2008-02-19
本・映画
国境の南、太陽の西
何故か、精神が安定する。
多分、言葉の選び方と表現の仕方が、私には合っていて落ち着くのだと思います。
村上さんの本を読んで、同じように感じている方は、いらっしゃいますでしょうか?
この本は、切ない恋愛の話なのですが、何故か暖かく落ち着いた感じを受けます。(私だけ?)
不倫の話なので、経験者は共感か?
主人公は、自分に合っていないサラリーマン生活を8年間した後、「上品なジャズバー」を経営しています。
雰囲気の良い「場」を作り、こだわった酒と料理を出して繁盛していますが、
多店舗は出すつもりは無い。とても慎重で好感が持てます。
村上さんも作家になる前にジャズバーを経営していたので、自分の経験の一部を書いているのかもしれません。
私は、お酒はあまり飲めないのですが、バーの描写がすばらしく行ってみたくなります。
とても慎重でセンスもよいので、仕事も家庭(プライベート)も失敗を犯さないであろう主人公が女性で失敗?いや成功?を犯しそうになります。
失敗しそうでなくては、単調でストーリーにならないのですが。
何故か懐かしい感じのする本です。
オススメ!
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吉田武志
有限会社ヨシダクラフト 代表取締役・一級建築士栃木県宇都宮市を中心に、手作り感のある「暖房を止めて寝ても朝寒くない快適な注文住宅」と既存を生かした「リフォーム・リノベーション」を手掛けている。創業118年の工務店(2017年現在)。
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僕も村上春樹大好き。 「雨天炎天―ギリシャ・トルコ辺境紀行」を 毎年5月ごろに読んでいます。 若葉の季節の躍動感に似た感じがするからのような気がします。 村上春樹を読んで,もう20年が経っているという事実に驚きます。
ケッコー春樹ファン多いようですね ロマンチストでないので まだまだ僕は司馬遼太郎で(^_^;)
shige*simplehouseさん >僕も村上春樹大好き。 > >「雨天炎天―ギリシャ・トルコ辺境紀行」を >毎年5月ごろに読んでいます。 > >若葉の季節の躍動感に似た感じがするからのような気がします。 > >村上春樹を読んで,もう20年が経っているという事実に驚きます。
紅春1970【3】さん >ケッコー春樹ファン多いようですね >ロマンチストでないので >まだまだ僕は司馬遼太郎で(^_^;)
この本私、ずいぶん前に読みました。もう内容もよく覚えていないくらい前のことです。 村上春樹は、井戸の真意とは?次に、こちら側とあちら側というテーマで色々と論議されていました。(日本文学部卒業なので、あれこれ学びました)死の世界が背中合わせに生きている世界と隣接していて決して遠くなく身近であること。 私が思うに村上春樹の世界は、目には見えない世界だけど、わかる人にはわかる暗号いっぱいの世界がありますね。 経営していたバーに関しては、1割の人が戻って切れくれればいい。みんなにすかれなくていい。1割の人がファンになってくれたら、その人たちの為にあけるお店でいいというような事を昔もっていたホームページで書かれていました。その当時学生だった私には目から鱗でしたが、辛い時は思い出します。 本人の顔写真を見たとき、雑誌を見せてくれた教授に「ありがたいけれど全然ありがたくなかった。思い出と空想を返して欲しい心境」といってしまいました。
カントリーライフ@oregonさん >この本私、ずいぶん前に読みました。もう内容もよく覚えていないくらい前のことです。 > >村上春樹は、井戸の真意とは?次に、こちら側とあちら側というテーマで色々と論議されていました。(日本文学部卒業なので、あれこれ学びました)死の世界が背中合わせに生きている世界と隣接していて決して遠くなく身近であること。 > >私が思うに村上春樹の世界は、目には見えない世界だけど、わかる人にはわかる暗号いっぱいの世界がありますね。 > >経営していたバーに関しては、1割の人が戻って切れくれればいい。みんなにすかれなくていい。1割の人がファンになってくれたら、その人たちの為にあけるお店でいいというような事を昔もっていたホームページで書かれていました。その当時学生だった私には目から鱗でしたが、辛い時は思い出します。 > >本人の顔写真を見たとき、雑誌を見せてくれた教授に「ありがたいけれど全然ありがたくなかった。思い出と空想を返して欲しい心境」といってしまいました。