SI-house(宇都宮市), パッシブデザイン, 高断熱高気密省エネ住宅.

SI-houseの外壁材は黒いガルバリウム鋼板の縦張りですが、玄関廻りの壁は米杉板(ウェスタンレッドシダー)を鎧張りするので塗装が必要となります。塗料の種類が決まった経緯を見てみましょう。

 

外壁の鎧張り(よろいばり)とは

外壁の鎧張りとは、板を下から上へ重ね張りしていく方法。

米杉外壁材

模型だとこんな感じ。

 

米杉板鎧張り鎧張りとはこんな感じ。無垢の木の板は、古くなると昔の木造小学校のような雰囲気になります。

 

外壁木部塗料がキシラデコールではなくウッドロングエコに決まった施主とのやりとり

鎧張りする米杉板の塗装は「ウッドロングエコ」で行いました。塗料の種類が決まる時の施主の「やつふささん」とのやりとりです。

 

■私「(キシラデコールの色見本を見せて)玄関廻りの壁に張る木材の塗装についてなのですが、木製玄関ドアが濃いグレーなので、キシラデコールのシルバグレイ色にしようと思っているのですがどうですか?外壁の黒いガルバとも合うと思います。」

 

●やつふさ「木材に着色すると、何となくワザとらしい感じがして違和感があります。前に吉田さんがブログに書いていたアメリカのBARN(小屋)のような自然な感じが好みです。(私の好み)分かるでしょう?本当は外壁全て板貼りが希望だったのですから。ウッドロングエコはどうですか?」

 

※やつふささんは、機能≒デザインになっているシンプルなものが好み。私も同じです。

 

■私「やつふささんの好みは分かります。ウッドロングエコ良いですね。そうしましょう」ということで即決。

 

私もウッドロングエコは使いたかった塗料でした。今まで外壁の木部塗料は、キシラデコール又はプラネットカラーを使ってきました。どちらも着色タイプのオイルステイン(油性)。

 

今回ウッドロングエコを自分で塗装してみて、木の質感を生かした外部塗料なら、ウッドロングエコ1択だと思いました。機能性がデザインになっている塗料です。(このタイプの塗料はウッドロングエコしか聞いたことがないので、必然的に1択になります。)

 

※木製外壁材は雨掛りにならなければ、メンテ回数も少なくできます。ランニングコストが掛からず廃盤になることが無いので、一番長期使用できる外壁材は木かもしれません。

 

ウッドロングエコとキシラデコールの違い

 

ウッドロングエコはハーブ、樹皮、鉱物などを原料とした粉を水と混ぜて使用します。着色塗料ではありません。木材防腐材でなく水性木材保護塗料です。何も塗っていない木よりも約2.2倍長持ちするようです。ウッドロングエコ

 

キシラデコールは木材防腐・防カビ・防虫剤を配合した屋外用のステインタイプの油性塗料です。有機溶剤(ミネラルスピリットなど)が含まれていますので、作業中(ハケ塗り可、スプレー不可)および乾燥までは換気を良くし有機溶剤による中毒の防止や臭気の低減に配慮してください。キシラデコール

 

次は、ウッドロングエコの塗装方法を見てみましょう。

 

ウッドロングエコ塗装方法

実際塗ってみないと特徴が分かりにくいので、今回は塗装業者に依頼せず自分で塗ってみました。

 

米杉板

まず板を並べます。急に雨が降ってもよいようにSI-houseのバイクガレージで行いました。こういう時、ガレージがあると便利です。コンクリートに付くとシミになるので、床はブルーシート養生。

 

ウッドロングエコ1

これがウッドロングエコ。粉末で可愛い布袋に入って郵送されてきました。

 

ウッドロングエコ2粉末を水で溶いて使います。金物のバケツだと錆びるので、パリバケツ必須。

ウッドロングエコ塗装木表と木裏の両面を塗ります。鋸(租)肌面はメチャ塗料がしみ込みます。

 

 

ウッドロングエコ5

塗装完成。同じ木材を塗装をしても、仕上がりの色が違う。木肌の質感がそのまま出る感じが自然で良いです。経年変化したような銀鼠色と質感がいいなーと思いました。直ぐに古びた雰囲気になるので、店舗の内装塗料としても使えるかも。水で溶く塗料なので、弱いのかと思っていましたが、手についた塗料は、茶渋のようで何回か洗わないと取れません。

 

米杉板は、鋸(租)肌面が表で張ります。仕上がりが楽しみです。

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