2020-01-29
SI-house(宇都宮市 三番町)
リフォーム
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ガレージシャッターの水害対策リフォーム、『軽量シャッター用簡易防水シート「ウォーターガードeシート」の施工手順』

去年10月の台風19号による洪水の水圧で、ガレージシャッターが壊れてしまったSI-house。洪水の水圧によりシャッターのスラット(巻き上げ部)が曲がり、そこからガレージ内に浸水しました。

 

年末に曲がったスラットは交換したのですが、昨日シャッターに水害対策商品をセットできるように工事をしました。これで洪水が来る場合でも、ガレージ内に水が浸入しにくいように事前対応できます。施工手順をブログに書きます。

 

シャッター部が、洪水の水害を受けやすい理由

ガレージのシャッターは、家の開口部の中で一番低い位置にあるため、洪水になると、一番被害を受けやすいです。付近の洪水高さは50㎝程度でしたが、当社の倉庫のシャッターも水圧で押されて、レールから外れ浸水しました。近隣のお宅でも、一番被害を受けた箇所の1つが、ガレージのシャッターとその中に駐車された車とバイクでした。

 

こちらもご覧ください。

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栃木県宇都宮市で初めてのガレージシャッター部の水害対策リフォームを行いました

今回設置できるようにした、三和シャッターの水害対策商品『軽量シャッター用簡易防水シート 「ウォーターガードeシート」』は、5年前の2015年に発売された商品ですが、今回が三和シャッター宇都宮支店では、初めての施工でした。去年の台風19号の水害で問い合わせは増えているようです。

 

「ウォーターガードeシート」の施工手順

まず、「ウォーターガードeシート」は、コンクリート土間にアンカーを打ったりするので、初回のみ専門のシャッター業者による施工が必要となります。

 

施工手順は、

  1. シャッターの幅が1.8以上の場合は、コンクリート土間に補強材を固定するためのアンカーを打ちます。アンカーの位置を出してから穴あけ。ドリルでの穴あけの際に、土間の鉄筋にぶつかってしまい鉄筋までドリルで削る必要があり、穴あけが大変でした。
  2. 黄色いL型の補強材はシャッターが洪水の水圧を受けた場合でも、シャッターレールから外れたり曲がりにくくするための、突っ張り棒代わり。洪水の水圧は凄いので、この補強材でスラットを変形させないことが大切です。2箇所設置しました。
  3. 最初に左右のレール部分に布を留めて、次にシャッターの座板部を留める。

    普段は穴にゴミが入らないようにステンレスのネジが埋め込まれています。

    コンパクトに収納できる。収納時寸法はW630×D210×H130

 

 

「ウォーターガードeシート」は、何度か設置練習をしておく必要あり

今回は、三和シャッターの職人と私の2人で、2回程設置練習をしてから、お客さんに設置方法を見てもらいました。最初から動画のように簡単には設置できません。台風の時に慌てないように、設置練習をしておく必要があります。昨日は雨が降っていたので、時間がある時に、施主と一緒に設置練習することにしました。

 

「ウォーターガードeシート」は完全防水ではない

上の動画にあるように、「ウォーターガードeシート」は完全防水の商品ではありません。水の侵入はあります。防水シートは、専用のゴムでシャッターレールに挟みこんでいるだけのため、繰り返し洪水の波がシャッターに当たると、スラット部が多少動いてシートが外れやすくなると思いました。レールのある両脇のみ、土嚢等でシートが外れないように押さえると、より良いと思います。シート自体の高さは40㎝程度ですが、浸水高さは30㎝以下となっています。専用のバックに入っており、収納時寸法はW630×D210×H130で、コンパクトに場所を取らずに収納できます。

吉田武志

有限会社ヨシダクラフト 代表取締役・一級建築士栃木県宇都宮市を中心に、手作り感のある「暖房を止めて寝ても朝寒くない快適な注文住宅」と既存を生かした「リフォーム・リノベーション」を手掛けている。創業118年の工務店(2017年現在)。

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