【更新】姉さん、事件です!住まいのコミュニティサイトhouzz(ハウズ)の特集・栃木の家13選に掲載されたのは良いが、文章をパクられていました!
世界最大規模の住まいのコミュニティサイトhouzz(ハウズ)。
その日本版、houzz japan(ハウズジャパン)の特集・栃木の家13選に、当社設計施工のH-houseリフォームが掲載されています。
私のWEBのH-houseリフォームの施工例ページはこちら。
H-houseリフォーム──CAFEのような雰囲気を目指したフルリフォーム
施主が借家として借りていた平屋を買い取って大規模リフォームした、いわゆる「中古住宅購入+リフォーム」の施工例です。
姉さん、事件です!houzz japan(ハウズジャパン)さんに文章パクられていました!
しかし、私が書いた文章が、houzz japan(ハウズジャパン)さんにパクられておりましたので、指摘しておきます。
特集・栃木の家13選の最初の説明文に、「宇都宮市は「雷都(らいと)」と呼ばれるほど、雷を伴う雨が多い地域です。」とありますが、これ私の書いた文章です。下の写真の赤いアンダーライン。
7月頃、houzz japan(ハウズジャパン)さんからメールがあり、「御社のH-houseリフォームを取り上げたいので、紹介文を書いてください」というので、
紹介文の中の、栃木の家の特徴として、「宇都宮市は雷都(らいと)と呼ばれるほど雷雨が多い地域です。」
と「栃木県の気候風土についての一文」を書いたら、私の書いた文章からこの一文が削除されて、特集全体の説明文になっていました。
宇都宮市は雷都(らいと)と呼ばれるほど、雷雨の多い地域なので、雨水から建物を守るめにキチンと屋根勾配の付いた屋根を架けて屋根の水キレを良くして、かつ軒の出を確保してなるべく外壁に雨水をかけないようにして、耐久性を高めることが合理的で栃木の家として普遍性があるという意味です。
栃木の気候風土を考えると屋根の勾配が少なく、軒の出ていない「BOX型住宅」は、屋根の水キレが悪く、壁に雨が掛かりやすいので漏水しやすい形態であることが分かります。そのアンチテーゼとして、均整の取れた勾配の付いた屋根と軒の出を確保したいと考えます。
※軒の出(のきので)とは、屋根の外壁から飛び出ている部分のこと。この寸法がある程度確保できると、外壁は傷みにくいです。
こちらが当社WEBに掲載されている「家づくりの考え方」の、普遍的な外観についての考え方。栃木県の気候風土にふさわしい外観と屋根
「文章パクる場合は、事前に連絡をください」とhouzz japan(ハウズジャパン)に連絡しておきました。
「この文章使わせてください!」とか「この文章使いますよ」と事前に言われたならば、ダチョー倶楽部みたいに「どーぞ、どーぞ」となりますが、自分の文章を他人が考えたように使われるのは、違和感あります。
それとも栃木の家の特徴ということで、「私の文章がピックアップされた」と考えるべきなのかな? 一応連絡は欲しいよね。
パクリ事件の顛末を更新
今(2018年8月29日18時頃)、houzz(ハウズ)さんの女性編集者から電話が来て、パクリ事件の説明を受けました。
会話をザックリお話しすると、
掲載に際して、houzz(ハウズ)さんからアンケートを求められたのですが、アンケート中に「栃木の家の特徴は何ですか?」という設問があり、その設問に対する答えの文章は「連絡することなく、webに使用することがある」という但し書きがあったようです。分かりやすく言うと「パクっても文句は言わないよ」という但し書きがアンケートの一番下にあったとのこと。記憶にも無いので、これは私の見落としです。
要するに、私の他に12人の「栃木の家特集の掲載者」が居ますが、その掲載者の書いた文章の中から、良さそうな文章を選んで、houzz(ハウズ)さん側が文章を足したり、整えたりして、最初の説明文にしていたようです。掲載される栃木の家の特徴を一番端的に表せるのは掲載者ですから、掲載者の文章をピックアップするということらしいです。私の書いた一文がそれに選ばれたということ。
ただ私も、アンケートを送る際のご意見欄に「掲載の際はご一報ください」と記入しておきました。連絡を頂くことなく掲載になったので、但し書きを見落としていた私は、「私が書いた文章が栃木の家全体の説明文として使われている。パクられた!」とビックリしたのです。
それに対しては「連絡しないで掲載して申し訳ありません」と電話で丁寧な説明を受けました。
女性編集者からは、「申し訳ないので、吉田さんが書いた文章を削除しますか?」と聞かれました。私は納得したので、「どちらでも良いのでお任せしますよ」と答えました。
しかし、この件ついては、facebookの書き込みやブログのコメント欄の書き込みもあったので、「会話の顛末をブログとfacebookに書いておきますよ」と答えて、編集者さんも私も納得した次第です。
以上がパクリ事件?の顛末です。
houzz(ハウズ)さんは、アントニン・レーモンドの記事など、とても良い読み物があり、私のブログでも出典を明記して(ここ大事ね!w)使わせてもらっています。
日本の名作住宅の源流となった建築家アントニン・レーモンドが3分で理解できる良記事
名作だと評価の高いこの映画をやっと観ました。メッチャ面白いです。というか、サスペンスなので怖いです。スプラッタではありません。生涯観た映画のベスト50に確実に入ってます。
ノンアルコールの中では一番美味い。ビールと味が変わりません。コレを飲みながらエスター観てください。また買っちゃいました。
https://yoshidacraft.net/made-to-order-home/design/
有限会社ヨシダクラフト 代表取締役・一級建築士栃木県宇都宮市を中心に、手作り感のある「暖房を止めて寝ても朝寒くない快適な注文住宅」と既存を生かした「リフォーム・リノベーション」を手掛けている。創業118年の工務店(2017年現在)。
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おめでとうございます!!素晴らしいですね。 住宅雑誌は、2年前ハウスメーカーで、二世帯住宅を新築した際に一生懸命読みました。それにしても、まともな雑誌が、中身を「パクル」とは、何事でしょう。 建築の世界は、そんな感じでしょうか?メーカー勤務出身者としては、大いに不思議ですね。 そいうえば、我々現役時代は、21世紀以降デジタルの世界でしたが、新築時の設計士にいお尋ねすると、木造住宅は相変わらずアナログ主義で行わないと、一軒の家が建たないですよ!って、これまた、不思議で面白い世界でしたが、住んでみると何気に理解できますね。
書き込み、ありがとうございます。 掲載されたのは、雑誌では無くてWEBです。houzz(ハウズ)という世界最大規模の住宅コミュニティサイトの栃木の家特集に掲載されました。 今、そのサイトhouzz(ハウズ)さんの女性編集者から電話が来て、説明を受けて納得しました。 パクリ事件の顛末は、このブログの最後に追記しました。 住宅建築は、基本的に地元の職人さん達が、現場で作業をする労働集約型の仕事です。それは全国展開しているハウスメーカーも基本的に変わらないです。