2020-01-16
私事・社会的な事

講談師 神田松之丞にハマった

出典https://www.pen-online.jp/news/culture/ginmakunomatsunojo/

去年の年末から、ユーチューブで講談師 神田松之丞さんのTBSラジオ「神田松之丞 問わず語りの松之丞」を聞き始めた。

 

その後、鈴木敏夫さんなど著名人との対談動画→講談動画→著作を読むという流れで足跡を追っかけている。

 

追っかけているうちに生の講談を見たくなり、独演会のチケットを取ろうとしたが、どこも売り切れ。「日本一チケットが取れない講談師」というのは本当だった。

 

ただし独演会に行けなくても、神田松之丞を見付けて、日常の楽しみが増えたと1人で喜んでいる、少し気持ちが悪い私w。

 

今日のブログは、その楽しみの「お裾分け」をしようw。

 

 

フリートークが漫才師以上に面白い講談師

落語家さんに代表される着物姿の芸人さん(立川志らくさんとか)のフリートークが面白いと感じた記憶はない。しかし、神田松之丞のフリートークは漫才師以上に面白い。

 

特にラジオ。問わず語りの松之丞は、「そういえば俺ってラジオが好きだったんだよな」と中学・高校時代を思い出す、ラジオ好きにはたまらない番組だ。

 

特に元NHKの堀尾アナをいじっている回が好みです。

 

https://www.youtube.com/watch?v=sFw3E9eUDww

定期的にAMラジオを聞いているのは、「ビートたけしのオールナイトニッポン」以来、34年ぶり。今はユーチューブがあるから順番に聴けて便利。声と抑揚が良いんですよ。高校大学時代に、歌舞伎から寄席まで、毎日のように伝統芸能を観たとのこと。だから「お客が反応しやすい声や口調」にするという観客視点も徹底しているのだと思います。

 

講談のまくらも面白く、演目の説明が上手い

講談の本編前のまくらで、最初にお客の心を掴むのが凄い。

 

講談を知らない私のような人間も、引き込まれてしまう重要な導入部。

 

本業の講談、空間制圧力が凄い

https://www.youtube.com/watch?v=BxbAFYm8uTs

出囃子が鳴って出てきただけで期待感があり、見終った後は漫画もしくは短編映画を観たような感じになる。

 

声と口調、身振り手振り、迫真の演技が良いですね。

 

これは生で見たくなります。

 東京・渋谷の落語会「渋谷らくご」の仕掛け人で芸人のサンキュータツオさんは、松之丞が初めて出演した4年前の12月14日を覚えている。討ち入りの日とあって定番の「赤穂義士伝」をやると思っていたら、新作を披露して会場を笑いで満たした。「この芸能になじみのない若い人たちを楽しませ、かつ自分の存在をしっかりアピールするための最適解を見抜いた。自分を客観視している」

本編前のマクラで、それぞれの演目の意義づけをやさしく説明する。客席を置き去りにしないから、観客も興味を持ち、次は何をするのかとまた高座に通う。単発の「点」を「線」にする力がある、とタツオさん。「『いま自分はこう考え、この地点にいる』と発信している。周囲が追いかけたくなる『GPS機能』を持った演者だ」

TBSラジオ「神田松之丞 問わず語りの松之丞」の戸波英剛ディレクターは「出てきた瞬間に広い会場をつかむ空間制圧力が高い」という。「例えるなら、忌野清志郎みたいなロックスター」

出典

ロックスターではないと思いますけどねw。

吉田武志

有限会社ヨシダクラフト 代表取締役・一級建築士栃木県宇都宮市を中心に、手作り感のある「暖房を止めて寝ても朝寒くない快適な注文住宅」と既存を生かした「リフォーム・リノベーション」を手掛けている。創業118年の工務店(2017年現在)。

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