2017-10-17
リフォーム
高断熱・高気密住宅

壇蜜が「高断熱・高気密」省エネリフォームやろうよ!と言ってる無料小冊子をご紹介

壇蜜さんが登場し、「高断熱・高気密住宅」「省エネリフォーム」を、ご自身の名前に掛けて、分かりやすく解説した電子小冊子があるのでご紹介します。上記写真はグノシーさんにお借りしました。

 

名前の語呂合わせで、環境省が壇蜜さんを「省エネ住宅推進大使」に任命

環境省は、高「断」熱、高気「密」の語呂合わせで、大使に壇蜜さんを選んだそう。分かりやすくていいです。

 

環境省は2日、「省エネ住宅推進大使」にタレントの壇蜜さんを任命した。空調の効果が高まり、電力やガスなどの消費量が少ない「高断熱、高気密」の住宅へのリフォームを推進する考えだ。  同省は、高「断」熱、高気「密」の語呂合わせで、大使に壇蜜さんを選んだという。壇蜜さんは「自分の名前を連呼するだけでPRになる。(国による)補助などを啓発し、インパクトを提供できれば」とアピールした。(C)時事通信社

https://medical.jiji.com/news/9650

 

壇蜜さんが登場し、断熱・省エネリフォームのメリットを分かりやすくまとめた電子小冊子

寒くて暑い家の原因はここ。

 

効果的な断熱リフォームの順番。最初は内窓設置。

 

既存の家が、冬寒く夏暑い原因や、それに対する効果的なリフォーム対策が分かりやすく書かれています。

断熱・省エネリフォームを推進する補助金や減税措置なども書かれています。

 

「高断熱・高気密」という言葉は、住宅業界では最重要な単語

「高断熱・高気密」という言葉は、住宅業界に居れば年中聞く「最重要な単語」ですが、一般の方は、「高断熱・高気密」と言っても、ピンと来ないと思います。

 

壇蜜さんを使うことで、「高断熱・高気密」という言葉が広まり、断熱・省エネリフォームや新築の高断熱・高気密住宅が広まれば良いと思います。

 

ちなみに、「高断熱・高気密」という言葉を作ったのは、新住協の鎌田紀彦先生です。ご本人に聞いたので間違いありません。

 

壇蜜さんが登場し、断熱・省エ ネリフォームのメリットを分かりやすくまとめた冊子はこちら。

 

断熱・省エネリフォームガイド

 

高断熱・高気密住宅と言っても、レベルはピンキリ。栃木県宇都宮市なら断熱仕様はHEAT20のG2レベルが良い


高断熱・高気密住宅といっても、レベルはピンキリです。

 

断熱工法や断熱材にこだわって高断熱高気密住宅を建てても、「寒い」「あまり暖かくない」「燃費悪すぎ」「建てなきゃよかった」なんてこともあり得ます。

 

そこで、断熱性能のレベルが分かる「ものさし」があるのでご紹介します。HEAT20の外皮性能グレードを見ると、お住まいの地域(地域区分)と断熱の推奨グレードが分かります。

 

断熱仕様の基準は、温熱区分5地域の栃木県宇都宮市なら断熱仕様はHEAT20のG2レベルが良いと思います。G1よりもG2のほうがレベルが高く、数字は小さくなるほど高性能。地域区分1は北海道です。

栃木県宇都宮市の温熱区分は5地域なので、断熱性能である外皮平均熱貫流率 UA値[W/(m2・K)は、0.34になります。

住宅会社や設計事務所に外皮平均熱貫流率 UA値や熱損失係数Q値を計算してもらい、宇都宮市なら外皮平均熱貫流率 UA値は0.34以下くらいで設計して、キッチリ断熱施工・気密施工してもらいましょう。

HEAT20

 

高断熱・高気密だけでなく、仕上げ材やデザインも超重要

断熱性能が決まり、外壁材を耐久性と更新性の高い、ガルバリウム鋼板か杉板にすると、断熱材は防火関連法規やコストの関係から、グラスウールの付加断熱になる可能性が高いです。

外壁材をほとんどの住宅で使っている窯業系サイディングやモルタル塗装外壁にすると、15年程度で塗装し続けることになりますから、とてもお金が掛かります。

新築時の外壁材に窯業系サイディングを使わないほうが良い理由

 

内部の仕上げ材は、よくあるメーカー建材のドア等にしてしまうと、格好悪いばかりか、廃盤になるので修理も効かない可能性が高いです。

無垢フローリングと造作建具にすると、インテリアも違和感がなく、耐久性があり廃盤にならないので長く使えます。

造作ドア(造作建具)にすると決めた理由は「吉田さんの造る住宅はダサイ!」と言われたからでした

 

とてもいい本でした。おすすめ。

 

吉田武志

有限会社ヨシダクラフト 代表取締役・一級建築士栃木県宇都宮市を中心に、手作り感のある「暖房を止めて寝ても朝寒くない快適な注文住宅」と既存を生かした「リフォーム・リノベーション」を手掛けている。創業118年の工務店(2017年現在)。

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