2024-10-01
Q1.0住宅 宇都宮昭和の家(宇都宮市)
メディア掲載実績

Q1.0住宅昭和の家が、タニタのガルバリウム雨樋総合カタログに掲載

Q1.0住宅昭和の家が、タニタハウジングウェアのガルバリウム鋼板雨樋総合カタログ(2024年9月)のP48に掲載されています。

タニタハウジングウェアは、主にガルバリウム鋼板製の雨樋・屋根材・外壁材の製造・販売をしているメーカーです。無垢の板張り外壁材・塗り壁外壁材と相性の良い部材を作っています。

当社では、タニタの雨樋、スタンダード半丸105を標準仕様としています。Q1.0住宅昭和の家では、ブラウン色を使いました。

タニタの雨樋、スタンダード半丸105を標準仕様としている理由は2つ

タニタの雨樋、スタンダード半丸105を標準仕様としている理由は2つ。

1. ガルバリウム鋼板製の雨樋が、シェアの高い塩化ビニール樹脂製の雨樋と比べて、耐用年数が長いこと。

※ガルバリウム鋼板製の雨樋のほうが、少なくとも1.5倍くらい耐用年数は、長いと思います。どれくらいの耐用年数かと言うと、ガルバリウム鋼板製の雨樋がダメになる前に、住宅設備や他の内外装がダメになって、大規模リフォームや建替えに発展するイメージです。

2. シンプルなデザインが好ましいこと

塩化ビニール樹脂雨樋とガルバリウム鋼板雨樋のメリット・デメリット

  1. 塩化ビニール樹脂雨樋のメリットは、値段が安いことと、軽いので持ち運びしやすいこと。デメリットはガルバリウム鋼板の雨樋と比べて、耐久性が低く耐用年数が短いことです。具体的には、紫外線や風雨の影響、雪の重みで劣化や変形がしやすい。ただし、雨樋に落ち葉などを詰まらせずに、10~15年に1度塗装をすれば、新築から20~30年程度は使えると思います。
  2. ガルバリウム鋼板雨樋のメリットは、耐用年数が長く、劣化しにくいこと。具体的には錆びにくい材料です。ただし、メンテナンスしなくてよい材料ではなく、塗装する必要はあります。落ち葉などを詰まらせずに、15年に1度程度のガルバリウム鋼板屋根や軒天の塗装と一緒に雨樋を塗装するのが、足場を何度も掛ける必要がなくて良いと思います。10~15年に1度程度、他の外装材と一緒に塗装すれば、30~45年程度は使えると思います。ガルバリウム鋼板雨樋のデメリットは、塩化ビニール樹脂雨樋と比べて値段が高いことです。雨どいとしては、他には銅製・ステンレス製がありますが、ガルバリウム鋼板雨樋が、ベストバランスな材料だと思います。

タニタのガルバリウム雨樋総合カタログに掲載された経緯

掲載された経緯は、タニタの営業さんから、タニタが主催している「屋根のある建築作品コンテスト2023」に完成写真を送ってくださいと連絡があり、写真を送ったところ、コンテストには引っかかりませんでしたが、カタログ掲載依頼の連絡が来て、OKしました。

私がスマホで撮った写真が掲載されていますが、キチンとプロカメラマンが撮った写真で掲載されたかったです。というのもコンテストに写真を送った時期は、引き渡し前後くらいの時期で、Q1.0住宅昭和の家は、プロカメラマンによる撮影をまだ行っていなかったからです。

今後、完成写真を撮影できれば、施工例にアップします。

タニタのガルバリウム雨樋総合カタログは、これから新築する人が、外観デザインや外壁材を勉強するカタログとして使える

このカタログに掲載されている外観事例は、シンプルで質の高い、タニタのガルバリウム雨樋の採用事例で、かつ、その外観事例は、タニタのガルバリウム雨樋と相性が良い、板張り外壁材・左官塗り壁外壁材・ガルバリウム鋼板外壁材などの施工例となっています。

質の高い無垢材の外壁材を用いた、素敵な外観写真が沢山掲載されています。

これから、無垢な外装の注文住宅を新築する人には、外観デザインや外壁材の勉強用としても使えると思います。

電子カタログでも観られます。P48に掲載されています。

https://saas.actibookone.com/content/detail?param=eyJjb250ZW50TnVtIjo0Mjg1NDR9&detailFlg=1&pNo=1

吉田武志

有限会社ヨシダクラフト 代表取締役・一級建築士栃木県宇都宮市を中心に、手作り感のある「暖房を止めて寝ても朝寒くない快適な注文住宅」と既存を生かした「リフォーム・リノベーション」を手掛けている。創業118年の工務店(2017年現在)。

この記事をシェアする