住宅設計, 家具・収納.

春になると暖かくなり、明るい気持ちになりますが、花粉症の人には憂鬱な季節到来です。特に風が強い日は、花粉が飛びやすいので注意が必要。

 

今日は、注文住宅を建てる時やリフォームする際に、あまりお金が掛からずできる「花粉症対策5つ」を紹介します。

1.玄関ホールにコート掛けのあるクローゼットを造り、花粉の付いた上着を室内に持ち込まない

上着を室内に持ち込まないように、玄関近くに収納を造る。

玄関ホール、もしくは玄関ホール近くに、コートや上着を架けられるクローゼット又はウォークインクロゼットを造り、花粉の付いた上着を、長い時間過ごすリビングや個室に持ち込まないようにするのが大切です。

 

大工さんに依頼して、収納の壁に、写真のようなステンレスのハンガーパイプを付けてもらうだけです。下の写真のように、下駄箱の隣の収納にステンパイプを取付て上着を掛けても良いでしょう。上着を掛ける収納の奥行は55㎝以上あると厚手のダウンも掛けやすい。

下駄箱脇に上着の掛けられる収納を設けた。

上着を掛けるステンパイプの太さは、直径25ミリでなく32ミリがおススメ。衣類を掛けて重くなっても、しなりにくいからです。

 

パイプと壁付けソケットで、1本1500円くらいです。


2.上着は、ハンディタイプの掃除機で花粉を取ってから収納に掛ける。近くにコンセント必須

また、玄関で上着を脱いで掛ける前に、ハンディタイプの掃除機で花粉を吸い取ってから掛けると良いでしょう。

 

新築やリフォーム時には、玄関ホールとコート掛けのある収納内の2か所に、コンセントを付けておくと、掃除機の充電等がしやすいです。

 

ハンディタイプの掃除機はダイソンが良いようです。

 

3.玄関に空気清浄機を置き、空気清浄機の前で上着をパタパタ叩いてから家に入る

「玄関に空気清浄機を置いて2シーズン目だけど、花粉症対策に効果がありそう」ということで、兵庫県でサッシ屋さんを営んでいる米田泰士さんから、facebookに書き込みを頂いた。

 

奥さんは、玄関にある空気清浄機の前で、上着を脱いでパタパタしてから家に上がるようです。

 

これは簡単で現実的。新築やリフォームする場合、とりあえず用途はなくても、玄関にはコンセントを付けておこう。

 

花粉症対策には、この空気清浄機が評判が良い。

4.洗濯物は室内物干しスペース、もしくはサンルームに干す

室内に物干しがあると、花粉症に関係なく便利

通常、洗濯物は2階のベランダに干しますが、花粉の時期は、室内に干します。
洗濯物は、人の滞在時間が長く、来客もあるLDKには干したくない。新築時やリフォーム前の計画段階で、洗面脱衣室や家事室の天井に「室内物干し」を付けて、「室内物干しスペース」にする計画をします。

 

物干し金物だけなら6000円くらい。棒の部分は外れるので便利です。

布団も外に干さずに、布団乾燥機を使いましょう。

 

サンルームを造って洗濯物を干すのも良い方法です。

サンルーム(ガーデンルーム)を造って洗濯物を干すのも、花粉症に有効。

 

5.換気システムの給気口に、花粉を取れるフィルターを付ける

新築住宅には、24時間換気システムが設置されています。

 

主に換気システムの種類は、第一種換気システム(熱交換気システム)と第3種換気システムの2種類です。

 

第1種換気システム(熱交換気システム)の場合は、外気を取り入れる給気口も1か所であり、本体に、花粉も取れる微小粒子用フィルターを搭載している場合が多いです。

第3種換気システムの給気口とは、壁に付いてるこういうヤツ。このフィルターを花粉フィルターに交換する。

しかし、第3種換気システムの場合は、給気口も複数あります。各給気口のフィルターが、花粉対応フィルターになっていない場合は、機種専用の花粉フィルターに付け替えましょう。

 

第3種換気システムの給気口に付ける花粉フィルターは色々なメーカーのモノがあります。自分の家の給気口に合う花粉フィルターを買いましょう。

吉田武志

有限会社ヨシダクラフト 代表取締役・一級建築士

栃木県宇都宮市を中心に、手作り感のある「暖房を止めて寝ても朝寒くない快適な注文住宅」と既存を生かした「リフォーム・リノベーション」を手掛けている。創業118年の工務店(2017年現在)。

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