室内との繋がりで外構を計画する
小さな家を建てることが多いため、室内と外構を一体に感じられるようにすることで、広がりを感じるように計画しています。在宅勤務等で、家にいる時間が増える中、できるだけ庭との繋がりを感じられる住まいを造ります。
例えば、平屋やベランダを設けない2階建ての家では、洗濯物と布団を干すためにウッドデッキを設けることが多いのですが、LDKとウッドデッキを繋げると、デッキがLDKの延長となり広がりを感じ、その先に庭があれば、より広がりを感じます。デッキや庭で憩いの時間を過ごしたり、家庭菜園やガーデニンで庭と繋がると、生活が豊かになります。
また、ウッドデッキに手摺があると布団が干しやすく、手摺は目隠しにもなります。今までの経験から、ウッドデッキの樹種については、デッキに屋根が設けられない場合は、ハードウッドのウリン材やイペ材を使うなど、なるべく雨に対して耐久性の高い、長期使用できる木材を使用しています。