2018-04-19
心房細動 カテーテルアブレーション

心房細動に対する最新治療「WOLF-OHTSUKA法(WO法)」と、心房細動患者同士の意見交換が活発に行われているブログをご紹介

画像出典

先日、心房細動のことを書いたブログの書き込み欄に、同じ病気の方からコメントを頂きました。

 

このブログの一番下です。

 

コメントで初めて知りましたが、心房細動に対する最新治療で「WOLF-OHTSUKA法(WO法)」というものがあります。ウルフ医師と大塚医師の名前からWO法です。

心房細動に対する最新治療「WOLF-OHTSUKA法」

 

一番の特徴は、胸腔鏡手術で、心原性脳梗塞の原因となる、血栓生産工場と言われている左心耳(さしんじ)を切除するので、脳梗塞になる可能性が、ほぼ無くなること。同時に心臓の外側からアブレーションを行うこと。

 

また、心房細動患者同士の意見交換が活発に行われているブログも教えてもらったので、掲載します。コメントしているのは心房細動の患者で、中には医師も居て情報量も多いです。

 

次の手術の選択肢の1つにしたいので、まとめておきます。

 

心房細動患者にとって一番の心配事は脳梗塞になりやすいこと

心房細動患者にとって一番の心配事は、一般の方よりも脳梗塞に罹る確率が増えていることです。

 

私の場合は、心房細動状態になると脈拍が上がり1分間に160回くらいなるのですが、そうなると、2階にあがるのもやっとになります。手足にも血液が行かなくなるので、普段の半分程度しか身体が動かなくなるので、とてもキツイ。ただそんな状態も、脳梗塞になって死に至るとか、身体が不自由になることに比べれば、軽いものです。

 

心房細動の状態で、脳梗塞にならないようにするには、高価な薬を一生飲むか、心臓の左心耳を切除するか

私の心房細動は3度も再発しています。直すのが難しい難治性心房細動です。現在は正常な脈ですが、いつ再発するか分かりません。酒を飲むと再発しやすいのが分かっているので、一滴も酒が飲めないのもキツイです。

 

心房細動の状態で、怖い脳梗塞にならないようにするには、高価な薬を一生飲むか、左心耳切除するかの2択です。脳梗塞の原因となる血栓(けっせん:血のかたまり)のほぼ全ては、左心耳(さしんじ)という心臓の袋状の部位で作られているので、そこを切除するのが合理的です。

 

血液をサラサラにするリクシアナ等の抗血液凝固薬は、値段が高いので飲みたくないのですが、左心耳(さしんじ)を切除していれば、心房細動状態になっても血栓ができる可能性がほぼ無くなるので、薬が不要になることも魅力的です。心房細動患者において左心耳を切除することが、抗凝固薬よりも脳梗塞予防や生存率でより優れていることも分かっています。

 

また、抗血液凝固薬を飲んでいる状態では、血がサラサラで出血しやすくなり、それがデメリットにもなります。例えば癌になって手術をするときには、抗血液凝固薬を一時的に辞めなければならず、その期間には脳梗塞になる可能性が高くなりますから、癌と脳梗塞に同時に罹る可能性があります。だから心房細動の患者が、早めに左心耳を切除したいのは当然の話です。

 

天皇陛下も心臓の冠動脈バイパス手術のついでに、脳梗塞対策として左心耳切除を受けられています。心房細動患者にとって一番の心配事は、一般の方よりも致死的な脳梗塞に罹る確率が増えていることなので、左心耳切除してその心配がなくなるのは大きい。

 

「自分の心臓の一部を是非切り取りたい。喜んで切除したい」なんていうと、極め付きのマゾヒストのように思われるかもしれませんが、今説明したように、心房細動の患者にとっては、是非喜んで切り取りたいのが、心臓の一部である左心耳(さしんじ)ですww。左心耳を切除しても、デメリットは、ほぼ無いようです。

 

心房細動患者同士の意見交換が活発に行われているブログ

教えて頂いたブログ自体は、何度か読んだことがあったのですが、今年の1月に焼灼・冷凍カテアブ、WO法体験談他というページが作成されており、そのページは知りませんでした。そのコメント欄に、心房細動患者にとって有益な多数の情報が掲載されています。

 

何が有益なのかというと、

1.書き込みしている方の全てが心房細動患者であり、ほとんどの方にアブレーションの経験があること。複数回のカテーテルアブレーションの経験がある方も多いようです。

2.書き込みしている方のなかに、心房細動患者の医師がおり、合理的で具体的なコメントが多いこと。

の2点です。

 

私も読みましたが、コメント数及び情報量が多いので、1度では理解できません。

 

このブログのコメント欄です。下にスクロールするとコメントが読めます。
焼灼・冷凍カテアブ、WO法体験談他

 

「鼻呼吸することが心臓にも良い!」と栃木県内の心房細動仲間に紹介されて「睡眠時無呼吸症候群対策サポーター」を買いました。歯医者で作ったマウスピースも5年ぶりに引っ張り出して、サポーター+マウスピースで昨日から使い始めました。心房細動患者は睡眠時無呼吸症候群気味の方が多いです。白だとまるっきりオウムのヘッドギアですが、色は黒とブルーなのでご安心くださいw。私は黒を買いました。これで鼻呼吸の習慣がつけば安い。いびき対策や小顔?にも良いとのことです。(ホントかよ)

世間はセクハラ・パワハラ花盛りですが、スマホでの通話中にセクハラやパワハラを受けたら、これをスマホに差して録音してください。言ったことがコロコロ変わる輩に被害を受けている人も、買って録音したほうが良いです。3000円台と安い。

吉田武志

有限会社ヨシダクラフト 代表取締役・一級建築士栃木県宇都宮市を中心に、手作り感のある「暖房を止めて寝ても朝寒くない快適な注文住宅」と既存を生かした「リフォーム・リノベーション」を手掛けている。創業118年の工務店(2017年現在)。

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