ウッドワンの無垢材キッチン「スイージー」がオーダーメイドキッチンのように上質に見える4つの理由

建材フェアで唯一、使いたいキッチンを見つけた

先週、駅東のマロニエプラザで行われた建材フェアに行ってきました。パナソニック電工、大建、永大産業の建材メーカーは勿論、TOTO、リクシル、クリナップ等の水廻りメーカーもおススメの建材を展示していました。

当社では、既製品の室内ドアや合板フロア(カラーフロア)は使わず、造作建具(ぞうさくたてぐ)と無垢のフロアで室内を仕上げていますから、既製品の建材や新建材は必要なし。

外壁材もガルバリウム鋼板、木、モルタルの実績ある3種類から選ぶので、多くの建材は必要無いのです。

ですから多数の建材メーカーが新商品を出典している建材フェアでも、見るべきものがありません。

しかし、1つだけ採用したいと思った建材がありました。

ウッドワンのスイージーという「無垢の木で造られたキッチン」です。既製品の建材=安っぽくて使えないというイメージだったのですが、このキッチンは違います。

ウッドワン無垢キッチンスイージー　

オーダーメイドキッチンのような上質なキッチン

このキッチン、ウッドワンのスイージーから上手に選択すれば、室内は違和感なく良い雰囲気に仕上がると思いました。

当社ではキッチンにこだわる方(既製品のキッチンではダメだという方)や既製品だと室内に納まらないリフォーム等の場合には、オーダーメイドキッチンを造っており、得意技の1つとしています。

既製品のキッチンでは、牽牛さと掃除のしやすさという点では、クリナップのSSとクリーンレディが抜きん出ていると感じています。

ウッドワンのスイージーを見て、使いたいキッチンが1つ増えました。

ヨシダクラフトのオーダーメイドキッチンはこちら

ウッドワンのスイージーが既製品のキッチンなのに、上質なキッチンに見える4つの理由

ウッドワンの無垢材キッチンスイージーが、上質なキッチンに見える一番の理由は、無垢材で造られた扉です。

無垢材の扉は価格が高いです。

オーダーキッチンにする場合も、未だ扉を無垢材にした経験がありません。

無垢材の扉で価格が抑えられるのは、既製品であり大量生産しているメリットだと思います。

扉の種類はパイン、オーク(ナラ)、メープル、ウォールナットの4種類があり、当社の住宅にはオーク(ナラ)のキッチンが合いそう！

2つ目の理由は、金物に良いモノを使っていること。

金物とは抽斗(ひきだし)やドアの取っ手(とって)です。

ステンレスの取っ手や職人の作った真鍮の取っ手、瀬戸物の取っ手などが選べるようになっています。

手に触れて、見る機会が多い取っ手などの金物に安っぽいプラスチックメッキを使うと、室内全体が安っぽくみえてしまうのです。

大手建材メーカーの室内ドアが安っぽく見える理由とハウスメーカーやローコストビルダーの内装が安っぽく見える理由の1つは、このドアの金物の安っぽさにあります。

それは以前のブログで書きましたので、こちらをご覧ください。

造作ドアにすると決めた理由は「吉田さんの造る住宅はダサイ！」と言われたからでした

3つ目の理由は、ステンレスワークトップとシンクに厚めのステンレスが使われていたこと。

他のキッチンメーカーのものより厚めで質感が高く、ガシガシハードに使えそうです。

4つ目の理由は、レンジフードもデザイン性の高いモノが選択できること。

オーダーキッチンのようにシンプルで質感の高いレンジフードが選べるようになっていることも、他の既製品キッチンとの違いです。

他社の既製品キッチンでは、レンジフードの選択肢がこんなにありません。

レンジフードは大きく目立つので、出来るだけシンプルなものを選びましょう。

以上の4つが上質なキッチンに見える理由であり、他のキッチンメーカーとの明確な差別化ポイントです。

ウッドワンは、ダイニングテーブル等の無垢材の置き家具の販売もしており、多くの建材メーカーの中でも上質な雰囲気の展示でした。

室内ドアはイマイチでした

「無垢の木で造られたキッチン」ウッドワンのスイージーがとても良かったので、ウッドワンのピノアースという、無垢の室内ドア等のカタログを見てみましたが、残念ながら使えそうなものではありませんでした。

面材がパインのみで、ハンドル等の金物も安っぽいのです。

キッチンのように、他の無垢材も出して、レバーハンドル等の金物にもこだわれば良くなるのにと思いました。

ウッドワン　スイージーのデジタルカタログ　

紙のカタログも問い合わせれば送ってもらえます。