2019-07-23
SH-house(宇都宮市)
高断熱・高気密住宅

高断熱住宅を造る大工を中心に、全国草の根的に広がる「天野式現場整理棚」

今週末に構造見学会を行うSH-houseは、延べ床面積24.5坪の平屋のような小さなQ1.0住宅。

 

現場は大工工事中で、付加断熱と充填断熱を施工しています。

 

今日のブログは、一般的な新築現場には見られないものが2つありますのでご紹介します。

 

天野式現場整理棚

天野式現場整理棚。左側のゴミ箱も使いやすくて良いです。

 

1つは、大工が造った整理棚です。

 

厚いべニアで造られており、背面には杉の貫板が張られて、柱に固定されています。

 

棚にはビス・釘・気密テープ・ウレタンスプレー・ボンド・ゴミ袋等が納まり、脇には箒・掃除機などが掛けてあります。

 

初めて見ましたが、これは良いなと思いました。

 

というのも、大工は多くの種類のビス・釘・構造金物・気密テープ等を使いますが、通常はこのような整理棚を造っていないので、室内にある各窓台の上や、床の上にビスや釘を置き、何処に何があるか分からなくなるからです。

 

ビス1つとっても、素材・用途・長さに違いがあり、家を1軒建てるには、何十種類ものビスを使います。

 

そこでこのような整理棚があると、ある程度1箇所に整理できるので、良いと思いました。

 

ビスや釘や金物は小さいので、整理がされていないと、室内のどこにあるか分からなくなってしまいます。探し回る時間が勿体ないし、現場のどこかに隠れているのに、見当たらないから買うなんてことも起こり得ます。

 

現場の高久大工に聞いたところ、山梨の天野大工の現場を見に行った時に、このような「整理棚」があり、「影響を受けて」造ったとのことです。

 

高断熱・高気密住宅を造っている、もしくはこれから造りたい多数の大工が天野さんの現場を見ているようですから、全国草の根的に、天野式現場整理棚が広がっているのかもしれません。

 

昨日紹介した「現場用資材テント」とこの「整理棚」があるので、効率的に仕事が出来ています。

 

現場用資材テントは、木材を濡らさずに保管できて取り出しやすいので、とても便利で大工も絶賛!

 

今週末、7/27(土)・7/28(日)の構造見学会では、この「天野式現場整理棚」も見学出来ます。

 

何故か現場にある冷蔵庫

もう1つが冷蔵庫です。高久大工が自宅から持ってきて、飲み物と現在は25度以上になると膨らみ始めるVKPテープが入っています。

 

Q1.0住宅の窓廻りに、気密・断熱・防水が同時にできる膨張型テープ、「ウルト社のVKPテープ」を使ってみた

 

高久大工の自宅は那須塩原市。宇都宮市の現場まで毎日往復するのは大変なので、私の父親が大家である古い賃貸アパート「吉田荘」に宿泊して、現場に通っています。

 

普通ならアパートに冷蔵庫が欲しいと思いますが、現場が終わった後は、銭湯に行って帰って寝るだけなので、必要ないそうです。

 

木造住宅の工事中、現場に一番長時間滞在するのは大工です。ですから工事中、大工が現場を使いやすく自分の家のように使って、建物が完成すると良い家が出来るのではないかと思います。

 

大工が現場を自宅のように使っていると、他の職人も普段に増して気を使い、より整理された状態で現場が進むのではないかと期待しています。

 

今週末7/27(土)・7/28(日)に行うQ1.0住宅の構造見学会は残り1枠です

 

小さな24.5坪のヒューマンスケールの住宅です。

 

今週末7/27(土)と7/28(日)に、このQ1.0住宅、SH-houseで構造見学会を行います。

 

24.5坪の平屋のような住宅です。

 

住所は宇都宮市のグランドホテル近くです。

 

7/28(日)の15:00からの枠が空いています。

 

分厚い225mmの付加断熱が見どころの1つ。

ヨシダクラフトの住宅に興味のある方は、お申込みください。

 

案内を貼っておきます。

Q1.0住宅構造見学会のお知らせ@宇都宮市 

 

■7/27(土) →予約満了になりました。

①10:00   ②13:00  ③1500

■7/28(日)  →15:00からが空いています。

①10:00  ②13:00  ③1500

 

吉田武志

有限会社ヨシダクラフト 代表取締役・一級建築士栃木県宇都宮市を中心に、手作り感のある「暖房を止めて寝ても朝寒くない快適な注文住宅」と既存を生かした「リフォーム・リノベーション」を手掛けている。創業118年の工務店(2017年現在)。

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