2019-11-28
SH-house(宇都宮市)
インテリア・家具・収納
高断熱・高気密住宅

施主と一緒に建具屋の作業場に行って、Q1.0住宅で使う造作建具を触ってみた

これから自宅に建て込まれる造作建具を見る施主のSHさん。

 

9/28に施主のSHさんと、建具職人の作業場まで造作建具を確認しに行ってきました。

 

Q1.0住宅にして暖かく身体が楽な家を造ることはもちろん、インテリアの統一感・使い勝手の良さ・長期利用できる内外装とすることも同じように大切にしているので、造作建具と造り付け家具はマストアイテムとなります。

 

今回は、建具職人の柳さん(やなぎさん)が造作建具のモックアップ模型を造ってくれたので、動作確認が主目的でした。

 

モックアップ模型とは?

原寸のモックアップ模型で、開き戸の金物の外観デザインと使い勝手を確認。この金物を使うと床に付ける「戸当たり金物」が必要ない。

モックアップ模型とは、商品の外観デザインや使い心地、可動部の検討用に用いられる木製の模型のことです。

 

依頼している建具職人が、ほぼ原寸大のモックアップ模型を造ってくれたので、実際に動かすことが出来、よく理解できました。

 

何のモックアップ模型かというと、昨日のブログに書いた、トイレ開き戸の開閉時金物である「堀込ステンレスアームストッパー」の模型である。

 

使って良かった造作建具金物4つとその理由

 

この「堀込ステンレスアームストッパー」を使うと、床のマグネット戸当たり金物が必要なくなるので、室内がよりシンプルに広く見えるため、私が使用を決めたのですが、初めて使う金物でした。

 

かつ頻繁に使うトイレの開き戸に使う金物なので、施主のSHさんにも、事前に使い勝手を体感してもらったほうが良いと考えました。

 

特に確認したかったのは、扉がどの程度開いて止まり、レバーハンドルが壁にぶつからないかどうかでした。

 

実際使ってみたら、「使い勝手が悪かった」「思っていたのと違った」という事態は避けたいからです。

 

この金物を付けることで、室内がスッキリし、途中でドアを止めやすいので使い易くなることを確認しました。

今回はレバーハンドルでなく、こちらのガラスのドアノブを使った。

寡黙だが当社の施主の中にも、隠れファンがいる造作建具職人の柳(やなぎ)さん

こちらが建具職人の柳さん。新築はもちろんだが、一番本領発揮するのはリフォームでの現場調整だ!写真は他のお宅のリフォームで曲がった柱に合わせて建具調整しているところ。

当社の造作建具を造ってもらっている柳さんとは、私の父親の代からで、当社とはもう40年以上の付き合いとなる。

 

私も20年近い付き合いになるが、初めて作業場に伺った。

 

寡黙だが、当社の施主の中にも、隠れファンが付いている職人である。

 

造作建具は良いモノを長く使いたいご家族に向いている

建具屋の作業場は整理整頓され専用機械と工具が並ぶ。昔の体育館のような「幅広の無垢の床材」が心地よい。

造作建具は、既製品の建具と違い、インテリアに統一感が出ることはもちろん、古くなっても色々と修理が効くので、良いモノを長く使いたいご家族に向いている。

 

対して、大手ハウスメーカーやローコストビルダーが定番としている既製品の建具は、廃盤が宿命であり、表皮が「木目のプリントシート等で出来ている」ため安っぽく見える上に、塩ビの木目シートなので削ったりして直すのは、ほぼ付加である。

 

だから、インテリアにこだわりを持ち、良いモノを長く使いたい施主は、造作建具の1択になる。

 

造作建具なら、地域の建具職人がいる限りは直せる可能性が高いです。

 

その理由はこちらのブログをご覧ください。

 

ちなみに10/12の台風19号で当社ショールーム及び近隣の施主が床上浸水の被害を受け、建具が変形したが、造作建具であり、かつ直せる範囲の変形だったので、すべて柳さんに削って調整して直してもらった。既製品の建具では直すのは難しく、壁を壊すなどの大規模改修に発展したと思う。直せる可能性の高い建築部材を使っていると、天災時にもお得である。

 

【会話】建具職人が造った造作ドアは、時を経ても別の建具職人が修理出来る!しかし既成品ドア (既製品建具)は古くなると修理が効かない可能性が高い!という職人との会話

 

この建具職人、柳さんは、様々な要因で可動しにくくなった古い建具を直したり、またはインテリアリフォーム時に、古い空間に新しい建具を入れてインテリアを蘇らせたりするので、特にリフォーム施主に人気がある。

 

造作建具リフォームのメリットは、どこも壊さず、簡単にインテリアの雰囲気を変えられること

 

造作建具と既製品建具のメリットとデメリットについては、こちらのブログをご覧ください。

 

造作ドア(造作建具)にすると決めた理由は「吉田さんの造る住宅はダサイ!」と言われたからでした

 

これから新築住宅で使う建具を触ってみた

自宅で使う造作建具を触っている施主のSHさん。造作建具は廃盤にならないので長く使えるのも利点。

作業場では、ここで当社の住宅に建て込まれている建具が造られたり、再生されているのかと感慨深かった。

 

これからSH-houseに建て込まれる建具が置いてあり、施主のSHさんにも熱心にご見学頂きました。

 

施主には現場に来て頂くことはもちろん、必要であれば声を掛けて、一緒に材料屋や職人のところに行くようにしている。

 

今回のように建材を確認することはもちろんだが、一緒に行動することで、好みや考え方がより理解できるようになると思うからだ。

 

一緒に製材工場に行ってフローリングも決めました。

製材工場を見学、幅180mm×厚さ30mmの鹿沼産杉フローリングを使うことに決定!

OB施主のお宅に庭づくりの話を聞きに行ってきました。

新築中の施主と一緒に、OB施主の家に行って、庭づくりと植栽のレクチャーを受けた話

 

室内意匠と使い勝手を決める造作建具は、造り付け家具にも使われる、最重要アイテムの1つである。

 

ちなみに造作建具を設置することを「建具を建て込む(たてこむ)」と言います。

吉田武志

有限会社ヨシダクラフト 代表取締役・一級建築士栃木県宇都宮市を中心に、手作り感のある「暖房を止めて寝ても朝寒くない快適な注文住宅」と既存を生かした「リフォーム・リノベーション」を手掛けている。創業118年の工務店(2017年現在)。

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