーテンに変更したり、窓下にウィンドラジエーターを置くなどの方法がありますが、厚手のカーテンの断熱性能は「ハニカムサーモスクリーン」に劣りますし、ウィンドラジエーターは割と高価な上にランニングコストも掛かります。どちらも、コールドドラフトの原因となる窓の性能を上げるという根本的解決策にはなっていません。どちらも窓枠を傷つけないで出来るので、賃貸アパート向きの、応急処置的対策です。

吉田武志

有限会社ヨシダクラフト 代表取締役・一級建築士

栃木県宇都宮市を中心に、手作り感のある「暖房を止めて寝ても朝寒くない快適な注文住宅」と既存を生かした「リフォーム・リノベーション」を手掛けている。創業118年の工務店(2017年現在)。

  1. おまめ

    お世話になります。
    うちの実家は30年ほど前に建てたハイムの家ですが、
    当然夏暖房、冬冷房かかってるような家です。

    内窓の重要性はわかりましたが、
    特に寒い風呂がジャロジー窓なのですが、
    もし、内窓が付かず、ハニカムもカビるのでつけない場合、窓交換しかないのでしょうか?

    ※ハイムですが、30年間1度もサポート無し。
    私が中学生頃、両親がリフォームの為、ハイムに連絡しましたが音信不通になったので、
    ハイムには間違っても頼みません。

    返信
    • yoshidacraft

      書き込みありがとうございます。
      特に寒い風呂のジャロジー窓の件。
      見てみないと分かりませんが、ジャロジー窓のハンドルを交換したり、フカシ枠を付けたりすることで、内開き等の内窓を付けられるかもしれません。
      宇都宮市近辺なら見積対応します。
      よかったら、お問い合わせからご連絡ください。

      返信

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

*