SH-house(宇都宮市), 住宅設計, 高断熱高気密省エネ住宅.

宇都宮市の街中に建つ24.5坪の小さなQ1.0住宅、SH-house。

 

新住協で開発した暖冷房シュミレーションソフト「QPEX(キューペックス)」を使って、どのような温熱性能レベルの住宅なのかをシュミレーションしてみました。

 

今日のブログは・・・、

 

  • 暖かい家を造るための依頼先の選択基準は、この3つ
  • 外壁材を選ぶ時の選択基準は大手ハウスメーカーの逆をやれ!
  • 内装材の選択も大手ハウスメーカーの逆にすべき
  • 造作建具・造作家具・造作キッチンは制作経験豊富な住宅会社に依頼すべき
  • 新築するなら坪単価の高い、小さな家を目指せ!
  • QPEXとは何なのか?
  • SH-houseのQPEXデータ

 

を書きます。

 

長文になりますが、他社のwebやブログには掲載されていない内容なので、最後まで読んで頂けたらと思います。

 

まずは上の表をご覧ください。この表はQPEX で計算したSH-houseの施主向けの温熱性能計算結果です。

 

表の右上のとおり、SH-houseはQ値:1.19w/㎡K、UA値:0.36 w/㎡K、自然温度差:7.95度でした。

SH-houseを西面から見る。自転車が納まる、玄関脇の庇の水平ラインが印象的。

 

かなり良い断熱性能で、かつ南面窓からの日射取得も期待できる環境なので、省エネで暖かい家になる上に、内外装材もメンテナンスコストを最小にできるモノを選択しています。また外観も普遍性があり、飽きがこないことを目指しました。

暖かい家を造るための依頼先の選択基準は、この3つ

暖かい家に住みたい方は、依頼先の選択が最重要事項ですが、どの住宅会社も「高断熱高気密で暖かい家を造ります!」と言っており、これから家を建てる方は、どこに依頼して良いか分かりにくい状態です。

 

実際には、高断熱高気密住宅はピンキリであり、「とても寒くて暮らしにくい家が、暖かい家として売られている現実」があります。

 

ですから、依頼先の選択には充分に配慮すべきです。

 

「うちはW断熱だから暖かいです」とか「外張り断熱工法だから快適です」とか、ノルマという仮面を付けた、技術や現場の分からない、人の良さそうな営業マンや設計者や工務店社長に騙されてはいけません。

 

今日は、素人でもよく分かる、暖かい家を造る為の依頼先の選択基準を3つ教えます。

 

この3つを行っている会社なら、暖かい家に住めると思って間違いありません。

 

初回面談でこの3つを行っているかを聞いて、資料も見せてもらいましょう。

 

  1. 設計時にQPEX等の温熱シュミレーションソフトを使って計算して施主に説明していること
  2. 気密測定を実施していること。
  3. 完成後に、そのお宅の温湿度を実測し、できれば光熱費用と共にwebで公表している会社

 

実際、高断熱高気密住宅を造っていると謳っている会社でも、この3つを全く行っていない会社が殆どというのが現状です。

 

このような機械を室内に置いて温湿度を実測します。

この中で特に重要なのが、3つ目の「完成後に、そのお宅の温湿度を実測し、できたら光熱費用と共にwebで公表している会社」です。

 

なぜなら、寒い家を造っていたら、温湿度の実測は出来ないし、公表もできません。

 

私もQ値2.3くらいの家を造っている時は、Q値計算はしても建築後の住宅の実測はしていませんでした。仲間内の会合で発表するために1度だけ実測したのですが、ブログ等で公表しませんでした。

 

公表しなかった理由は、家の温熱性能が良くなかったからです。かなり高性能住宅でないと実測しないのが普通であり、たとえ実測しても、暖かい家でないと公表できません。

 

ちなみに、私が現在所属する新住協の関東支部では、研修会で自分の造った住宅の、設計仕様とQPEXによる温熱シュミレーションデータと実測値を発表する機会があります。

 

パワーポイントで資料を作るのは面倒ですし、発表後の講評で、他の会員さんから少しだけ厳しい指摘もあったりするのですが、自分の造っている住宅の温熱性能を改善できる機会でもあります。

 

私は以前、「基礎の断熱が弱めなのは何故なのか?」と指摘を受けたので、「それはコストの関係でそうしました」と答えました。

 

コストによって基礎の断熱仕様が決まったのは本当のことなのですが、そのお宅の「床下も含めた6箇所の温湿度」を実測した結果を発表したので、基礎の断熱性能を上げたほうが「より室内温度が均一になりやすい」というのは既に実感しており、「やっぱり指摘された」というのが正直な心境でした。

 

実測をしたことがある会社であれば、他社の図面の断熱と暖房の仕様を見ただけで、どこの断熱が弱くて、室内がどんな感じになるのか、だいたい分かるのです。

 

その経験から、SH-houseは施主と相談して予算を確保し、基礎スラブ上を全面断熱することにしました。

 

これは「設計時の温熱シュミレーション」と、「完成後の温湿度の実測」をしてみないと分からないことです。

 

外断熱だとか、W断熱だとか言って宣伝しても、完成後の温湿度の実測をしていないと、絵にかいた餅。

 

また家の気密性能の高さは、隙間風が入って来ないことや、確かな換気計画も含めて住み心地に影響するので大切なのです。

 

ですから、暖かい家が欲しいのなら、この3つを実施していない設計事務所や住宅会社は、直ぐに候補から外すべきでしょう。

 

気密測定実施風景

また、「住宅業界あるある」ですが、気密試験を実施している会社は、ほぼ現場が綺麗であり、仕上げの質も高めです。

 

というのも、現場発泡ウレタン断熱材を除いて、グラスウール等の繊維系断熱材で気密性能が良い住宅を造るのは、一般住宅に比べて大変な手間が掛るのが現実なので、それだけ手間をかけている住宅会社なら、ほぼ間違いなく現場が綺麗であり、仕上げの質も高めなのです。

 

ちなみに栃木県の場合、断熱性能を表す熱損失係数Q値は、現場発泡ウレタン断熱材を使わずに、Q値1.4以下にはしたいところです。

 

壁に施工する現場発泡ウレタン断熱材は、吹き付けるだけで断熱と気密が完了するので手軽だと、木造住宅でも広まっています。鉄筋コンクリートの住宅を造っていた時には、標準的な断熱材だったのですが、壁の断熱材厚さ3㎝を吹き付けするにも、気泡が多数出来てしまい、密実になりませんでした。簡単に出来るものや安いモノには落とし穴があるのです。

 

ですから、105mm以上の厚さを吹き付けると、気泡が出来すぎてスカスカになっており、私は実際スペック上の性能は出ていないのではないかと思っています。壁用断熱材としては、火災の心配もありますから、新築時の壁の断熱材として、現場発泡ウレタン断熱材は使わないほうが良いと考えます。現場発泡ウレタン断熱材は、床下の床断熱用リフォーム断熱材としては、ベストバランスだと思います。

 

実測した時のブログを貼っておきます。

高断熱高気密Q1.0住宅は「夏は暑いのか?涼しいのか?」室温を実測し考察してみた

【更新】栃木県宇都宮市で建てたQ1.0住宅の年間光熱費と、冬と夏の室温の計測結果を公開

 

外壁材を選ぶ時の選択基準は大手ハウスメーカーの逆をやれ

長く快適に暮らせる住宅を新築したいなら、「暖かい家にする」だけでは片手落ちです。

 

その理由は、暖かい家にした上で、内外装の仕上げ材は、リフォーム費用が掛かりにくく、廃盤になりにくいモノを使用しないと、リフォーム費用が永遠に掛かりすぎて「リフォーム貧乏」になってしまうからです。

 

意外なことだと感じるかもしれませんが、外壁材を選ぶ時の選択基準は、大手ハウスメーカーの外壁材の逆を行えば間違いありません。

 

例えば、外壁を大手ハウスメーカーで多く使われる、窯業系サイディングで造ってしまうと、15年に1度200~250万円程度の外装リフォーム費用が永遠に掛かって、リフォーム貧乏になってしまいます。

 

窯業系サイディングは、初期コストは安く、初期性能も高いけれども、リフォーム費用は多く掛かり、廃盤になると部分交換できなくなるために全面貼り替えになってしまうある意味怖い材料なのですが、契約にならなくなってしまうので、それを事前に説明する会社はありません。というか、永遠に説明しません。

 

ハウスメーカー以外の住宅会社や設計事務所でも、温熱性能の良い会社は、うちの家は暖かいぞと喧伝しますが、断熱気密に予算が掛かってしまい、仕上げ材までお金が回らないことが多いので、外壁は窯業系サイディングに「なりがち」なので注意が必要なのです。

 

長期使用できる仕上げ材を選ぶことは、断熱性能と同じくらい大切なので、家をミニマムにしてでも予算を取らなければなりません。さらに小さな家では、収納を多めにしなければならないので、結果として坪単価はかなり高くなります。

 

意外だと思われるかもしれませんが、外壁材は無垢の杉板がおススメです。

 

ノーメンテナンスで60年の建物が普通に建っています。杉板外壁材で、ほぼメンテナンス無しで長持ちしている建物の代表例は、近所の神社です。宇都宮のような地方都市の場合、板貼り外壁材で長持ちしている神社は沢山あります。

 

杉板外壁材は、均一性と施工のしやすさとクレームにならないことを重要視する大手ハウスメーカーでは、絶対に使われない外壁材です。

 

ただし、外壁に杉板を使ってしまうと、ほぼリフォーム無しで長期使用出来る可能性が高いので、住宅会社にとっては定期収入に近かった15年に1度の外装リフォームの仕事がほぼ無くなり、収入がガックリ減りますから大問題です。

 

しかし、新築時に窯業系サイディングにして、お金が無くて15年に1度のメンテナンス出来ないご家族が、実際に増えていることを考えると、新築時、施主に杉板貼り外壁材を、強く勧めるべきだと考えます。

 

また、普通の家に杉板外壁材を貼ってしまうと、大きな犬小屋のようになりがちです。そうならないために、外観のプロポーション(外観のシルエット)と開口部の調整(窓の数を最小限にした上で、配置と大きさを決めること)が必要なのは言うまでもありません。

 

その様子をブログに書きましたので、こちらをご覧ください。

将来リフォーム貧乏にならないためには、新築時に杉板外壁材を採用するのがマスト

 

カラーボックスの中で生活したくないなら、内装材の選択も大手ハウスメーカーの逆にすべき

内装建材も大手ハウスメーカーが使っている、新建材と言われている合板フローリングと既製品建具とは全くの逆の仕様を選択すべきです。

 

ザックリ言うと、床は無垢フローリングで、ドアは収納扉も含めて造作建具の1択です。

 

何故なら工業製品である新建材は必ず廃盤の時期が来て、部材が無くなると修理することが出来ません。

 

また、合板フローリングや既製品のドア等の新建材は、ホームセンターで売っているカラーボックスと一緒で、合板に木目の塩ビシートが貼ってある安っぽい建材です。

 

要するに、大手ハウスメーカーで家を建てると決めた人は「私たち家族は、一生カラーボックスの中で生活します!」と宣言しているのと一緒なのです。

 

それに対して、造作建具は地域の職人が造ったものなので、基本的にはいつまでも修理が効きますから、初期コストはかなり高くても長い目で見るとお得なのです。

 

また、新建材である合板フローリングや窓枠やドアの経年変化は「表皮が劣化して悲惨」になりますが、無垢フローリングの経年変化は「味わい」になります。無垢フローリングのほうが、歩き心地も良いですし、長く使えるので、初期コストは高くても長い目で見ると完全にお得です。

 

その様子はこちらのブログに書きました。

住宅の窓枠が、老人の皮膚のように「しわしわ」に劣化していた

 

造作建具・造作家具・造作キッチンは制作経験豊富な住宅会社に依頼すべき

ドア(建具)は造作建具の1択。既製品はあり得ない。

造作建具や造作家具、造作キッチン、無垢フローリングを使う時は、それらの制作経験豊富な会社に依頼すべきです。

 

例えば、住宅会社が造作建具を造るということは「住宅会社が建材メーカーも兼ねる」ということなので、責任重大になるばかりか、やったことが無い会社がオーダーメイドの建材を造るのは、初めて高断熱住宅を造る以上にハードルが高いです。高断熱住宅は真面目にやれば出来ますが、シンプルで違和感の無いデザインにするのはセンスの問題も大きいからです。

 

デザイン面で言うと、造作建具や造作家具や無垢フローリングにする一因は、ハウスメーカーやローコストビルダーのインテリアとは一線を画すためです。ハウスメーカーっぽくない、シンプルで違和感のないインテリアにするために造るのです。

 

しかしある住宅会社が造った造作建具と造作家具の住まいは違和感だらけでしたが、本人はそれに気付いておらず自信満々でした。そのような住宅会社に依頼する施主も似ているので、「誰にも被害は出ていないが、家が何となくオカシイ」というコントのような状態になります。ですから、造作建具や造作家具をシンプルに造れる住宅会社を見つけるのは、暖かい家を造る依頼先を見つけるのと同じくらい大切です。

 

実は、宇都宮市内の同業の住宅会社から、造作建具と造作家具の担当として新築住宅を造ってくれと依頼があったりします。栃木県内の住宅雑誌にもよく登場する会社ですから、「自社で出来ないのですか?」と聞いてみると、「造ったことがないので、どうしてよいか分からない」し、「面倒なので、施主からの要望が無ければ、できれば造りたくない」のだが、「職人任せにすると上手く行かないことは分かっている」そうです。これも面白い話なので後でブログにします。

 

さらに、窯業系サイディングや新建材の内装材は、建築やインテリアが好きな人から見ると、ダサい建材として認識されています。その証拠に、建築雑誌に窯業系サイディングの家や、新建材の内装の住宅が取材掲載されることは皆無です。

 

ちなみにハウスメーカーとローコストビルダーの室内写真を見ると、価格差は雲泥なのに、「どちらも新建材を使っているので見た目は同じでどちらか分からない」という、ハウスメーカーの施主にとっては悲しい現実になっています。

 

内装建材の選択については、選択理由をこちらのブログに書いています。参考にしてください。

 

造作ドア(造作建具)にすると決めた理由は「吉田さんの造る住宅はダサイ!」と言われたからでした

 

新築するなら坪単価の高い、小さな家を目指せ!

今まで書いてきた、断熱性能と仕上げ材の質を上げると、建築費の総額は当然高くなります。

 

結果として、当社では小さな延床面積30坪以下の家が殆どになっています。

 

小さな家になればなるほど、坪単価は高くなります。

 

小さな家の坪単価が高くなる1つ目の理由は、キッチンやユニットバス、トイレといった住宅設備費は、建築費に占める金額が多く、これらは床面積が小さくなったからといって、比例して数が減るわけではありません。ですから小さな家になればなるほど、自然と坪単価は上がるわけです。

 

小さな家の坪単価が高くなる2つ目の理由として、例えば24.5坪の小さな家と倍の面積の49坪の大きな家があるとします。大きな家の面積は、小さな家の2倍ですが、材料費も手間も2倍にはなりません。小さな家でも大きな家でも作業工程は一緒ですから、家を小さくしても手間賃は下がりにくく、かつ材料も半分にならないので、小さな家は高くなるのです。

 

つまり、仕様が同じであれば、家は小さくなればなるほど坪単価は上がりますが、家が大きくなるほど坪単価は下がるという関係になります。実際には小さな家は収納を多め(建具の数を多く)にしないと暮らしにくくなり、大きな家よりも収納(建具)の数は多めになるので、坪単価も上がるのが実情です。

 

しかし坪単価の高い小さめの住宅こそ、質が高く長く使えるので、これからの時代は良いのです。

 

同じ金額で大きめの家を建てると、内容が薄まって使いにくく、残念な見た目になる上に、リフォーム費用も高くなります。

 

例えば2400万円(税抜)の予算で、A社には30坪の家を提案されて、B社には24坪の家を提案された場合は、できれば坪単価の高いB社を選択すべきです。

 

素人は、「B社は坪単価にすると高い。A社の坪単価は安く、広くてお得だからA社に依頼しよう!」と思いがちですが、建築後は全く逆の結果になることがほとんどです。

 

実際に、完成後に2つの家を比べると、B社の家に比べてA社の家は明らかに質が低く、建築後のリフォーム費用も掛かり、内外観もの格好も悪くなりがちにります。しかし、それはA社の坪単価が安いのだから仕方がないことです。

 

その理由は、金額が同じ場合に家が大きくなると坪単価が低くなり、内容が薄くなってしまうからです。

 

住宅会社同士の建材の仕入れ価格と職人の手間賃は、ほぼ変わりなく、かつ粗利益率もほぼ変わらないので、そういう結果になるのは当たり前なのです。

 

webの施工例写真でも、素敵なのはB社だということが多いはず。よく施工例も見てから依頼先を決めましょう。

 

住宅会社から、小さすぎると感じる家で、かつ坪単価が高い家を提示されたら、良い提案の可能性が高いので、話を聞いてみるべきです。

 

分かっていない方が殆どなのですが、お客さんにとって坪単価の高い家は、良い家でありお得な家なのです。

 

逆に「坪単価の低い、安い家」を提案されて建ててしまうと、メンテナンスコストは掛かりがちになるし、格好悪い家の可能性が高いので、充分に気を付ける必要があります。私が他県の友人から家づくりのアドバイスを求められたら、そう言います。

 

また、標準仕様がやたらと充実しているわりに、webの施工例が安っぽい家だという住宅会社は、そうしないと仕事が取れないのです。標準仕様の充実度に惑わされずに、webの施工例を見て判断しましょう。

 

当社に依頼してくる方によると、いまだに、ハウスメーカーは4人家族で35~36坪のプランを提案してくるそうです。

 

私も15年前くらいには35~36坪程度の家を造ることが多かったのですが、年収が上がらないのに材料費が上がっていること、また、大きな家はリフォーム費用も高くなることを実感したことから、小さな家を提案するようになりました。

 

35~36坪程度の間取りは、子供が巣立つと6帖程度の子供部屋2つが納戸になることに加え、夫婦2人では広すぎて掃除も大変で、かつ大きめの家はリフォーム費用も高くなるので、完全に時代に合わなくなってきています。

 

新築するなら坪単価の高い、小さな家を目指す!ということで間違いありません。

 

QPEXとは何なのか?

QPEX(キューペックス)」は、断熱方法、断熱材の種類や厚さ、サッシやガラスの種類、ハニカムサーモスクリーン等を入力することで比較的簡単に、断熱性能と日射取得性能を計算することができます。

 

設計時に、サッシやガラスの種類、断熱材の厚さを変えることで、住宅の温熱、暖冷房燃費のシュミレーションが出来るソフトです。

 

使用方法は、外皮性能(断熱性能)を計算するために下記の項目を選択・入力します。

  • 地域、工法、立地条件、断熱方法の選択
  • 平面、立面、容積など各部位の面積を入力
  • 天井・壁・床・土間床の材料の種類を選択し、厚さを入力
  • 開口部のサイズ、窓仕様、窓種、ガラス種、ハニカムサーモスクリーン等を入力

 

QPEXで分かることは、どの程度の暖房の容量が必要か、自然温度差(暖房なしで部屋温度が何度になるか)、燃費が幾らか(灯油量や電力量など)等です。

 

また、QPEXは下記のような「様々な場合のシュミレーション」が出来ます。

 

  • もし、外張り断熱だったらどうなるのか?
  • 壁を付加断熱にすると断熱性能と燃費はどうなるのか?
  • 断熱材の種類を、高性能グラスウール厚さ105からポリスチレン厚さ100に変更した場合はどういう断熱性能になるのか?
  • サッシをアルミ樹脂の複合サッシから樹脂サッシに変えるとどうなるのか?
  • ガラスの種類を変えるとどうなるのか?
  • 南面の窓を大きくしたら、暖房費用はどうなるのか?
  • 換気システムを第3種から第1種の熱交換型にするとQ値はどうなるのか?
  • 仕様を変えると、自然温度差はどうなるのか?
SH-houseのQPEXデータ

宇都宮の街中に建つ24.5坪の小さなQ1.0住宅、SH-houseのQ-PEXデータを公開します。

次のブログはこのQPEXデータを説明します。

吉田武志

有限会社ヨシダクラフト 代表取締役・一級建築士

栃木県宇都宮市を中心に、手作り感のある「暖房を止めて寝ても朝寒くない快適な注文住宅」と既存を生かした「リフォーム・リノベーション」を手掛けている。創業118年の工務店(2017年現在)。

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