2021-04-24
Q1.0住宅宇都宮の家 SH-house(宇都宮市)
メディア掲載実績

北関東の高断熱住宅第8号に掲載

雑誌「北関東の高断熱住宅」は新住協関東支部の会員有志が作っている雑誌です。当社ヨシダクラフトはP40~P43まで、宇都宮市のQ1.0住宅SH-houseについて掲載しました。掲載文をブログに転記します。

造作家具と建具で片付く室内を実現! 小さな家で暖かく快適に暮らすコツ

小さく質の高い家を造ることが、将来に渡って施主のメリットになると考えて、小さなQ1.0住宅を造ることを基本にしています。

小さな家は掃除が楽で将来のリフォーム費用も安く、冷暖房の効きも良い。特にQ1.0住宅のような超高断熱住宅は、家全体の温度差が無くなるため、どこも寒くないし暑くもないので、自然に各部屋の稼働率が増します。

極端な話、冬でも廊下や納戸で寝られるため、部屋の用途を兼ねやすく、小さな家でも大きく暮らせます。この住宅でも床下エアコンと壁掛けエアコンの1台ずつで、全館冷暖房し快適な室内を実現しました。

施主SHさんの要望は「家は小さくて良いが、収納を多めに造りたい」というものでした。家づくりの考え方が一緒なので、依頼して頂けたのだと思います。

小さな家で快適に暮らすには、コツが要ります。施主の収納面の現況と要望を整理し、飽きが来ないようにシンプルに設計する必要がある。収納の要である、造作家具と建具は、そのままインテリアになるので暮らしの中での印象が大きい。

家具と建具はいつも目にして触れるので、造り手と住まい手の意匠面での相性が一番出る部分です。小さな家でも収納が適切なら、コックピットのような使い易い家にすることも可能です。

担当コメント欄

これからは、身の丈にあった30坪以下くらいの小さめなQ1.0住宅で、豊かに暮らすのを目指す時代だと思います。

胴長な外観に、軒の出の少ない片流れ屋根を載せた高断熱住宅の類型を造るのではなく、飽きの来ない普遍性を持った外観にすることも大切にしています。

ヨシダクラフトは、宇都宮市を中心とした隣接エリアに暮らす価値観の近い住まい手に、自然素材と造作建具を使った永く快適に暮らせるコンパクトなQ1.0住宅を造り、完成後はメンテナンスとリフォームも、しっかりと行うことを大切にしている地域工務店です。

吉田武志

有限会社ヨシダクラフト 代表取締役・一級建築士栃木県宇都宮市を中心に、手作り感のある「暖房を止めて寝ても朝寒くない快適な注文住宅」と既存を生かした「リフォーム・リノベーション」を手掛けている。創業118年の工務店(2017年現在)。

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