ケンプラッツの「自称建築家は不要」論争が熱い
ケンプラッツ記事のデザインビルド時代(4)自称「建築家」は不要
この記事の下の方にある読者コメント欄が熱いです。
住宅業界でも、日本の人口や年収が減っている中、住宅の本質が問われる時代が来ています。造り手側の名称は、建築家、工務店、建築士、工務店、設計事務所、ハウスメーカー、何でも良いのですが、造り手側の業態や名称以前の重要な話として、家づくりは非常に個人的でアナログな話を、住まい手と造り手が、計画中は勿論完成後もすることになるので、相性が重要になります。
気になった文章と読者コメントをピックアップしてみます。
カッコいいデザインだけでなく、省エネも構造も施工もコストも購買も納まりもわかる設計者なら面倒がない。たとえ設計者がわからなくても、組織としてワンストップで対応してくれ、アフターサービスも受けられるなら、発注者は安心だろう。こう考えると、設計者は設計事務所でなくてもいいような気がする。
デザインビルド時代に設計事務所が生き残るには、びっくりさせるスキルを磨くだけでなく、建設会社や工務店には真似できないきめ細やかで透明性の高いサービスを提供する必要があると思う。そうでないと、よほどのビッグネームにならない限り、設計事務所の存在感は薄くなる一方だ。単に、設計できます、監理できます、申請できます、検査できます――だけではもう厳しい。
読者コメントは、それぞれが一理あるなというコメントが並んでいますが、良いなと感じたものはありませんでしたので、ピックアップは無しにしました。
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有限会社ヨシダクラフト 代表取締役・一級建築士栃木県宇都宮市を中心に、手作り感のある「暖房を止めて寝ても朝寒くない快適な注文住宅」と既存を生かした「リフォーム・リノベーション」を手掛けている。創業118年の工務店(2017年現在)。
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