建築いろいろ.

 

MK-house の2階の窓が開かない件。

 

前回、1人でなんとかしようとしましたが、全く開かなかった。

 

 

 

「今日こそは、窓を開けるぞ」と大工さんと一緒に伺いました。

 

窓が開かない原因が分からないなんて、今まで経験した事がありません。

 

 

 

窓の種類は外部がアルミで覆われた木製サッシュで

 

出窓の両サイドに付いた、ケースメント(縦滑り出し窓)。

 

窓下にハンドルが付いたタイプで、それを回して開閉します。

 

 

 

ハンドルを回すと、窓の下の部分は開きますが

 

窓上がピッタリと閉まって全く開かない。

 

 

 

 

開いている同型の窓の構造をよく観察して原因を推測しました。

 

考えられるのは、

 

1. 水密性を取るためのゴムパッキンが熱で溶けて、木枠について取れなくなった

→細い金物を隙間に入れてみたが、ゴムパッキンの解けた形跡なし

 

2. 構造体である壁が下がり、窓を圧迫して開かなくなっている。

→2階部分の出窓なので、上に建物は載っていないし、

構造体が下がった他の形跡なし

 

3. 木製サッシなので、木部が湿気等で膨らんで開かなくなった。

→出窓にツッカエ棒をして、窓を開くように広げてみたが効果なし

 

 

 

今までの経験から、考えられるのはこの3つ。

 

しかし、対応してみましたが全く窓は開かない。

 

 

 

 

最終手段で、窓の隙間にバールを差し込んで、

 

傷が極力付かないように、(多少の傷は了承してもらい)

窓とガラスを壊さないように

 

バールでこじ開けてみると、少しずつ開いてきました。

 

やった。やった。

 

 

 

よく見ると、黒っぽい物体が窓の隙間にべったりと付いています。

 

表面のベトついた、固形物。

 

写真のような硬いキャラメルのようなものが張り付いています。

 

バールやカワスキで取り除こうとしても、粘着力が強くて落ちません。

 

 

 

 

 

原因は、蜂の巣の密蝋だったようです。

それが強力な接着剤となり窓を開かなくしていました。

 

動物や虫が住まいに巣を作ってしまい悪い影響がでるのは

 

白蟻が代表的ですが、こういうこともあるのです。

 

特に、林や森が近くにある場所は虫や動物の影響を受けやすいので

注意が必要です。

 

瓦の隙間に鳥の巣を作られてしまうなんてこともあります。

 

 

住宅を造っているといろいろな事が起きます。

 

心配事が1つ片付きました。

 

 

 

 

 

 

リフォーム 栃木県 ヨシダクラフト 

注文住宅 栃木県 ヨシダクラフト

 

 

 

 

吉田武志

有限会社ヨシダクラフト 代表取締役・一級建築士

栃木県宇都宮市を中心に、手作り感のある「暖房を止めて寝ても朝寒くない快適な注文住宅」と既存を生かした「リフォーム・リノベーション」を手掛けている。創業118年の工務店(2017年現在)。

  1. ヨシダクラフト

    紅春1970【3】さん
    初めての経験でした。
    接着力は木工用ボンド並みかもしれません。
    >自然豊かな場所ほど色んな不確定要素がありますよね。
    >ま、それとうまくつきあいながら楽しみながらやりたいですよね。

    返信
  2. ヨシダクラフト

    カントリーライフ@oregonさん
    強固に固まってしまっていて、その場で全ては除去できませんでした。
    お客さんに時間のあるときにやってもらうことになりました。
    相当時間掛けないと、落ちないですね。
    >はちみつの原理ということですね。除去大変でしたでしょうね。お疲れ様でした

    返信

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