2019-12-06
SH-house(宇都宮市)
自然素材

階段手摺は、裏面に溝を掘っておくと掴みやすく、かつ1人で安全に取外・取付が出来て便利

手摺裏面に溝を掘っておくと掴みやすく、かつ溝が手摺受け材に「引っかかる」ので取外・取付しやすい。

11/25にお引渡しを行ったSH-house。

 

施主の引っ越しが完了したので、階段手摺を取付に行ってきました。

 

引っ越し時に、2階に家具を揚げたり、逆に家具を降ろす時もあろうかと、階段手摺を取外しできるようにしておきました。

 

また、手摺を掴みやすいように裏面に溝を掘っておいたのですが、溝を付けたことが、長い手摺を1人でも安全に取外・取付できるという、思いもよらなかった機能を得ることに繋がりました。

 

長い手摺を1人で取外・取付すること自体難しく、手摺を落としてしまい階段や壁を傷つけてしまうことは「ありがち」なことなのですが、「手摺の溝」が「手摺受け材に引っ掛かり」落下防止を兼ねて、かなり簡単に取外・取付出来ました。

 

通常は大工に依頼していたのですが、今回は私が外して、取付は旦那様に手伝ってもらいました。

 

安心して取外と取付ができたので、今後は階段手摺には、裏面に溝を付けることにしました。

 

手摺の取外し

手摺を外す前に、マスキングテープを貼ってナンバリングしておく。手摺はコーナーも丸みを持たせた。

手摺を取り外す前にマスキングテープにナンバリングして、「どの場所にどの向きで使うのか記しておく」ことが重要。これをしておかないと取付の時に迷って壁や床に傷を付けやすくなります。

 

手摺を取り外す時に、どの手摺から取り付けるかも考えておきます。

 

引っ越し前には階段手摺を外して、持ち込み家具を搬入しやすくする。

手摺裏面に溝があることで、溝が「手摺を支持する木材」に引っかかるので、落下しにくく、安心して外しやすいです。

外した手摺は全てナンバリングしておきます。

手摺の取付

手を掛けやすい溝の付いた断面。溝が受け材に引っ掛かるので床面に落下しにくい。

取外しの時に付けておいたマスキングテープのナンバリング通りに取り付けて行きます。最初は手回しのプラスドライバーでビスを揉み、ビスが前回のビス穴にしっかりと入ったところで、電池ドライバーを使います。

 

溝が付いていることで、手摺を床面に落とす可能性が少なく作業しやすいです。

 

無暖房で23度

Q1.0住宅は、どこでも暖かい(室内に寒く不快な場所が無い)ので快適です。

 

ただし、どこでも暖かいので手摺取付等の作業をすると直ぐに汗が出てきますから、半袖になる必要があります。

 

普通の家は、リビングは暖かくても、廊下やトイレは寒いのでそこに行くと体温が下がり汗をかくということは少ないのですが、Q1.0住宅は寒い所が無いので作業すると直ぐに汗をかきます。

 

施主に聞いたところ、昨日の晴れた日は昼間無暖房で、夕方5時くらいに帰宅して、室内温度が23度だったそうです。

 

冬の寒い日、誰も居ない無暖房の室内が23度なんて普通は信じられないので、玄関を開けた途端「室内に知らない人が居るんじゃないか?!」と驚くと思います。新築時に断熱性を極端に高めておくことは、機械のように壊れませんからコスパが高いです。

Q1.0住宅は無暖房でも暖かいので、「室内に誰か居るんじゃないか?」と心配になる家ですw

 

窓内側の断熱スクリーンである。ハニカムサーモスクリーンのツーウェイタイプは、プライバシーを守りながら日射熱を得られるので有効です。

プライバシーを守りながら冬に日射取得したいなら、レースカーテンでなくハニカムサーモスクリーンのツーウェイタイプがおススメ!

 

作業が終わった後にお茶を頂きました。

 

私の造った家具に施主のカップや急須が並び、持ち込み家具も入りました。

 

コーヒーカップや湯呑茶碗がインテリアの一部になっています。

 

それがとても自然で、建築を素敵に見せてくれています。

 

建築がより良くなったように感じますから、造り手にとってはありがたいことです。

 

1月から、家屋と同じ外装材で造る駐車場の工事が始まります。

吉田武志

有限会社ヨシダクラフト 代表取締役・一級建築士栃木県宇都宮市を中心に、手作り感のある「暖房を止めて寝ても朝寒くない快適な注文住宅」と既存を生かした「リフォーム・リノベーション」を手掛けている。創業118年の工務店(2017年現在)。

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