2018-03-09
心房細動 カテーテルアブレーション

「面識の無い他人に、早朝6時に電話してくる心房細動の方」の精神構造を会話から推測してみる

朝6時電話が鳴り、寝ていた私は朦朧としながらも、緊急事態だと感じて受話器を取りました。

 

しかし、相手は全く知らない他人。

 

私と同じ病気の、心房細動(不整脈)の方でした。

 

年に数回、面識の無い同病の方が、いきなりスマホや会社に電話をかけてきて、自己紹介もせずに一方的にしゃべりまくるのでビックリしますが、今回は、まさかの朝6時に家の電話(会社兼自宅)が鳴ったので、特にビックリしたわけです。

 

自分の心房細動についてブログを書いていますが、ブログを読んで一方的に知り合いのような感覚で、電話をされても困ります。

 

心房細動ブログ

 

最初に言っておきますが、心房細動の方、私に電話をかけないでください。

 

早朝の会話を再現して、「面識の無い他人に、朝6時に電話してくる心房細動の方」の精神構造を推測してみますww

 

電話での会話

朝6時、けたたましく電話が鳴る。

 

スマホを見ると朝6時。

 

ホント心臓に悪い音だ。これだけで、心房細動がぶり返しそう。

 

早朝の電話は、「お客さんのお宅の一大事」か、もしくは「近所での火事」くらいしか思い浮かばず、慌てて電話を取る。

 

●私「はい、ヨシダクラフトです。」

 

条件反射で受話器を取っただけで、頭は働いていない。

 

■相手「早かったですか?早かった?」

 

受話器の向こうは、少し片言っぽいの日本語のアジアの女性。多分30代。日本語は上手い。

 

は??相手は誰だ?

 

とにかく相手は、電話した時間が朝早過ぎたかも?ということは、なんとなく分かっているらしい。

 

寝ぼけた頭で、私は誰と話しているのかを考える。

 

それにしても相手の口調は、朝早くから絶好調で弾んでいる。

 

電話の相手は、毎朝3時起きの豆腐屋さんにお嫁に行った、アジア女性かも?と想像した。早起きで元気な人=お豆腐屋さんくらいしか思い浮かばない。

 

例えば、毎日午前3時起きのお豆腐屋さんにとっての朝6時は、一般人の午前10時くらいの感覚。だから早朝6時、他人の家に電話するのは、何とも思っていないのかもしれない。

 

それにしても、このお豆腐屋さんは客商売なのに相手の立場を考えてないな、と私の寝ぼけた頭は、お豆腐屋さんに嫁いだ外国人だと確定させてしまったw。

 

たった一言から、相手の職業まで想像するシャーロック・ホームズ並みの推理力。
ちなみに、この映画面白ておススメです。

●私「どちら様ですか?」

 

この時点では、うちのお客さんには、在日外国人の方はいらっしゃらないが、その関係者の方かもしれないなと、眠っていた頭を働かせる。電話の相手は誰なのだろう?と。

 

■相手「心房細動のヨシダさんですよね?」

 

「早いみたいなので、また掛け直します!」

 

出た——–!「いきなり心房細動の人」だ。

 

私のブログを読んで、面識の無い私にいきなり電話してきて、自己紹介もせずにしゃべりまくる心房細動の人を、私は「いきなり心房細動の人」と呼んでいる。

 

まず、面識の無い他人にいきなり電話を掛けてくる精神構造が分からないし、自己紹介もせずにしゃべりまくるのが共通点。しかも今は早朝だ!

 

「心房細動のヨシダさんですよね?」と言われるのも、間違ってないが違和感がある。何で私を紹介する形容詞が心房細動なんだよ。

 

プライベートなことをブログに書いているので、私のことを身近に感じるのかもしれないが、私は貴方のことを全く知らない。

 

相手にメリットがあることなら、いきなりの電話もアリかもしれない。

 

しかし、寝ていたのに起こされただけの私には、何のメリットもないのは明白。

 

間違っても、今からこの電話でおいしい話が展開することはない。

 

私が逆の立場なら、電話をするのは相手の迷惑になるので、最初はメール、もしくはブログの書き込みをする。そして仲良くなれそうなら、電話しても良いですか?と聞くだろう。

 

ちなみに心房細動について、メールを頂くこともあるが、できる範囲で返信はしている。

 

●私「掛け直さなくていいです!」

 

「掛け直されるのは嫌なので、今言ってください。何ですか?」

 

と対応するのが関の山。

 

叩き起こされて、ホントは怒鳴ってやりたいけど、頭と身体が働かない。

 

そして怒鳴ったら、心房細動が再発しそうだ。涙

 

一般のお客さん相手の自営業者だと、こんな場合も、怒れない、怒鳴れない習性が身についている。

 

■相手「吉田さんのブログ読みました」

 

「私も心房細動なんですけどっ、桑原先生ってどうですか?桑原先生の病院に行こうか迷っていて」

 

桑原先生は、私の主治医であり担当医だが、勝手にアポ取って病院へ行ってくれよ。と思う。

 

こちらが桑原先生の病院です

 

ホテルのコンシェルジュのように、私が面識のない貴方の要望をお聞きして、適切なアドバイスでもするとでも思っていたのだろうか?

 

ホテルのコンシェルジュも有料のサービスだから、やさしく丁寧に教えてくれるのだ。

 

早朝、自分の都合で、いきなり電話するのは非常識だし。

 

かつ、具体性のない質問内容だ。

 

少しだけ相手の立場に立てば、電話してくることも無かっただろう。

 

●私「いい先生だと思いますよ」

 

「私に電話するんじゃなくて、直接、病院に連絡してください」

 

「後は、大丈夫ですかね?」

 

 

■相手「無言」

・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・

 

 

●私「失礼します」

 

と電話を切りました。

 

「面識の無い人間に、しかも朝早く電話してきて失礼ですよ!」

と付け加えるを忘れしまったのを後悔している。

 

本日の「Kindle日替わりセール」は、羽生 善治『人工知能の核心 (NHK出版新書)』299円(60%OFF)。

吉田武志

有限会社ヨシダクラフト 代表取締役・一級建築士栃木県宇都宮市を中心に、手作り感のある「暖房を止めて寝ても朝寒くない快適な注文住宅」と既存を生かした「リフォーム・リノベーション」を手掛けている。創業118年の工務店(2017年現在)。

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