A-house(上三川).

A-houseの施主打ち合わせ(現場進捗確認・考え方の確認・雑談)は、毎週土曜日、午前8時半くらいから現場で行っています。
図面どうりに造るより、職人の意見も取り入れたほうが、上手くいくことも多い。
そういう部分の打ち合わせもします。
職人のアドバイスがあり、それが良いと思うので、こういう風に変えたいと。
Aさんに確認してもらいます。
殆どの会社は建具図面や家具図は描いていないので、施工者におまかせで、そこまで確認することも無いのかもしれません。
先週はベランダ下の天井にステンレスのフックを付けました。
ベランダ下は縁側(ウッドデッキ)になります。そこに干し柿を吊るしたり、簾をかけようということになりました。
設計期間中の雑談でそんな話が出ていて、土曜日の現場打ち合わせで、行けそうだと(干し柿吊るせそうだと・笑・)いうことになり、先週の土曜日に付けました。
また、貴重なアドバイスを頂きました。
他の住宅会社、ハウスメーカーとの違い、基本的な良い部分を明確にアピールするべきではと。
ハウスメーカーは、初めて会ってから、プランの確定までが1ヶ月というふうに工程が決められているというのです。
ハウスメーカーのような大きな組織だとそのようなマニュアルがある。
そういう決まりがないと、各営業マンは勝手なことをしますから、効率が悪い。
だから、そうするしかない。
施主は、こんなに短い期間では決められないと思いながら、そんなものかもしれないと思う。
納得できないながらも?決めてしまっているというのです。
そこをうちは(他の多くの?工務店もそうですが)、きちんと納得できるまで話し合い、決めていると。
ほとんどの施主は、1ヶ月の短期間で決めてしまうということがおかしいとは、知らない。
でも不満に思っている人はかなり多いだろうと言うのです。
いいんですよ。1ヶ月以内で良い計画が出来れば、それでいい。
私も1ヶ月で良い計画ができれば、それで進めます。
おかしいのは、1ヶ月で決めてしまうというマニュアルを持つ会社の姿勢かも知れません。
現実、ハウスメーカーの家は平面計画の悪い家が以外と多い。
原因は、そういう所にあるのでは。
でも、それは仕方ない、大きな組織だから。
私がハウスメーカーの営業マンでも、会社の方針でそうするしかない。
ハウスメーカーの家づくりと工務店の家づくり(設計事務所含む)は、そもそも、かなり違うということをアピールする必要がある。
どちらにしても、合うとか合わないとかはある。
しかし、工務店はアピールが十分じゃないので、できることはしたほうがいいんじゃないかということだ。
そういう部分は、施主が案外知らない、基本的な良い部分なので、そこも明確にアピールするべきではないかとのこと。
Y-houseのYさんからも同じようなことを聞いたような気がします。
ありがたい。
今回のニュースレターでは、その部分もチラリと書いています。
写真はA-houseの幅170mm、厚さ27mmの杉フロア。表面の仕上のスベスベ具合は特筆もの。素足で歩くと足ざわりが良い。
杉フロア
天井までの建具。天井付近のガラスが廊下に光を導く。左側が1枚の壁の表裏に引き戸が入る建具。初めての形状なので、図面描き及び造るのが難しかった。しかし上手く納まった。
建具

吉田武志

有限会社ヨシダクラフト 代表取締役・一級建築士

栃木県宇都宮市を中心に、手作り感のある「暖房を止めて寝ても朝寒くない快適な注文住宅」と既存を生かした「リフォーム・リノベーション」を手掛けている。創業118年の工務店(2017年現在)。

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