2014-07-02
リフォーム
任せっきりでは損をする!大規模リフォームの解体工事
大規模リフォームにおける解体工事の重要性について、オールアバウトに記事を書きました。
新築とリフォームの一番の違いは、リフォームは古い部分が残ること。当たり前の話ですが、これが最大の違いです。残る部分が確定するのが、解体工事後で、残った部分が初めて分かる時です。
構造(柱や梁などの骨組みのこと)や断熱という、普段目にすることが出来ない、建物にとって一番重要な部分が改善できる時期ですから重要なのです。
設計者や現場監督が、現場に多く滞在する時期が、大切な工事をしている時期なのです。
事前調査に基づいて作った図面どおりの工事ができるのか?を現場で確認するのです。通常、解体工事はリフォームの最初の工事になり、騒音や埃も出ますから、近隣にご迷惑をかけないということを考えても重要なのです。
住まい手は、解体工事が完了したら、造り始める前に現場で造り手にどのような作業をするのか?説明を受ける必要があります。リフォームをお考えの方は、解体工事の時期にしっかりと造り手とコミュニケーションを取り、造り手から説明を受けることをおススメします。
リフォームをお考えの方の参考になれば幸いです。こちら。

吉田武志
有限会社ヨシダクラフト 代表取締役・一級建築士栃木県宇都宮市を中心に、手作り感のある「暖房を止めて寝ても朝寒くない快適な注文住宅」と既存を生かした「リフォーム・リノベーション」を手掛けている。創業118年の工務店(2017年現在)。
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