2009-05-01
建材・住宅設備・便利グッズ

国土交通省からの封筒

国土交通省から封筒が着ました。
建築士に届けられている封筒です。
姉歯事件の影響で成立した法律が施行されるというお知らせ。
2週間程前に届いていたのですが、面白くないので読む気が起きず。
やっと目を通しました。
その中の1つ。
建築設計・工事監理等の新しい業務報酬基準が策定されたとなっています。
分かりやすくいうと、この業務報酬基準では、仕事した分だけ報酬となるとあります。
が、
強制力は無いとの事。
(強制力あったら、設計事務所は儲かってしょうがないです。)
ようするに当事者同士で決めてくださいとなっています。
まさに絵に描いた餅。
どう考えても、当事者同士で決めるしかないものを、お金掛けて告知しています。
参考にしてくれというところなのでしょう。

吉田武志

有限会社ヨシダクラフト 代表取締役・一級建築士栃木県宇都宮市を中心に、手作り感のある「暖房を止めて寝ても朝寒くない快適な注文住宅」と既存を生かした「リフォーム・リノベーション」を手掛けている。創業118年の工務店(2017年現在)。

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コメント
カントリーライフ@Oregon

強制力無し。 そんなにビジネスあまくないんですよね、現実。 人と人との約束事は、基本的に当人同士でまずは話して解決するように!と幼稚園で学ぶような事が基礎になってますね。 法律は、約束ごとのものさしをもって話を始めます。が、なぜかお互いの欲、坪あたり20万で60年一生保証!なんてのが出て来たり恩や気弱さやズルさなどいろんな要素でものさしで測れないほど離れていってしまいます。両者が意見がたがうと 法律をもって判断する。 話し合いにならないと、訴えて初めて 法の下で裁きがでる 自分の問題は基本的に自分でする。 ということなんですね。 日本のニュースで、マンションか何かで破格値でこれ以上にないほどの保証と品質で前金制度で販売をしていた建設会社が破産して逃げたというのを見ました。 生きる上で衣食住の要ですよね。あんまり欲張って自分だけに都合の良い物件や価格を求めないで、もう少し造り手側にも生活や人生があって、そこをサポートしないとその造り手側もやってけないところを尊重するという相手を思い遣る気持ちが買い手側には欠けているように思いました。我が家を尊重するように、そこに関わる人に対しても同じように尊敬するという想いがあれば、あり得ないような物件に手を出す事は無いように思えます。 嘘でも最悪損してもいいからいいディールだから買っとこう!と思う人には買いの物件ですが、そうでない普通の家は一軒マイホームという人へはまともな人からまともなルートで建築した方が安全かな。

2009年05月05日
ヨシダクラフト

カントリーライフ@oregonさん そう。 世の中には自分にだけ都合の良い話などなくて、良い面もあれば必ず悪い面もあります。 世間の相場と比較して、値段が安ければ、何か悪い面が必ずあると考えなければなりません。 お互いの立場を尊重できない人とは、関係が長くは続きませんよね。それは売り手と買い手の関係でも同じだと思います。

2009年05月05日