2020-02-14
Q1.0住宅宇都宮の家 SH-house(宇都宮市)
家庭のエネルギー
高断熱・高気密住宅

Q1.0住宅、床下エアコンによる各室温状況と素足での暮らしぶり

去年11月に完成したSH-houseでは現在ガレージを新築中。2/10午前9時ころ、お客さんのお宅にお邪魔してきました。この日の外気温は0.2度と寒い日でしたが、玄関ドアを開けた瞬間に暖かく、別世界なのが分かります。各室温が分かるモニターを見ると、どの部屋も20度程度と暖かい。旦那様が素足で生活していることも分かりました。

 

真冬でも素足で生活、室温より床温度が2度高い床下エアコンは快適

床下エアコンの設置状況。床下エアコンは良く効いています。斜めの板金はお客さんが作成。

この日、旦那様は素足でした。「いつも素足なのですか?」とお聞きしたところ、「風邪をひいたりして体調の優れない日以外は素足で生活している」とのことでした。床下エアコンが入っている場合、床の表面温度は、室温+2度くらいになります。ダイニングは20.9度なので、床の表面温度は23度くらいになっています。床の表面温度が室温よりも少し高いと、快適に感じて素足になりやすいのだと思います。鹿沼産の30mmの分厚い杉フローリングの足ざわりが良いことも素足の理由だと感じました。

 

室温が低めでも、床下エアコンの入った床温度が22度程度の1階のほうが暖かく感じる

「日差し」のある日は、夕方帰ってくると2階の室温が24度程度と、1階よりも3~4度高くなっているようです。しかし室温が高い2階より、室温は低めだが床表面温度が室温より2度高い1階のほうが、より暖かく感じるとのことです。床が室温よりほんのり暖かいと、人は快適性を感じやすいのだと思います。素足だとより快適に感じるのかもしれません。

 

Q1.0住宅、床下エアコンによる各室温状況

写真は4か所の室温と湿度が1つのモニターで見られるワイヤレスデジタル温湿度計。センサーを設置しているのは、

  1. 外のポストの中 0.2度
  2. ダイニングテーブル上 20.9度
  3. 洗面脱衣室の洗面台の上 19.6度
  4. 2階本棚 20.5度

の4か所で、午前9時の室温は、ほぼ均一でした。

 

Q値1.19、Q1.0住宅レベル2

1度低いのが洗面脱衣室ですが、温度差は感じませんでした。Q1.0住宅の断熱性能・日射取得できていること・オープンな間取りが、床下エアコンが良く効いて暖かい室内を実現している要素です。設計時は、エアコンの暖気をより均一に行きわたらせるため、床下にサーキュレーターを入れてエアコンの暖気を床下に行きわたらせる予定で、床下にコンセントも付けておいたのですが、床下のサーキュレーターは今のところ必要ないとのこと。

 

湿度が低めなので、洗濯物を室内干ししたり、浴槽に残り湯を貯めて浴室ドアを開け放しにする等して頂くようにお願いしました。温湿度データロガー(温湿度記録計)を注文したので、到着したら室内各所の温度変化を測らせて頂く予定です。

 

明日のブログは、「床下エアコンの背面にエアコンに給気するための穴を開けてみた」様子を書きます。穴を開けてから1週間弱ですが、より室温が均一になったとのことです。

 

吉田武志

有限会社ヨシダクラフト 代表取締役・一級建築士栃木県宇都宮市を中心に、手作り感のある「暖房を止めて寝ても朝寒くない快適な注文住宅」と既存を生かした「リフォーム・リノベーション」を手掛けている。創業118年の工務店(2017年現在)。

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