2016-06-21
高断熱・高気密住宅

「ZEHビルダー」登録のお知らせ

経済産業省が公募したネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業(ZEH:ゼッチ)のZEHビルダーの登録業者が発表され、ヨシダクラフトも登録されましたのでお知らせします。

 

環境共創イニシアチブ(SII)の平成28年度ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業のページからZEHビルダー一覧のページに飛んで検索すると出てきます。

 

ヨシダクラフトZEH登録ヨシダクラフトのZEHビルダー登録ページはこちら

 

ZEHとは?

ZEH(ゼッチ)とは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー)の略。住宅の省エネ化に向けて国(経済産業省)が主導する取組です。住まいの断熱性・省エネ性能を上げること、プラス太陽光発電などでエネルギーを創ることにより、年間の一次消費エネルギー量(空調・給湯・照明・換気)の収支をプラスマイナス「ゼロ」にする住宅を指します。

 

ヨシダクラフトでは、使用期限が短く交換の必要な機械設備に頼ったメカメカZEHではなく、一度造ってしまえば更新する必要のない、躯体性能に重点を置いた高断熱ZEHをご提案したいと考えています。

 

ZEHに関する国の目標

住宅については2020年までにZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)を 標準的な新築住宅とすることを目指す。 2030年までに新築住宅の平均でZEHの実現を目指す。

 

ZEHには補助金が交付されます

新しく家を建てる多くの方がZEHの仕様を導入しやすいように、国は補助金を出し普及を促進しています。補助金額は125万円。

 

ZEHビルダーとは

自社が受注する住宅のうちZEH(Neary ZEHを含む)が占める割合を2020年度までに50%以上とする事業目標(以下「ZEH普及目標」という)を掲げるハウスメーカー、工務店、建築設計事務所、リフォーム業者、建売住宅販売者等をSIIは「ZEHビルダー」と定め、公募しています。ZEHビルダーに登録しないと、上記の補助金は貰えません。

 

ヨシダクラフトのZEH目標公表資料

 

【1】ZEH今後の普及率目標

 

■2016年度(平成28年度)

ZEH                     非ZEH

新築 10%           新築 55%

リフォーム0%       リフォーム 35%

 

 

■2017年度(平成29年度)

ZEH                    非ZEH

新築 20%          新築 50%

リフォーム5%       リフォーム 25%

 

 

■2018年度(平成30年度)

ZEH                    非ZEH

新築 25%          新築 45%

リフォーム5%       リフォーム 25%

 

 

■2019年度(平成31年度)

ZEH                   非ZEH

新築 30%          新築 30%

リフォーム20%    リフォーム 20%

 

 

■2020年度(平成32年度)

ZEH                   非ZEH

新築 40%          新築 25%

リフォーム25%     リフォーム 10%

 

 

【2】ZEHの周知・普及に向けた具体策

 

1.自社のWEBやブログでZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)ついての概要や社会的意義について記述し、周知・普及を行う。

 

2.現場見学会でZEHについて説明し周知・普及を行う。

 

【3】ZEHのコストダウンに向けた具体策

 

1.サッシや断熱材等使用建材の見直しを行い、費用対効果の高い建材を使用する。

2.充填断熱及び外張り断熱の断熱施工方法を検討し、省力化における原価低減を目指す。

3.創エネにおいては、太陽光の発電効率がよく設置工事が難易にならないシンプルな屋根形状とすることで工事費削減を目指す。

 

【4】その他の取り組みなど

 

断熱性能向上と創エネルギーだけでなく、積極的な日射取得、通風利用、昼光利用など

機械に頼らない自然エネルギーを生かした省エネルギー化を行う。

吉田武志

有限会社ヨシダクラフト 代表取締役・一級建築士栃木県宇都宮市を中心に、手作り感のある「暖房を止めて寝ても朝寒くない快適な注文住宅」と既存を生かした「リフォーム・リノベーション」を手掛けている。創業118年の工務店(2017年現在)。

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