自民党の受動喫煙対策案が採用される店はファミレスだけだという話。規制対象になる「100平方メートル以上の飲食店」とは、何坪で何畳なのか?
自民党が出している受動喫煙対策案では、「100平方メートル以下の小規模な飲食店では、表示すれば喫煙可能」とする方向で検討しているが、東京都内の飲食店では、客席面積が「100平方メートル以下」の店舗が、レストランなどの飲食店では85.7%、バーや居酒屋などでは、95%にのぼっていることがわかった。
自民党が出している受動喫煙対策案は全く意味がなく、全国ほぼ全ての飲食店で喫煙可能になります。
これでは、受動喫煙対策の意味は全くありません。自民党の受動喫煙対策案が採用される店は、ファミレスだけだという話になり、ほとんどの飲食店で、今まで通り赤ちゃんから、がん患者の方までが受動喫煙させられることになりそうです。
都民の皆様、この自民党の受動喫煙案が通ったら、近く行われる都議選で自民党候補を落としてください。よろしくお願いいたします。
そもそも100平方メートル(100㎡)以下の飲食店とは、何坪で何畳なのか?
100平方メートルというと、大きさが分かりにくいですが、坪数と畳数にすると大きさを把握しやすいです。
1坪は、約3.3平方メートル(㎡)です。
100平方メートル÷3.3平方メートル≒30.3坪
100平方メートルは、約30坪ということになります。
30坪は、何畳分になるかというと、1坪は約2畳分なので、
30坪×2畳≒60畳ということになります。
100平方メートルは、約60畳ということになります。
私が行く、定食屋や居酒屋で60畳ある店を考えると、ファミレスくらいしか思い浮かびません。結果として受動喫煙対策の対象になるのは、ファミレス等の大きなお店のみで、小さな店は全て喫煙可能になります。
100平方メートル(30坪)の飲食店の席数
100平方メートルは約30坪ですが、どのくらいの席数の店なのか、ザックリ計算してみましょう。
レストランの店舗面積は、坪数に1.2席を、居酒屋の場合は、1.5席を掛けるとザックリとした席数が求められるようです。
(例)レストランの店舗面積30坪×1.2=想定36席
(例)居酒屋の店舗面積30坪×1.5=想定45席
自分の周りにある、レストランや飲食店を考えてみてください。これより席数が少ない店がほとんどなのではないでしょうか?
有限会社ヨシダクラフト 代表取締役・一級建築士栃木県宇都宮市を中心に、手作り感のある「暖房を止めて寝ても朝寒くない快適な注文住宅」と既存を生かした「リフォーム・リノベーション」を手掛けている。創業118年の工務店(2017年現在)。
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分かります。全店全席禁煙にしてほしいです。
ですよね!