A-house(上三川).

A-houseは仕上工事に入っています。
同じ家でもこんなに違うシリーズ。
ハウスメーカーと弊社のような手づくり系工務店では、使っている材料が違う。
先日の日記参照。
したがって現場で作業する職人(職種)も違う。
ハウスメーカーの現場では見かけない職人達。
紹介します。
スチール手摺
鉄骨職人
壁として手摺を造るのでなく、スチールの細い部材で造る。
すると空間が連続して広く感じる。
スチールなのでいろいろな形にデザインできる。
写真は手摺が垂直に取り付くよう施工中。
左官職人
左官職人
ハウスメーカーの家も左官系外壁は施工している。
しかし、高級グレードの家に設定。
今日は晴れたので工事できた。
s-建具職人.jpg
建具職人
弊社のように全ての建具を造作で造るのは珍しい。
造る理由は、デザインが空間に合うこと。壊れても交換できること。
金物(ハンドル・兆番)が耐久性の高いものを選べること。
工程は、材木屋より枠材仕入→大工が木材加工して枠取付→建具職人が建具取付→塗装職人が塗装という4工程。
ガラスを入れる場合は最後に建具職人が入れるので5工程。
オーダーなので実物がなく、図面と金物カタログとサンプルで造る。
その為、施主の想像と違う仕上がりになることもある。
だから、造作建具は神経質な施主には向かない。
造作建具は、反ったり、隙間が出たりしてアフターメンテも大変なので、ハウスメーカーは一番やりたくない工事だと思います。
ハウスメーカーや一般工務店では、大手建材メーカー既成品を使用。
殆どが新建材で本物感が皆無。
廃盤になると交換できないので壁を壊す必要が出る。
既製品の建具は手に触れるハンドル等の金物が安っぽい。
既製品なのでショールームで実物を確認できるのは利点。
私は神経質だと思う人は、これしかない。
工程は既製品の枠とドアが一体になったものを買ってきて加工などせず大工が取付という1工程?。
ハウスメーカーの粗利益は、40%~45%と言われています。
ですから、先日の日記の平均坪単価では、新建材系の家にならざるを得ません。
以前、最大手のハウスメーカーが建てた家を訪問したことがあります。
坪100万円を超える価格とのことでした。
しかし、仕上材はビニールクロス+カラーフロア+塩ビシートドアという新建材。
高い価格帯でも、そのような仕上材を使うのかと驚きました。
弊社のような、建具や家具も造る手づくり系工務店の粗利益は25%~30%のようです。
うちもそう。
普通に考えれば手間の掛かる仕事をしている手づくり系工務店の利益のほうが多くて良い気がします。
しかし、人件費、広告宣伝費を大量に使うハウスメーカーは上記の粗利益は必要。
同じ家でも、依頼先(造り手)によって、材料も職人も粗利益も違います。
下駄箱
下駄箱
大工が箱を造り、建具職人が建具を納めて造った下駄箱。
郵便受けの機能もあり。
さて、今週土曜日と日曜日に行う薪ストーブ体験会(実態は雑談会)の参加者。
6組となりました。
お気軽にお越しください。
事前にご連絡頂けるとありがたく思います。
takeshi@yoshidacraft.net
0120-34-9474
090-3232-4116

吉田武志

有限会社ヨシダクラフト 代表取締役・一級建築士

栃木県宇都宮市を中心に、手作り感のある「暖房を止めて寝ても朝寒くない快適な注文住宅」と既存を生かした「リフォーム・リノベーション」を手掛けている。創業118年の工務店(2017年現在)。

  1. カントリーライフ@Oregon

    私がアメリカに来て学んだニュアンスの異なる英単語の一つに プレハブ。
    日本では、わりかし新築だとかメーカーで建てたブランドっぽい印象だったんですが・・・
    こちらでは意味が良くなかったんですね。
    建て売りで、工場で作っておいたのを組み立てるだけの誰でも簡易にできる技術を伴わない安造りの家、耐熱材もなく薄い壁で、長期的な展望で見ると素材は長持ちしないしロスの多いけど早く出来て安上がりというニュアンスでした。
    日本の莫大な宣伝費ちゃんと効果出てますね。
    見る人が見るとかなり違うんでしょうね。
    こちらでも、ラミネートのフロアだとかクロスばりの壁だとかヨシダさんと同様な表現をする人多いですね。diyの町に住んでるからかな。

    返信
  2. ヨシダクラフト

    カントリーライフ@oregonさん
    大量生産、大量消費の時代は過ぎたのでハウスメーカーの存在価値は無くなってきていると思います。
    ラミネートのフロアなど同じ表現するんですね。
    面白い。
    >私がアメリカに来て学んだニュアンスの異なる英単語の一つに プレハブ。
    >日本では、わりかし新築だとかメーカーで建てたブランドっぽい印象だったんですが・・・

    >こちらでは意味が良くなかったんですね。
    >建て売りで、工場で作っておいたのを組み立てるだけの誰でも簡易にできる技術を伴わない安造りの家、耐熱材もなく薄い壁で、長期的な展望で見ると素材は長持ちしないしロスの多いけど早く出来て安上がりというニュアンスでした。

    >日本の莫大な宣伝費ちゃんと効果出てますね。
    >見る人が見るとかなり違うんでしょうね。

    >こちらでも、ラミネートのフロアだとかクロスばりの壁だとかヨシダさんと同様な表現をする人多いですね。diyの町に住んでるからかな。

    返信

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