北関東の高断熱住宅第8号に掲載
雑誌「北関東の高断熱住宅」は新住協関東支部の会員有志が作っている雑誌です。当社ヨシダクラフトはP40~P43まで、宇都宮市のQ1.0住宅SH-houseについて掲載しました。掲載文をブログに転記します。
造作家具と建具で片付く室内を実現! 小さな家で暖かく快適に暮らすコツ
小さく質の高い家を造ることが、将来に渡って施主のメリットになると考えて、小さなQ1.0住宅を造ることを基本にしています。
小さな家は掃除が楽で将来のリフォーム費用も安く、冷暖房の効きも良い。特にQ1.0住宅のような超高断熱住宅は、家全体の温度差が無くなるため、どこも寒くないし暑くもないので、自然に各部屋の稼働率が増します。
極端な話、冬でも廊下や納戸で寝られるため、部屋の用途を兼ねやすく、小さな家でも大きく暮らせます。この住宅でも床下エアコンと壁掛けエアコンの1台ずつで、全館冷暖房し快適な室内を実現しました。
施主SHさんの要望は「家は小さくて良いが、収納を多めに造りたい」というものでした。家づくりの考え方が一緒なので、依頼して頂けたのだと思います。
小さな家で快適に暮らすには、コツが要ります。施主の収納面の現況と要望を整理し、飽きが来ないようにシンプルに設計する必要がある。収納の要である、造作家具と建具は、そのままインテリアになるので暮らしの中での印象が大きい。
家具と建具はいつも目にして触れるので、造り手と住まい手の意匠面での相性が一番出る部分です。小さな家でも収納が適切なら、コックピットのような使い易い家にすることも可能です。
担当コメント欄
これからは、身の丈にあった30坪以下くらいの小さめなQ1.0住宅で、豊かに暮らすのを目指す時代だと思います。
胴長な外観に、軒の出の少ない片流れ屋根を載せた高断熱住宅の類型を造るのではなく、飽きの来ない普遍性を持った外観にすることも大切にしています。
ヨシダクラフトは、宇都宮市を中心とした隣接エリアに暮らす価値観の近い住まい手に、自然素材と造作建具を使った永く快適に暮らせるコンパクトなQ1.0住宅を造り、完成後はメンテナンスとリフォームも、しっかりと行うことを大切にしている地域工務店です。
有限会社ヨシダクラフト 代表取締役・一級建築士栃木県宇都宮市を中心に、手作り感のある「暖房を止めて寝ても朝寒くない快適な注文住宅」と既存を生かした「リフォーム・リノベーション」を手掛けている。創業118年の工務店(2017年現在)。
RECOMMEND人気のある投稿
-
リフォーム何ということでしょう!?『大改造!!劇的ビフォーアフター』で、工事代金未払いされた工務店が番組を訴えた!ビフォーアフターの摩訶不思議7選も掲載2016/07/30
-
住宅設計 建材・住宅設備・便利グッズ【更新】透湿防水シートを比較すると、タイベックの1択となる理由2020/02/10
-
Q1.0住宅宇都宮三番町の家 SI-house(宇都宮市 三番町) 住宅設計天井の低い家は、狭く圧迫感を感じるのか? 天井高さ2.2Mの家の感想をレポートするよ2016/11/16
-
建材・住宅設備・便利グッズ外壁材の下に貼る「透湿防水シートの表裏を貼り間違えると、全く防水シートにならない」という実例写真2018/01/17
-
リフォーム 高断熱・高気密住宅中古住宅の断熱性能は年代別にどうなっているのか?一番簡単でお金の掛からない中古住宅の断熱リフォーム方法教えます2016/01/22
-
心房細動 カテーテルアブレーション 私事・社会的な事入院する時に持っていくと便利で快適なもの10選!2018/08/21