現場用資材テントは、木材を濡らさずに保管できて取り出しやすいので、とても便利で大工も絶賛!
今週末に構造見学会を行うSH-houseは、延べ床面積24.5坪の平屋のような小さなQ1.0住宅。
敷地面積は≒81坪。狭小敷地が多い当社にとっては、とても広くて作業がしやすい現場です。
広い敷地を利用して、今までは、狭くて設置できなかった現場用資材テント(木材ラック)を今回初めて使ってみました。
木材を濡らさずに保管できて、取り出しやすいのでとても便利で大工も絶賛しています。
敷地に余裕のある現場なら、また使ってみたいと思いました。
今日のブログは、現場用資材テント(木材ラック)を使ってみての感想を書きます。
また、宇都宮市近辺で、現場用資材テントをレンタルしている仮設資材業者は3社ありますが、一番リーズナブルな業者も教えます。
現場用資材テント(木材ラック)を使ってみたかった
私は、新住協の関東支部に所属しています。
年に6回ほど、研修会があり、他の工務店の建築現場を見に行って、勉強させて頂くことがあるのですが、その時に何度か、現場用資材テント(木材ラック)を見ました。
今年5月に見学させて頂いた、美しい断熱施工の高崎市のアライさんの現場でも現場用資材テント(木材ラック)を使っており、整理整頓も行き届いていたため、私も使いたくなってしまったのです。
現場用資材テント(木材ラック)は現場監督のストレスを減らします
今までは狭い現場が多くて、職人や私の駐車スペースが優先のため、現場用資材テント(木材ラック)を置くスペースがありませんでした。
通常、新築の場合は敷地内の、土や砂利の上に角材を並べて、その上に下地木材や金物等を置き、そこにブルーシートで養生をしていました。
建物に屋根が架かり、室内が塗れなくなると、雨に濡らしたくない建材は、工事途中の室内に運び込みます。ただし、そうなると室内の作業スペースが狭くなるので、どうしても屋外に建材を置くのは避けられません。
この方法が間違っているとは思いません。しかし、雨や風の影響は、必ず受けます。
雨の日は、ブルーシートを2重にしていても、多少泥跳ねはあり資材が濡れますし、風の強い日はブルーシートがまくれるときもありましたから、家に帰って来てからも、常に外に置いたブルーシート下の資材のことが心配でした。
また長期間、地面に近いブルーシートの中に木材を置いておくと、梅雨の時期は木材にカビが生えることもありました。
今回、この現場用資材テント(木材ラック)によって、それらの心配事からは解消されて、私はストレスが1つ減りました。
現場用資材テント(木材ラック)を大工も絶賛
現場用資材テント(木材ラック)には、木材が多く入れられているため、ほぼ使うのは大工です。
今回、使用している高久大工に使い勝手を聞いたところ、「材料が取り出しやすく、雨に濡れる心配がないので、とても良いからできるなら使いたい!」とのことでした。
現場用資材テント(木材ラック)の中には何を入れているのか?
木材は、間柱、30×40の下地材胴、胴縁等を入れています。後は構造金物、釘、ビス、気密部材各種、タイベック等の防水材を入れています。
Q1.0住宅を造ると、気密部材は多くなるのですが、この現場用資材テント(木材ラック)があると管理が楽です。
現場で使う木材と、こまごましたものはほとんど入ります。
雨に濡れないので、資材の状態もベストです。
現場用資材テント(木材ラック)のサイズ
間口1500mm×奥行4000mmです。
住宅で使う木材は通常一番長くて4000mmなので、ほぼ全ての木材がこの現場用資材テント(木材ラック)に入ります。
また、厚手のシートで覆われており、チャックも防水仕様で安心です。
現場用資材テント(木材ラック)の使い勝手
とても使いやすいです。棚は見積時に打合せして2段にしてもらいました。一番使い勝手が良いのが、チャックの付いた開口部が3か所あること。
間口1500の2箇所と、長手方向にも1箇所ありますから、とても材料が取り出しやすいです。
また、金物や気密部材、気密テープなどの小さなものを整理して中に置けるので効率的。現場の中を探し回るとか、ブルーシートを開けて下のほうから取り出す手間も必要ありません。
栃木県宇都宮市近辺で現場用資材テント(木材ラック)をレンタルするならここだよ
私が調べたところ、栃木県宇都宮市近辺で現場用資材テント(木材ラック)をレンタルしている会社は3か所のみ。
ほどんどの足場屋ではレンタルしていませんでした。
その中で私が調べたところ、一番リーズナブルなのは、さくら市喜連川のカセツリース(株)です。
カセツリース(株) 028-686-5063
足場と仮設トイレもやっており、仮設トイレと一緒にレンタルしたいとのことです。
Q1.0住宅の構造見学会は残り1枠です
今月末7/27(土)と7/28(日)に、宇都宮市のグランドホテル近くで、このQ1.0住宅の構造見学会を行います。
平屋のような24.5坪の住宅です。見どころは付加断熱と制震ダンパーと床下エアコンを入れる基礎断熱。
7/28(日)15時の枠が、1つだけ残っています。
見学希望の方はお申込みください。
案内を貼っておきます。
■7/27(土) →予約満了になりました。
①10:00 ②13:00 ③1500
■7/28(日) →15:00からが空いています。
①10:00 ②13:00 ③1500
有限会社ヨシダクラフト 代表取締役・一級建築士栃木県宇都宮市を中心に、手作り感のある「暖房を止めて寝ても朝寒くない快適な注文住宅」と既存を生かした「リフォーム・リノベーション」を手掛けている。創業118年の工務店(2017年現在)。
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