2016-02-10
本・映画

苦節30年で大成功【映画】マッドマックス怒りのデス・ロードのここが凄い!

マッドマックス怒りのデスロード出典

去年の6月に劇場公開されネット上でも大評判だった【映画】マッドマックス怒りのデス・ロード。こんなに凄い映画だとは知らなかったので、映画館には行きませんでした。この映画こそ、大きなスクリーンで見るべきです。見逃したのはとてもショック!宇都宮の映画館で再演されたら絶対行きます!この映画、前作のマッドマックス/サンダードームから苦節30年の月日を経て完成したシリーズ第4弾です。「V8!V8!」映画見た人には分かる。

 

で、私は遅ればせながら、アマゾンビデオで2回見ました。独特の世界観で何度も見たくなる映画です。絶対買うべき教本(経典)だと言われている、大型ビジュアルブック「メイキング・オブ・マッドマックス 怒りのデス・ロ-ド」3,888円も当然買いました。読む本は電子書籍が良いですが、見る本はやっぱり紙の本がイイです。久しぶりに紙の本買いました。この本には、キャラクターの解説やコンセプトアート、デザイン画も載っていて、メッチャメチャ楽しめます。おすすめします。

 

ちなみに、原題は、Mad Max: Fury Road マッド マックス: フューリー ロード。Furyとは激しい怒りを意味します。

 

では、【映画】マッドマックス怒りのデス・ロードのここが凄い!を見てみましょう

 

 

どこにも似た映画が無いのが凄い!

 

昨今のヒットアクション映画には、似たモノが多いです。例えば、スパイアクション映画の「ミッション:インポッシブルシリーズ」「ジェイソン・ボーンシリーズ」「007シリーズ」。この3本はとても面白いですが、カーアクション、お色気、総合格闘技を使った格闘シーン、銃撃戦はお約束。枝葉末節が変わるだけ。

 

マッドマックス怒りのデス・ロードのオリジナリティの前にはカスミマス。何と言っても、マッドマックス怒りのデス・ロードには、ストーリーがありません。悪役に追いかけられて逃げるだけ!この単純極まりないストーリーを、濃いキャラクター、濃い車、独特なアクションで見せつけます。

 

私にエアーギターさせるキャラクター、コーマドーフ・ウォーリアーが凄い!

 

https://www.youtube.com/watch?v=1DcqnkzGEFQ

 

悪役達が主人公マックスを追いかける時、悪役達を鼓舞するために、太鼓を叩く4人の男と火を噴くギターを掻き鳴らす盲目の1人の男が登場します。特にバンジージャンプのロープに吊られ、火を噴くツインギターを掻き鳴らす赤い衣装の男が印象的。いつまでも見ていたくなります。この映画を見てから、無意識にエア―ギターしないように気を付けております。

 

その他もMADな(狂っている)メッチャメチャ濃いキャラクターが目白押し。車のキャラクターも濃いです。スターウォーズとか綺麗すぎるキャラクターで全く魅力を感じないのですが、マッドマックスは文字通り、狂ったキャラクターが最高です。マッドマックスファンと酒飲みたくなりますわ。

 

コーマドーフ・ウォーリアーの他に好きなキャラは、ニュークスとプリマス・ロックという車です。ホントに各キャラクター設定とアクションと美術、ファッションがよくできていて、何度も見たくなる理由になっています。

 

ニュークスニュークス出典

 

ハリネズミプリマス・ロック出典

 

 

アマゾンのブックレビューが満点すぎるのが凄い!

マッドマックス怒りのデスロード本

 

大型ビジュアルブック「メイキング・オブ・マッドマックス 怒りのデス・ロ-ド」のアマゾンのブックレビューが満点すぎるのが凄いです。この本は、マッドマックス怒りのデス・ロードファンには、必携の名品です。

ほら!そこのあなた!こんな満点レビュー、見たことがありますか?星5つばかりですぞ。

 

大型ビジュアルブック「メイキング・オブ・マッドマックス 怒りのデス・ロ-ド」

 

カスタマーレビュー1

この本を定価で買うのがお布施であり、古本をかってはお布施にならないと言っています。私もちゃんとお布施しました(笑)。映画の作り手にとっては、最高の賛辞でしょう。物づくりして食っている人は、一度は言われてみたい言葉です。私も住宅を造っていますが、こんなこと言われてみたいです。私も、この本についてアマゾンレビューを書きました。末席ながら掲載されています。

 

マッドマックス怒りのデスロードレビュー2

 

 

 

前作から苦節30年ぶりの映画。映画作り始めて12年で完成が凄い!

 

前作のマッドマックス/サンダードームは1985年です。マッドマックス怒りのデス・ロードは何と30年ぶりの公開でした。マッドマックス怒りのデス・ロードは、1998年8月にジョージ・ミラーがロサンゼルスの交差点で歩いていたときにアイデアを思いついています。アイデアを思いついてから17年の月日を得て完成した映画です。17年かけて完成しなかったら泣きますよね。

 

撮影途中で、オーストラリアの砂漠に花が咲いてしまい、途中からロケ地をアフリカのナミブ砂漠に移したりして大変だったようです。

 

監督のインタビューを読んだら、「そんなことよくあることだと」「映画撮影に変更や中止は付き物だと」言ってました。普通は中止になったり、変更になったりしたらガッカリしますよ。そんな苦節30年を経て大ヒットし、批評家からも高い評価を得ています。モノづくりを仕事としている人間にとって、晩年に輝ける人生は理想です。私も、住宅建築で晩年に輝けるように頑張ります。目標「住宅建築業界のジョージ・ミラー」に決定!

 

 

ジョージ・ミラー監督71歳なのに、マッドマックスをあと2本作ると言ってるのが凄い!

 

ジョージ ミラージョージ・ミラー出典

 

ジョージ・ミラー監督(George Miller、1945年3月3日 – )は今年71歳。写真をみてもメチャ若いです。71歳なのに、マッドマックスをあと2本作ると言っています。71歳でこのノリノリイケイケの映画を撮れるのが凄いです。肉食系でしょう。北斗の拳は、マッドマックスに影響を受けて生まれたのは明らかです。

 

アカデミー賞10部門ノミネートが凄い!

 

我らがマッドマックス怒りのデス・ロードは、今年これから開催される第88回アカデミー賞に、作品賞、監督賞、撮影賞、音響編集賞などを含む10部門にノミネートされています。授賞式は現地時間2月28日にアメリカ、ロサンゼルスで行われます。作品賞か監督賞取れたら、1人で祝杯あげる予定です。

 

R15映画ですがお色気シーン無し。子供と一緒に見られるのが凄い!

 

【映画】マッドマックス怒りのデス・ロードはR15映画です。R-15とは、15歳未満の子供は、この映画は見ないほうが良いよ。という規律です。15歳からは見て良いということです。実はR-15指定とは法律ではないため、破っても罰せられることはありません。

 

お色気シーンもありませんから、子供と見ても良いでしょう。というか、暴力シーンはありますが、美術、ファッション等が素晴らしいので、美術(絵や工作)が好きな小学生には積極的に見せたいところです。私は小学3年の娘と一緒に見たいと思い誘いましたが、断られてしまいました。涙。

吉田武志

有限会社ヨシダクラフト 代表取締役・一級建築士栃木県宇都宮市を中心に、手作り感のある「暖房を止めて寝ても朝寒くない快適な注文住宅」と既存を生かした「リフォーム・リノベーション」を手掛けている。創業118年の工務店(2017年現在)。

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