リフォーム不測の事態
転勤で新しいご家族が来るので、7年間ほど人が住んでいなかった部屋の内装のリニューアル工事。
内装のリニューアルとキッチンとお風呂を新しくするだけなので、難しい工事ではないと思っていた。
甘かった。
全ての配水管が鋼製であるということが仕上がってから発覚。
会社の方も鋼管だとは知らなかったようだ。
他の部屋はずっと人が住んでいるので、普通に使われている様子。
通常の排水管は塩ビ製。
内装のリニューアルと住宅設備交換だけの注文だったので、床下配管の交換までは見ていない。
30年前に建てられた鉄骨3階建て
しかも7年も人が住んでいなかったので、トイレを除いた全て配水管が錆づまり。
水が流れない。
お風呂、洗面、洗濯機置き場の3箇所は、配管を清掃する機械でどうにか錆を取り除き、
水が流れるようになった。ここまでの掃除で設備屋さん2人で1日半。
問題は、キッチン排水。油の影響もあり手動の道具では埒が明かず。
強力なアメリカ製の電動配管掃除機で清掃すること2時間。
強力なアメリカ製の電動配管掃除機
水が流れたと思ったら、道具が鋼管を突き破り、下階に漏水。
部屋は3階でその下は工場なので、助かった。
人が住んでいなくて良かった。
梯子を掛けて、下から配管を交換。
仕上がっていた、床を最小限で壊して、配管を鋼製から塩ビ製に交換。
もう一度床を仕上げて、今、戻ってきました。
疲れました。
一番上が配管の錆。びっしり詰まっている。
これじゃ、排水は流れないよな。
有限会社ヨシダクラフト 代表取締役・一級建築士栃木県宇都宮市を中心に、手作り感のある「暖房を止めて寝ても朝寒くない快適な注文住宅」と既存を生かした「リフォーム・リノベーション」を手掛けている。創業118年の工務店(2017年現在)。
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