リフォーム.

下はカットしないべニアを貼り、上はカットしたものを貼ります。

 

このブログを見てご連絡頂き、また子供部屋の間仕切り壁を造ってきました。シナべニアで造る子供部屋の間仕切り壁もこのお宅で8軒目。同じような間仕切り壁を8軒も造っていると、作業はかなりスムーズになりコツも分かってきました。

 

今日のブログは、「一般のご家庭では、お子さんが何年生くらいの時に子供部屋の間仕切り壁を造っているのか?」と「間仕切り壁を造る材料の種類と施工のコツ」について書きます。

 

一般のご家庭では、お子さんが何年生くらいの時に子供部屋の間仕切りを造っているのか?

子供部屋を2つに間仕切る理由は受験勉強とプライバシーの確保の2つ

一般のお宅では、お子さんが中学校にあがる前の6年生の時、もしくは高校受験前の中学2年生の終わりか、3年になった時に行うことが多いです。個室にして集中して受験勉強に臨むには、中学2年くらいに行うのが良いと思います。

 

また、子供がプライバシーを確保したいと考えるのも同じくらいの時期になります。

 

シナべニアで造る子供部屋の間仕切り壁の利点は、全てビス留めなので1部屋に戻せること、色や質感に違和感がないこと

べニアの幅に合わせて溝を掘った間柱を天井と床に設置してから、溝に間柱を建てます。

この間仕切り壁は、木の骨組みも表面のべニアも全てビス留めで接着剤は使っていません。ですから必要なくなれば、ドライバー1本で撤去できて1部屋に戻せます。かつ、しっかりした造りの壁なので、そのまま2部屋に分けた状態で時間が経過しても、壁が倒れたり劣化するという問題もありません。

 

このシナべニアの間仕切り壁なら、最初は白っぽいので既存の白い壁に合わせても違和感がなく、だんだんと焼けて薄い黄色になって、部屋と馴染んできます。既存の壁と合わせても、色と質感に違和感がありません。

 

べニアなので、勉強で使うプリントを画鋲で貼ったり、テープで留めることにも適しています。

 

子供部屋を2つに分けるリフォームで使うシナべニアの厚さは9mmが良い理由

表面のシナべニアの厚さは9mmがベストです。9mmの下の5mm厚のべニアは薄くて軽いので運びやすいですが、薄いのでモノを当てると破損しやすく耐久性に問題があります。9mmの上の12mm厚では重いので運搬するときに大変です。耐久性と軽さのバランスが良いという理由で、9mm厚のべニアを使っています。

 

寸法は1825mm×915mm×9mm。シナべニア1枚分の平面寸法は畳1畳分とほぼ同じ。子供部屋は2階にあることが多いので、畳1畳分の大きさのべニアを玄関から持ち込みます。玄関ホール→LDK→階段→2階の子供部屋と、周囲の壁や床を傷付けず運ぶには、なるべく軽い部材のほうが運びやすい。重い材料を運ぶと、態勢を崩して壁や床を傷つけたりします。特に階段は狭いので、壁や床を運搬中のべニアで傷つけないように注意する必要があります。

 

子供部屋を2つに間仕切るリフォームの施工のコツ

これは以前施工したお宅の写真。ベランダ手摺を養生して部屋を通らずに、材料を2階に搬入した。

べニア板は階段から運ぶのが良いのですが、べニアを貼る前に施工する骨組みに使う木材は細くて長いので、階段から運ぶと室内を傷つけやすい。ですからあらかじめ庭や駐車場で加工したものを、室内を通らずにベランダや窓から2階に入れると良いです。

 

これが間柱。溝を造るために丸鋸でラインを入れます。

べニアの下の骨組みに使う木材は、主に間柱(まばしら)という材料を使います。間柱の材質は杉の無垢材で、寸法は105mm×30mm×3000mm。この部材を部屋の天井高さと壁の長さに合わせて、庭や駐車場でカットしてから室内に搬入します。断面寸法は変わらず105×30のことが多いですが、長さは壁の幅や部屋の天井高に合わせて、室内でカットする必要が無いようにピッタリ寸法にカットします。部屋の幅である2600mmや部屋の高さである2400mm程度にカットすることが多いです。この長い材料を持って階段の壁や床や天井を傷付けずに昇るのは大変なので、ベランダや窓から2階の子供部屋に直接搬入するのがベストなのです。

 

その後、ノミで溝を掘ります。加工は基本的に外で行います。

ベランダや窓から木材を搬入するときは、外壁を傷つけないように、あらかじめ毛布等を持参して、ベランダや窓から垂らして外壁・手摺・窓を養生してから、骨組みとなる木材を搬入します。

 

※養生(ようじょう)・・・建築で使う養生という言葉の意味は、傷付けないように保護することです。

 

あらかじめ木材をカットしてから室内に搬入する理由は、子供部屋には、ベット・布団・学習机・本棚・ぬいぐるみ等があるので、そこで電動丸鋸(まるのこ)を使って木粉をまき散らすわけにはいかないからである。

 

あくまでも子供部屋で行う作業は、骨組みとなる木材をビスで既存の壁に留める作業と、カットしたべニアの木口を鉋(かんな)で削って、ビス留めする作業の2つのみ。

 

それでも、最後に子供部屋を掃除すると、鉋で削った木がコンビニ袋1つ程度は出ます。

 

また、間仕切り壁の厚さを薄くする必要がある場合は、あらかじめ大工の作業小屋に材料を持ち込んで加工を終わらせてから、当日を迎えます。間仕切り壁を薄くする必要がある場合とは、2つのカーテンボックスの間に間仕切り壁を造る場合や、窓とコンセントの隙間に、通常よりも薄い間仕切り壁を造るような場合です。

 

部屋の床と壁、壁と天井がほぼ垂直だと、作業が早く終わります。

ちなみにこのお宅は、床と壁及び、壁と天井がほぼ垂直だったので、既存の壁や床に合わせてべニア板を削る回数が少なく、通常より1時間早く作業が終わりました。

 

一般的に部屋の床と壁は、完全に垂直になっていることは少ないです。貴方のお部屋も、壁が微妙に倒れていたり、床に不陸があったりします。垂直に造られているべニアを壁に当ててみると、直ぐにそれが分かります。

 

垂直に造られているべニアを、倒れた壁にそのまま貼ると、べニアと壁やべニアと床に隙間が出来てしまうので、壁や床の状態に合わせて、べニアを鉋(かんな)で何度も削って、なるべく隙間が無いように貼っていきます。

 

子供部屋の間仕切り壁リフォームと一緒に行うと、子供の勉強がはかどるリフォームはコレ

子供部屋の間仕切り壁の設置リフォームは、断熱内窓と一緒にリフォームすると、部屋が暖かく結露も少なくなり、子供の勉強効率が上がりますよ。というご提案をしたいと思います。

 

窓の断熱内窓リフォームと一緒に行うと、冬部屋が暖かく、夏涼しくなり、快適な環境で勉強できます。快適な部屋で勉強すれば効率も上がりますから、良い投資ではないでしょうか?

 

暖かい部屋で勉強すると、風邪やインフルエンザのリスクも減りますし、窓の結露もかなり減るのでカビも発生しずらく、家も傷みにくくなります。

 

断熱内窓の事例についてはこちらをご覧ください。

 

結露防止のために和室の障子部分に断熱内窓を付けた施工例、連続写真でご覧あれ

 

性能向上断熱内窓・二重窓リフォーム1・栃木県宇都宮市

 

大繁殖していたカビの原因は結露なので、断熱リフォームを行いました

 

今まで行った、子供部屋をシナべニアの間仕切り壁で2つに仕切るリフォーム7軒のブログ

普通の間仕切りの他に、子供部屋の間仕切り壁に防音のための断熱材を入れた事例、壁の位置にスイッチあった事例、クランクのある間仕切り壁を造った事例等のブログです。

 

1軒目→ローコストで解体しやすい子供部屋の間仕切り壁造り。

 

2軒目→子供部屋を間仕切り壁で2つに分ける方法。後で1部屋に戻したいならシナべニアの造作壁リフォームがお勧め

 

3軒目→防音性のある子供部屋間仕切り壁は、子供部屋を2つに分けられて将来撤去するのも簡単です

 

4軒目→スイッチやコンセントがある場合の子供部屋の間仕切り壁の造り方。子供部屋の間仕切り壁の設置リフォームは、断熱内窓と一緒に工事すると、部屋が暖かくなり子供の勉強効率が上がりますよ 

 

5軒目→(5軒目)子供部屋の間仕切り壁の造り方。将来1部屋に戻すなら、シナベニアを使った間仕切り壁がおススメ!画鋲やビスも簡単に打てるので、受験生にも使い勝手良好

 

6軒目→子供部屋を2つに仕切るリフォーム「シナべニアで造る間仕切り壁」8つのメリット

 

7軒目→子供部屋をクランクのある間仕切り壁で、2つに仕切るリフォーム。子供部屋の間仕切り壁リフォーム事例8軒目

 

警察汚職映画の金字塔。不朽の名作がAmazonプライムに降りてきました。キムベイシンガーが美しいです。

カスタマーレビューの高いコレも降りてきました。

吉田武志

有限会社ヨシダクラフト 代表取締役・一級建築士

栃木県宇都宮市を中心に、手作り感のある「暖房を止めて寝ても朝寒くない快適な注文住宅」と既存を生かした「リフォーム・リノベーション」を手掛けている。創業118年の工務店(2017年現在)。

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