【対談動画1】住宅建築の仕事に就いたキッカケ
対談相手は、当社定番のパイン床材や珪藻土「けいそうくん」など、こだわりの建材のみを扱うオストコーポレーション北関東の吉田さん。
私は、長い間続く建築屋の長男として生まれましたが、家業を継ごうとは考えていませんでした。
工務店ではなく建築屋と書いたのは、戦後復興期後の高度成長期は、コンクリートで造った工場の煙突や、ガソリンスタンド建築が主な仕事だったからです。
当社の北側に今も建つ、青源味噌さんの大きな煙突は、私が生まれる前に完成しており、祖父と父が造りました。
宇都宮北高校では理系だったものの、数学と物理が全く出来ずに一浪して東洋大学経営学部へ。大学は文系です。
大学で授業に全く出ずに、フルタイムで週5日アルバイトをしていたのが、話にも出た建報社という建築専門の広告代理店でした。メールやLINEはもちろん、パソコンやスマホも無かった時代、仕事は主に広告原稿の配達。
バイトの合間に、大量にある建築雑誌を読んで住宅建築に興味を持ちます。建築家と言われている人達が造る住宅は個性的で格好良く見えたのでした。
建築家住宅の施工者として、よく雑誌に掲載されていた住宅会社は、水澤工務店、佐藤秀工務店、石間工務店が御三家でした。
3社に技術系社員として入社させて頂けませんか?と連絡をしたところ、水澤工務店は大学院卒しか採用しておらず、佐藤秀工務店、石間工務店共に、建築の学校を出ていないと技術系社員としては採用できないと言われて、中央工学校という建築の専門学校に入学します。
卒業後、佐藤秀工務店で5年近くお世話になり、家業を継ぎました。

有限会社ヨシダクラフト 代表取締役・一級建築士栃木県宇都宮市を中心に、手作り感のある「暖房を止めて寝ても朝寒くない快適な注文住宅」と既存を生かした「リフォーム・リノベーション」を手掛けている。創業118年の工務店(2017年現在)。
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