2018-04-18
リフォーム

住みながらのリフォームでは、お客さんと鍵を共有できる大容量のキーボックスを設置しておくのがおススメ!

住みながらのリフォームやリノベーションの場合で、お客さんが共働きの場合は、昼間不在になり、留守宅でリフォームが行われることになります。

 

共働きで不在になる家のリフォームでは、お客さんと玄関の鍵を共有できるキーボックスを、玄関付近に取り付けておくと、1つの鍵を住まい手と造り手が共有できるので便利です。

 

または共働きでなく、リフォーム中は終日家に居る方でも、半日程度、買い物等で留守にしたい場合もあると思います。

 

そのような場合も、キーボックスでお客さんと住宅会社が鍵を共有できると、お客さんが不在の時でも造り手が自由に出入り出来て便利です。

 

キーボックスがあると、お客さんが感じるリフォームによるストレスが軽減されるので、住みながらのリフォームの必須アイテムだと思います。

 

共働きの家をリフォームする場合は、結局キーボックスを使って、鍵を共有するのがベスト

ドアノブにもレバーハンドルにも付けられる。

共働きの方の家をリフォームする場合は、どうしても昼間は留守になります。

 

お客さんの立場からすると、「リフォーム期間中、業者に玄関の鍵を預けたり、不在の間に他人に出入りされるのは抵抗がある」というのは当たり前の話です。

 

一番良いのは、終日ご家族の誰かが家に居て、職人が来る度に鍵を空けて、職人が帰ったら、その都度、鍵を閉めるという形。そうしてもらえれば、リフォームを請け負う住宅会社側も鍵を預かる責任が無くて安心です。

 

しかし、それではリフォーム期間中は、お客さんは買い物どころか、どこへも行けません。

 

例えばリフォーム現場では、朝来て11時に終わって帰る職人が居たり、3時に来る職人も居るので、お客さんが、いちいちドアマンのように、対応していたらストレスになります。

 

ですから「キーボックス」を使う方法をお勧めします。

 

カギの収納BOX、キーボックスって何?

長く使っていますが、壊れません。

リフォームの時に使う「キーボックス」は、中に鍵が収納できる箱のようなものです。ダイアル式暗証番号によって空きます。

 

それを玄関の近くの、動かない部分に固定し、現場監督や職人さん、もちろんお客さんにも、暗証番号で空けて出入りしてもらいます。

 

空けると、こんな感じ。大容量。

キーボックスを、何個も持っている工務店やリフォーム会社は、留守宅リフォームを多く行い、慣れている可能性が高いです。

 

留守宅リフォームの時に、おススメのキーボックスはコレ!

当社では長年、住みながらのリフォーム・留守宅リフォームに、ノムラテック カギの収納BOX NEW キーストック 大容量 N-1260を使っています。もうかなり長い間使っていますが、壊れません。

 

このキーボックスの良い点は、

1.大きさが適度で容量が大きめなこと

2.設置しやすいこと

3.開けやすく、閉めやすいこと

4.頑丈であること

5.カードキーも入ること

6.玄関ドアのレバーハンドルにも設置できることの6点です。

 

留守宅リフォームを依頼する時は、リフォーム業者に留守宅リフォームの経験を聞いた方が良い

住みながらのリフォーム・留守宅リフォームをする時は、いずれにしても安心して任せられる業者なのかを自分で判断することが大切ですが、事前にキーボックスを使った留守宅リフォームをどれ位しているのか、また以前に留守宅リフォームで何か事故があったかどうかなど直接聞いたほうが良いかもしれません。

 

キーボックスは、リフォーム以外の鍵の受け渡しにも便利

また、リフォームとは別の話ですが、小学生のお子さんに玄関の鍵を渡していて、無くしてしまったので、合鍵を作って欲しいという問い合わせがあります。小学生のお子さんは、鍵を無くすことがありますから、鍵を渡すのでなく、キーボックスで「鍵の受け渡し」をすると、鍵を失くさないので便利。

 

また、飲んで帰って来て鍵が見つからない!なんてこともありがちなこと。鍵が無い時のために、玄関近くの植木鉢の下あたりに鍵を隠している方も多いと思いますが、不用心なのでキーボックスの設置がおススメです。

 

アマゾンレビューを読むと、在宅介護の現場でも使われているようです。玄関にこのキーボックスを付けておいて、介護士さんに入ってもらえれば、家族も外出できますから、便利なのだと思います。

 

住みながらのリフォーム時にキーボックスを使っている事例

住まいの一部を「ヨガ教室」にするリフォームが始まりました。「エアリアルヨガ(空中ヨガ)」と言って、空中にぶら下がって行うヨガです。

 

既存の柱と天井の内側に、柱と梁の架構を設けて、行う予定。ヨガは素足で行うため、日光産厚さ3㎝の足ざわりの良い杉のフローリングを敷き、壁と天井は珪藻土(一部杉板貼り)で仕上げて、気持ちの良い空間でヨガが出来ます。

 

自然素材に変更しただけでは温熱的な快適性は上がらないため、断熱改修も行います。内容は、窓内側にペアガラスの断熱内窓を設け、さらに内側にハニカムサーモスクリーンを設置して開口部からの熱損失を極力少なくし、床は断熱材を入れ直して、室内の快適性を上げる計画です。

 

また、低コストで温熱環境を良くするため、ヨガ教室以外の1階のLDKと水廻りは、ペアガラスの断熱内窓を設けます。

 

その他室内のリフォームは、タイルのお風呂からユニットバスに交換し、キッチンも入れ替えます。初めて使いますが、躯体に合わせて、変わった寸法でもオーダーメイドでユニットバスが造れます。

 

外構と庭はお客さんの考えを反映し、和風から洋風に造り替えます。

 

そのリフォームも住みながらのリフォームになるので、今日このキーボックスを設置してきました。

吉田武志

有限会社ヨシダクラフト 代表取締役・一級建築士栃木県宇都宮市を中心に、手作り感のある「暖房を止めて寝ても朝寒くない快適な注文住宅」と既存を生かした「リフォーム・リノベーション」を手掛けている。創業118年の工務店(2017年現在)。

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