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主演の永島敏行&石田えり。

 

画像は「映画とライフデザインさん」からお借りしました。

 

今日のブログは「蜂蜜と遠雷」ならぬ「住宅と遠雷」についてである。

 

映画「遠雷」は、昭和56年(1981年)に上映された、栃木県宇都宮市瑞穂野地区を舞台にした、地域性の強い日本の青春映画である。

 

決めつけるが、宇都宮に住む40代後半以上の男性は、この映画「遠雷」が好きである。というか、この映画の石田えりさんが大好きである。

 

大好物であると言っても過言ではないだろう。理由は後述します。

 

原作は宇都宮出身の立松和平氏。主要出演者は、永島敏行&石田えり&ジョニー大倉の3人。

 

この3人はもちろん、主人公の父親役のケーシー高峰とか、スナックで働く人妻役の女性とか、いい味出してます。

 

すべての会話がU字工事並みの栃木訛りなので、地元民は客観視できず赤面するが、これが現実である。ww

 

 

映画「遠雷」のストーリーと、懐かしき宇都宮市の街中

ストーリーも非常に生々しく現実的。トマト作りに精を出す農家の主人公 満夫を永島敏行が演じる。

 

彼は仕事とセックスとカレーを食べることには真面目である。

 

相手役の石田えりも素晴らしい。ビニールハウス内のトマト畑の土くさい雰囲気と、石田えりのスタイルのコントラストが芸術的。(綺麗にまとめた)

 

石田えりのスタイルはマツコも絶賛している。

 

映画には、ドブのように汚い釜川、今は無きスナック街など、1981年当時の宇都宮の街中の風景が見られて懐かしい。

 

私が小6くらいの時に、うちの近所でロケが行われたのだと思う。

 

ストーリーは、「遠雷」のアマゾンレビューでどうぞ

都市化の波に呑み込まれていく1980年代初頭の宇都宮を舞台にした青春映画。野間新人文芸賞を受賞した立松和平の同名小説を原作に、日活ロマン・ポルノでデビューした根岸吉太郎監督のメガホンで映画化したもので、『絆』『透光の樹』などで知られる彼の、初の一般映画作品となった。

 

父の家出など、日々の鬱屈を晴らすかのようにトマト栽培に励む満夫(永島敏行)は、あや子(石田えり)とお見合いしたその日のうちにモーテルへ行き、ベッドイン。やがてふたりは結婚することになったが、その披露宴の夜、人妻と駆け落ちした友人・広次(ジョニー大倉)がひそかに満夫のもとを訪れた…。

 

都会でもなく田舎でもない中途半端な日常へのいらだちや、当時の青春風俗がリアルに描かれており、特に公開時はセックスに対してあっけらかんなヒロイン像なども話題となった。友人の長い告白シーンから、主人公カップルが『私の青い鳥』を歌うまでのクライマックスは圧巻。キネマ旬報ベスト・テン第2位、永島敏行が主演男優賞受賞と、その年の映画賞でも大いに盛り上がった秀作である。 (的田也寸志)アマゾンレビュー

 

栃木県宇都宮市の気候風土にふさわしい外観と屋根形状

SE-house きちんと勾配の付いた屋根

 

話が大きくそれたが、「遠雷」とは遠くで鳴る雷のことであり、夏の季語である。

 

宇都宮市は「雷都:らいと」と言われる程、雷雨の多い地域であり、引っ越してきた他県民は、激しい雨を伴った雷の多さにビックリするらしい。

 

以下の文章は、当社ウェブの家づくりの考え方の中の、普遍的な外観デザインの一文。

 

雷雨の多い栃木県宇都宮市の気候風土を考え、屋根にはキチンと勾配をとり、軒も出来るだけ出す屋根形状とする理由が書いてある。

 

今、一部で流行っている、屋根の勾配が少なく軒の出ていない「BOX型住宅」は栃木の気候風土に合っていないのだ。

 

栃木県宇都宮市は、7月の梅雨期、8月、9月の台風期に雨が多いことは勿論、立松和平氏の小説「遠雷」の舞台になったように、夏は激しい雷雨が多いことが特徴です。

 

家は、土地の気候風土に合っているほうが合理的で長持ちします。

 

栃木の気候風土を考えると屋根の勾配が少なく軒の出ていない「BOX型住宅」は、屋根の水キレが悪く、壁に雨が掛かりやすいので漏水しやすい形態であることが分かります。

 

当社では、栃木県の気候の特徴を考え、屋根に水勾配を付けて、軒(のき)や庇(ひさし)も出すことを外観デザインの基本としています。

 

詳しくは、をご覧ください。

施工例 きちんと勾配の付いた屋根を持つ SE-house

 

屋根の形と耐久性については、他にもブログを書いていました。

屋根の形と耐久性

 

立松和平さんがお亡くなりになった時も、遠雷についてブログを書いていました。

http://yoshidacraft.net/2010/

 

吉田武志

有限会社ヨシダクラフト 代表取締役・一級建築士

栃木県宇都宮市を中心に、手作り感のある「暖房を止めて寝ても朝寒くない快適な注文住宅」と既存を生かした「リフォーム・リノベーション」を手掛けている。創業118年の工務店(2017年現在)。

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