【窓の省エネリフォーム事例】木製窓の腐朽に悩まされ、樹脂窓に交換した築22年の住宅

築22年の住宅、現在までに7か所の、木製窓の障子が腐ってしまう事態になりました。
そのうち6か所の窓は、新築時と同じメーカーの障子に交換しました。
しかし今回、一番最後に腐朽が分かった窓は、樹脂窓に交換しました。外壁を壊さずに、断熱性の高い【樹脂窓】に交換できる、「RAKUE(らくえ)工法」を採用し、省エネ性能とメンテナンス性を高めました。
このブログでは、木製窓の劣化状況から樹脂窓への交換方法、窓の省エネリフォームの補助金活用までを詳しく解説します。
※窓の障子(しょうじ)とは、窓枠以外の窓の可動部分のこと。可動部分である「ガラス+ガラス廻りの枠」のことを障子と言います。
目次
木製サッシが次々と腐朽。ついに決断した木製窓から樹脂窓への交換リフォーム
2003年の新築時に採用したのはアメリカ・PELLA(ペラ)社のアルミクラッド木製サッシ。
無垢木材のサッシなので、室内から見た意匠と風合いは素晴らしいのですが、築7年目の2010年から窓障子の腐朽が始まり、築22年目の現在まで、7か所の窓の障子が腐るという事態になりました。
その都度、窓障子を輸入し交換してきましたが、納期2か月・価格高騰・再腐食のリスクを考え、4年程前の2021年に、施主が娘さんに代替わりしたこともあり、「もう交換しなくて良い窓にしたい!」という結論になりました。私は新築時、木製窓が腐るとは思わずに施主に提案をしたので、責任を感じていますし、気を揉んでいます。
ペラ社の木製サッシを使っている他のお宅でも、このお宅と同じように障子が腐ってしまい、障子だけを交換しているケースが多いと思います。
そこで採用したのが、「カバー工法」による樹脂窓への交換です。今回の工事は、基本的には「カバー工法」の要素が大きい工事になりましたが、一部の窓枠を撤去する「はつり工法」の要素もあったので、なるべく外壁を壊さず、短工期で高性能な【樹脂窓】に交換できる「RAKUE(らくえ)」という工法を採用しました。
樹脂窓への交換でなく、ペラ社の窓障子に交換した時のブログはこちら
輸入建材は、大手商社の子会社からは買わないほうが良い理由
なぜ新築時に木製サッシを採用したのか?その背景と選定理由
施主は新築前から松本民藝家具を愛用しており、新居にもぜひ置きたいという希望があったため、ダイニングテーブルや椅子、机などを、すでに注文していました。
設計前には、施主と一緒に宇都宮市にあった松本民藝家具の店舗が開催した「顧客の会」に参加しました。その際、展示されていた家具の上質さと、集まった顧客の品の良さに驚かされました。
松本民藝家具の名前や雰囲気については以前から知っていましたが、実際に見て初めて、選び抜かれた木材を長期間乾燥させ、ひとりの職人が時間をかけて、各工程を丁寧に手作りしているという、非常に手間のかかる、入魂された高品質な製作工程を知りました。また、松本民藝家具には、親の代から愛用している、固定ファンのような上品な愛好者がいることも、初めて知りました。
そこで設計は、松本民藝家具に似合う内装・外装にすることを施主と相談しながら進めました。特にサッシについては、普段使っているYKKの樹脂サッシでは、家具に負けてしまい雰囲気が合わないと判断し、木製サッシを採用することになりました。
この住宅は「FPの家」ですが、当時FPパネルを製造していた松本建工と、パネルを販売していた三井物産ハウステックには資本関係がありました。そのつながりで、木製サッシを作っているペラ社の商品を三井物産ハウステックから勧められたことも、木製サッシを採用した理由のひとつです。
当時、ペラ社のサッシの商流は、伊藤忠建材の輸入建材部門である(株)キーストーン→三井物産の建材子会社である三井物産ハウステック→当社という流れでした。
輸入住宅の衰退と共にキーストーン社は無くなり、三井物産ハウステックもFPグループを運営していた松本建工が倒産したことで、会社が無くなりました。
木製窓でもアルミクラッドしてあるため、むき出しの木製窓よりは「木部が風雨に晒されず長持ちするだろう」と考えていましたが、結果としては、そうなりませんでした。
木製窓を採用する場合、アルミクラッドしていない木製窓のほうが、劣化を目視しやすい上に、乾きやすいという点でも良いのかもしれません。アルミクラッドしていない木製窓の方が、水に強い木材で造られていることもあると思います。
当時、ペラ社の木製窓を採用するにあたり、横浜にあった輸入元のキーストーン社へサッシの見学に行きました。当時は輸入住宅が、今よりも多く建てられており、日本国内にも一定の需要があったため、在庫を保管する倉庫と共に塗装スペースも用意されていました。塗料は、当時珍しかったドイツの自然塗料、リボスが使われていたと記憶しています。
その際、実際にペラ社の木製窓を採用していたキーストーン社の社員のご自宅も見学させていただきました。もし「この窓は将来的に腐ってしまう」と分かっていたら、その社員の方も自宅に使わなかったはずです。おそらく当時は輸入販売している側も、腐朽のリスクまでは把握していなかったのだと思います。
上記の施工例は、今回、木製窓から樹脂窓へのリフォームを行ったお宅です。ダイニングの丸テーブルと椅子は、松本民藝家具です。
PELLA(ペラ)社のアルミクラッド木製窓とは?

チャットGPTにペラ社について聞いてみました。
PELLA(ペラ)社のアルミクラッド木製窓は、木の温もりとアルミニウムの耐久性??を兼ね備えた高性能な窓製品です。
●生産国
PELLA社はアメリカ合衆国アイオワ州ペラに本社を構え、全米に18の製造拠点と200以上のショールームを展開しています。製品は主にアメリカ国内で製造されており、品質管理と技術革新に注力しています。
●特徴
1. アルミクラッド木製構造
外部は耐候性に優れたアルミニウム、内部は温もりのある天然木材を使用。これにより、外部からの耐久性??と内部の美観を両立しています。
2. デザインの多様性
伝統的なスタイルと現代的なスタイルの両方を提供。歴史的な建築物にも適した詳細なデザインや、モダンな建築に合うクリーンなラインのデザインが選べます。
3. 高性能な機能性 PELLA社の窓は、断熱性、気密性、遮音性に優れており、エネルギー効率の向上に寄与します。また、メンテナンスが容易??で、長期間にわたって美観と性能を維持できます??。
上記は、チャットGTPによるペラ社についての紹介です。しかし、このブログを読んで頂くと、チャットGTPに聞いた内容と違い、「ペラ社の木製窓の窓障子が腐り、耐久性は高くない」ことが分かります。
PELLA(ペラ)社の木製サッシの障子が腐る原因を推測

窓障子の下枠が腐る原因は、以下の2点が考えられます。
- ガラスと、ガラス廻りの障子枠の間の、防水材が劣化して切れてしまい、雨水が浸入して障子下枠が腐朽
- 窓枠と障子下部の隙間に雨水が溜まり、障子下枠が吸水して腐朽
1つ目は、もっと耐久性のある切れにくい防水材にすべきだと思います。樹脂サッシやアルミサッシはもちろん、北欧の木製サッシの場合も、ガラス廻りから雨水が入るというのは、聞かないからです。
2つ目も構造的な問題で、窓枠の水勾配がなく、排水性が低いため、水が滞留しやすいので、障子下枠が水を吸って、腐朽しているように感じています。実際、腐朽箇所はいつも障子の下枠部分でした。
経年した建物では、どちらかではなく、上記の2つが同時に起こり、窓障子を腐らせている可能性もあります。
特に雨が降った翌日は、窓を開けて窓障子の下枠を乾かすよう、施主の方にはお願いしています。しかし、どんなに気をつけていても、経年すると下枠が腐ってしまうのが現実です。
雨が掛かりにくい、軒の出た2階の窓は、今のところ腐っておりません。
アメリカと日本、窓文化の違い
PELLA社のサッシを含むアルミクラッド木製窓は、アメリカでは障子交換を前提に作られている可能性があると思います。
アメリカでも雨は降りますから、築年数の違いはあれど、窓障子は同じように腐ると思うからです。
アメリカやカナダはDIY文化が根強く、窓もホームセンターで買える環境。腐ったら交換、という発想なのかもしれません。
一方、日本では1960年代からアルミサッシが主流となり、この20年程、私を含んだ住宅性能を重要視する界隈では、徐々に樹脂サッシも一般的になってきました。しかし、日本ではどちらにしても「サッシはあまり壊れないもの」と考えがち。
日本人にとっては、障子交換は想定外の手間になり、ストレスも大きいものです。
【RAKUE(らくえ)工法施工写真】木製サッシから樹脂窓への交換工程
こちらは、木製の窓を樹脂窓に交換したリフォームの工程写真です。工法は「RAKUE(らくえ)工法」を採用しています。
今回はサイズの大きな出窓だったため、解体と新しい窓の取り付けに時間がかかり、工事は約2日半かかりました。出窓は、普通のサッシと違い、外壁に対して角度が付くので、新規サッシを作成するのも難しいです。新しいサッシを取り付けるまでの間は、開口部にベニヤ板でしっかりと養生を行いました。






















【解説】窓の交換リフォーム:「カバー工法」と「はつり工法」の違い
窓の交換リフォームには、大きく分けて「カバー工法」と「はつり工法」の2つがあります。
窓交換の「カバー工法」と「はつり工法」の違いは、既存の窓枠をそのまま利用するか、窓枠ごと交換するかです。
カバー工法は、文字通り既存の窓枠に新しい窓をかぶせるように取り付け、はつり工法は、窓廻りの外壁を解体撤去して、既存の窓枠を外して新しい窓を取り付ける工法です。
今回の窓交換リフォームは、「カバー工法」と「はつり工法」の混合工法となりました。
ほぼ窓枠は残したので「カバー工法」の要素が強いのですが、障子が取り合う2本の窓枠は撤去したので、一部は「はつり工法」と言えます。
工法 | メリット | デメリット |
カバー工法(RAKUEらくえ) | 既存の窓障子を撤去して、既存枠の上から、カバー枠を設置した上で、障子を取り付ける。既存窓枠と外壁に手を加えず施工可能。室内側も解体不要 | 窓が小さくなる |
はつり工法 | 既存窓を撤去して新設する。撤去する時に窓周囲の外壁と、窓廻りの室内壁を壊すので、室外と室内で壁補修が必要。新築同様の性能に回復、窓サイズも維持 | 外壁と室内壁補修が必要な場合が多い。(今回は外壁補修は無く、室内も最小限) |
【施工法の詳細】樹脂窓への交換リフォームRAKUE(らくえ)工法のメリット・デメリット

RAKUE(らくえ)工法は、新設サッシを、通常の釘やビス固定でなく、硬質ウレタンで固定するため、外壁と室内壁をあまり壊さずに施工できるのがメリットです。硬質ウレタンを使うことで、サッシの固定と断熱・気密工事を同時に行うことが出来ます。
※現場発泡硬質ウレタンは、30倍発砲を使っています。通常、家の現場発泡硬質ウレタンは、100倍発砲を使うので、30倍発砲は密度が高く、断熱性能も高く良い断熱材だと言えます。
● 30倍発泡 → 原液1に対して体積が30倍に膨らむ
● 倍率が高いほど軽く、密度が低い
● 倍率が低いほど重く、密度が高く、断熱性も上がる
通常、サッシは、新築時も、リフォーム時のカバー工法とはつり工法も含めて、釘やビスで固定します。
RAKUE(らくえ)工法のメリットは、外壁を壊さずに、サッシを新設できることです。外壁を壊す必要が無ければ、解体及び処分費用が無くなり、かつ大工工事・外壁工事・塗装工事などの必要が無くなります。
RAKUE(らくえ)工法は、はつり工法と比べて多くの職方が必要なく、比較的簡単に施工できます。これは、比較的安価で工期短縮できることに繋がります。今回はサッシ屋さんに全て依頼して、木工事も行いました。
※職方(しょくかた)とは、建築工事において、実際に手を動かして施工する職人たちのことを総称する言葉です。大工、左官、設備工、内装業者、屋根職人、電気工など、さまざまな専門職のそれぞれの職種の総称。
しかし、外壁を壊さずにサッシ交換できるメリットは、経年するとデメリットに繋がる可能性があります。
従来の「はつり工法」によるサッシ交換では、新築と同じような構造で窓まわりを作ることができます。「はつり工法」では、窓まわりの外壁を約10センチほど壊してから、新しいサッシに交換します。この方法だと、防水シートや防水テープを新しいサッシのアングル部分にきちんとかぶせて施工できるため、雨水の侵入をしっかり防げます。その上から外壁の下地材を取り付けるので、防水性も安心です。
さらに、従来の「はつり工法」では、サッシが外壁から飛び出すこともなく、外壁の内側にある防水シートやテープは、紫外線や風雨にさらされないので、長く劣化せずに機能を保てます。
しかし、外壁を壊さずにサッシ交換するRAKUE(らくえ)工法の場合は、外壁を壊さずに、新規サッシを施工します。そのため、写真のように新設サッシを外壁よりも飛び出させた上で、外壁とサッシの取り合いに「シーリング」という防水材を施工して、防水する必要があります。
「シーリング」は紫外線や風雨にさらされるので、10年前後は持つかもしれませんが、比較的早い時期に劣化して、そこから雨水が入る可能性がありますから、10年前後くらいには、足場を架けて点検し、必要であればシーリングのやり替えもしくは、補修をする必要があります。
メリットと思われる工法が、将来デメリット箇所になる可能性があるということになります。またRAKUE(らくえ)工法では、樹脂サッシの色は白1択となります。サッシ色の選択肢が無いと言う点は、デメリットになるかもしれません。
樹脂窓への交換リフォームRAKUE(らくえ)工法は、どのような窓の交換に適しているのか?
既存窓が日本製のサッシであれば、基本的には日本の窓メーカーの「カバー工法」が適していると思います。
しかし、今回のように、既存窓が輸入の木製窓の場合は、日本製のサッシと断面構成が違うので、日本の窓メーカーのカバー工法は適していません。特に今回のような「カバー工法」と「はつり工法」の混合工法となる場合は、RAKUE(らくえ)工法が適していると思います。
衰退した輸入住宅と、木製窓の部材供給リスク
2000年代前後、本屋の住宅雑誌コーナーには、輸入住宅を特集した雑誌が5~6冊並ぶほど、「輸入住宅ブーム」が起きていました。
しかし、その後の円安の影響で、輸入建材の価格が大幅に上がり、コストの面で敬遠されるようになります。輸入住宅の人気は、2005年頃を境に徐々に下火になり、2008年のリーマンショックをきっかけに、輸入住宅を積極的に扱う業者は大きく減少しました。
当時は、日本の大手商社も輸入住宅ブームに乗り、建材専門の子会社を設立。アメリカのPELLA(ペラ)社やマービン社の木製サッシ、輸入内装材などを取り扱っていました。
しかし、流行が終わると、多くの輸入建材商社やメーカーが日本市場から撤退していきました。
当時は、輸入住宅が一定の規模で日本に根付くと考えられていましたが、結果的にはそうなりませんでした。
現在、PELLA社の輸入代理店は引き継がれて存在し、部材の入手は可能です。ただし、今後の供給リスクや価格の上昇については、不安が残るのが現状です。
この住宅の断熱性能と、一般論としての経年してからの建材供給
2003年に完成したこのFPの家は、Q値1.6、C値0.2という当時としてはトップクラスの高気密・高断熱性能を持っていました。
とはいえ、いくら性能が高くても、窓の障子が腐ってしまえば断熱性は落ちてしまいますし、雨漏りの原因にもなります。今まで書いてきた通り、ペラ社の木製窓は腐朽しやすいので、将来のメンテナンスやリスクを考えると、「樹脂窓への交換リフォーム」はとても合理的な選択です。
ただし、先月のブログでも書いたように、日本のメーカーが製造している樹脂窓も、廃盤になると部品の供給が止まってしまいます。廃盤後に窓が壊れた場合、ストックしてある部品がなくなると、修理が難しくなるという点には注意が必要です。「廃盤になってから、どのように修理ができるのか?」は、窓以外の全ての建材に共通した問題です。
住宅省エネ2025キャンペーン「先進的窓リノベ」補助金も活用
今回の工事では、国の「住宅省エネ2025キャンペーン」の中の、先進的窓リノベ事業に申請しました。
対象となる窓仕様や施工方法を満たすことで、1窓あたり小さなもので数万円から、大きな窓だと20万円以上の補助金が出る場合もあります。総額の1/3程度の補助金が出る予定です。
簡単に家の断熱性能を高められる、内窓取付や窓交換等の、窓の断熱改修をお考えの方は、この制度を使うとお得です。
まとめ:窓の省エネリフォームで家の快適さと安心を取り戻す
- 木製窓の腐食がきっかけで、断熱性・耐久性に優れた樹脂窓へ交換を行った
- 「RAKUE工法」により、外壁を壊さず短工期での窓交換。ただしメリットばかりでなく、将来はデメリットの可能性もあり
- 長期的に見て、メンテナンス性・省エネ性能が大きく向上
窓の劣化に悩んでいる方、築20年前後で木製サッシのメンテナンスが大変な方には、窓の省エネリフォームとして「樹脂窓への交換リフォーム」を検討して頂きたいと思います。

有限会社ヨシダクラフト 代表取締役・一級建築士栃木県宇都宮市を中心に、手作り感のある「暖房を止めて寝ても朝寒くない快適な注文住宅」と既存を生かした「リフォーム・リノベーション」を手掛けている。創業118年の工務店(2017年現在)。
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