2020-11-29
日常のお手入れ

無垢フローリングのメンテナンスはどのように行ったら良いのか?メンテナンスを行わないとどうなるのか?

当社ショールームの無垢パインフローリング

年月を重ねるごとに味わいを増して、雰囲気が良くなる「無垢材」。中でもフローリングは室内に占める面積が大きく、肌が触れて印象を大きく左右することから、「新築・リノベーションするなら床は無垢フローリングにしたい!」と考えている人が多いと思います。

耐久性の面からも、カラーフロア(合板フローリング)と比較して、長く使えることからフローリングは無垢材の1択です。

特に当社でおススメしている、杉とパインの針葉樹フローリングは、 柔らかいフローリングであることから、 歩くと心地良いのですが、ナラなどの広葉樹と比べると、汚れや傷が付きやすいフローリングでもあります。その柔らかいフローリングをできるだけ綺麗に保つには、お掃除・メンテナンスはどうしたら良いのでしょうか? またメンテナンスを行わないとどうなるのでしょうか?

結論から先に言うと、無垢ローリングはメンテナンスをしなくても大きな問題はありませんが、出来ればメンテナンスをしたほうが、良い状態が長く続きます。

現在、当社ではオスモ社の浸透性塗料を使用しています。今日のブログは、無垢フローリング塗装の種類は何が良いのかをお話しした上で、オスモ社の無垢フローリングの掃除・メンテナンス動画の要点を文章にまとめました。

無垢フローリングの塗料は、浸透性塗料が良い理由

無垢フローリングを採用する場合の塗料の種類は、フローリングの表面に塗膜を作るウレタン系塗装品を選ぶのでなく、あらかじめ浸透性塗料が塗られたフローリングを選ぶか、無塗装のフローリングを施工して、浸透性塗料を塗るのが良い。

というのも、浸透性塗料を塗った無垢フローリングであれば、経年したら、再度浸透性塗料が塗れるが、表面に塗膜を作るウレタン系塗料で塗装されたフローリングを使ってしまうと、塗り替える時に古い塗膜をサンディングによって全て取り除く必要があるからだ。

塗膜が薄くなった部分のみを再塗装すると、見た目がおかしくなってしまうので、フローリング表面の塗料を全て落としてからでないと、再塗装が出来ない。フローリングは面積が広いので、全てサンディングするのは大変手間が掛る。基本的には部分的に塗装は出来ないのだ。

何度か、ウレタン塗装されたフローリングの塗膜を落として、浸透性塗料に塗り直す工事をしているが、塗膜を落とす際に、電動研磨機でサンディングしてウレタン塗膜を落とすのが、小さな面積でもかなり大変だ。家具を全て撤去しなければならない上に、電動研磨機を使うと、かなりの埃もでるから。また、均一に既存塗膜を剥がすのは不可能である。

だから、なるべく手間なく、長く使うことを考えるなら、最初から浸透性塗料にしておくのが良いです。

当社がオスモ塗料を使っている理由

3年程前に塗装職人が代わりました。他メーカーの自然塗料を使っていたのですが、職人から、オスモ塗料が使い慣れているので、出来ればオスモに変更して欲しいと言われて、それ以来オスモ塗料を使っています。

それまでは、リボスやナチュラル等の浸透性自然塗料を使っていました。オスモもリボスも仕上がりに大きな違いはありません。

当社で使っているオスモ塗料の仕様

  • 窓枠・建具枠・建具・本棚・水廻り以外のカウンターは、透明に仕上がるノーマルクリア♯3101。
  • キッチン・トイレ等の水廻りのカウンターは、フロアークリアもしくはフロアカラー♯3032もしくは♯3072等。※オスモの床用塗料は、木造建築工事標準仕様UC塗り適合品となっています。UCとは、国土交通省・文部科学省・UR都市機構の標準工事仕様書で使用される塗装種別の略記号で、1液形油変性ウレタン樹脂ワニス塗装、2液形ポリウレタン樹脂ワニス塗装の略記号。UC塗り適合品は、水・お茶・ワインなどをこぼしてもシミになりにくく、拭き取りやすい塗料と考えて良いと思う。
  • 床は、透明なフロアクリアーエクスプレス♯3362で塗ることが多いです。

【オスモ&エーデル主催】無垢フローリングのお掃除オンラインセミナー動画

無垢フローリングのメンテナンス方法がとても分かりやすくまとめられている動画です。以下はオスモさんのフローリングメンテナンス動画の要点を文章にしてみました。

動画を見た後で、疑問点をオスモさんに質問してみました。

【ご質問】

動画に出てきたフローリングは広葉樹系でしたが、新築やリフォーム時にオスモフロアエキスプレスを塗った針葉樹の杉やパインでも施工方法は同じですか?

【回答】

今回ご紹介させて頂きました、「ウォッシュ&ケアー」「ワックス&クリーナー」に関しましては、

オスモで塗装頂いているフローリングであれば、広葉樹、針葉樹いづれにもご使用頂けます。

オスモカラー全般に無垢の木であれば広葉樹、針葉樹問いませんので、ご安心してお使い頂ければと思います。

と、オスモ&エーデルの久松さんから回答が来ました。

水拭きの代わりに使うメンテナンス商品、オスモ「ウォッシュ&ケアー」

オスモ「ウォッシュ&ケアー」は、クリーニングと保湿が出来る商品。キャップ1杯を1リットルの水もしくはお湯に溶かして使用。15分程度で乾くようだ。

オスモ塗料以外を塗装したフローリングにも使用可能。その場合はクリーニング効果のみが期待できる。ウレタン塗装品のフローリングにもクリーナーとして使用可能。

https://www.osmostore.jp/shopdetail/000000000431/

定期的な汚れ落としと、撥水性向上が期待できるオスモ「ワックスアンドクリーナー」

オスモ「ワックスアンドクリーナー」は年に1回程度、「ウォッシュ&ケアー」の後で使うと良いようだ。素人が床ワックスを塗ると、塗りむらが出来やすいが、この商品は塗りむらが出来にくいのも特徴。45分程度で乾いて、撥水性もある。

https://www.osmostore.jp/shopdetail/000000000438/

ちなみに当社ショールームと自宅の無垢フローリングは一度もメンテナンスをしたことがありませんw。

吉田武志

有限会社ヨシダクラフト 代表取締役・一級建築士栃木県宇都宮市を中心に、手作り感のある「暖房を止めて寝ても朝寒くない快適な注文住宅」と既存を生かした「リフォーム・リノベーション」を手掛けている。創業118年の工務店(2017年現在)。

この記事をシェアする
コメント

コメントを残す
お名前