2014-07-26
住宅設計

新築・リフォーム工事期間中。住宅会社が施主と会話をする時間と雰囲気を意識的に作ることは必須だと思う。

基礎完成1-370x250

「ベタ基礎コンクリートの立ち上がり部分が水平にならないのではないか?」という
質問に専門家プロファイルで回答しました。

回答と感想はこちら

施工会社が、「雨が降った時に基礎に水が溜まらないようにと床版に勾配を付けたこと」
が原因で基礎に水たまりが出来て、施主を不安にさせたようです。

床版が平らでないのだから、「基礎立ち上がり部分(土台下のコンクリート部分)まで水平にならないのではないか?」と不安になったようです。

勾配を付けたことは、雨が降った時に水が抜けるようにと、施工会社は良かれと思い行ったことだと思います。

週1回程度、現場で住まい手と造り手が会って、コミュニケーションがキチンと取れていれば防げることだと思います。

施工途中に施主と現場で定期的に会い、世間話等をして、お互いが、会話をしやすい雰囲気を意識的に作ることは、とても重要だと思います。

吉田武志

有限会社ヨシダクラフト 代表取締役・一級建築士栃木県宇都宮市を中心に、手作り感のある「暖房を止めて寝ても朝寒くない快適な注文住宅」と既存を生かした「リフォーム・リノベーション」を手掛けている。創業118年の工務店(2017年現在)。

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