2011-04-22
研修会・展覧会

Forward to 1985 energy life

4月20日(水)
自立循環型住宅関東ゼミに参加するため東京神田へ。
宇都宮駅に行くと省エネの為、照明が暗め。
宇都宮線で赤羽→秋葉原→神田。
どの駅も暗めだが、すぐに慣れてしまう。
ちょうど良い照度。
今までが明るすぎたようだ。
人間の(私の)適応力は高い。
というか、鈍感で良かった。
神田駅前の居酒屋で550円の日替わり定食。
今日は牡蠣フライ定食だ。(初めて来たが)
もちろん大盛り。
煮物、ひじき、漬物、生卵、海苔が取り放題になっている。
サラリーマンが続々と。安い。デフレを実感する。
夜の居酒屋メニューも単価は平均500円くらい。
神田駅前だが、家賃もかなり下がっているのだろう。
とはいっても、30人くらいで満員の店内に、
調理者も入れて店員5人もいる。
やっていけるのだろうか??
今日は、エクスナレッジ社から出た
「省エネ・エコ住宅設計究極マニュアル」をテキストにした講義。
講師は著者でもある野池政宏さん。
テキスト解説に行く前に、「Forward to 1985 energy life」について。
26年前。1985年の電力消費量に戻れば、原発は不要になるという話。
家庭部門の電力消費量を半分にすれば、産業部門の電力消費量を現状のままで
原発を半分にできるという。
このテキスト等を使い、機械設備を極力使わず、快適で省エネな住宅を設計して、
家庭部門の電力消費量を半分にする取り組みを目指すのが工務店。
高価な機械設備を使って省エネを目指すのがハウスメーカーといったところか。
1985年は、日航ジャンボの墜落のあった年だという時代背景も交えながら
話が進む。そう言われてみると、日航ジャンボ墜落の時は、私は高校2年生。
特に生活に不便は感じなかった。なんとなく出来そうな感じもしてくる。
分かりやすい事例を挙げて説明して、人をその気にさせるのが上手い。
家庭部門と産業部門の電力消費量を半分にすればほぼ全ての原発が不要になるようだ。
肝心のテキストは、3時間半程度では、やはりさらっとしか講義できない。
しかし、今までにないとても分かりやすいテキストになっている。
リフォーム リノベーション 栃木県宇都宮市 ヨシダクラフト
注文住宅 栃木県宇都宮市 ヨシダクラフト 

吉田武志

有限会社ヨシダクラフト 代表取締役・一級建築士栃木県宇都宮市を中心に、手作り感のある「暖房を止めて寝ても朝寒くない快適な注文住宅」と既存を生かした「リフォーム・リノベーション」を手掛けている。創業118年の工務店(2017年現在)。

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