2025年3月2日から3月14日までの12日間、Q1.0住宅小幡の家の、冬の温湿度を実測しました。特に寒かった3月8日のデータを使って、家の暖かさや部屋ごとの温度差などをグラフにまとめ、なぜそのような結果になったのかを詳しく分析しました。

結論から言えば、家全体の平均室温は22.2℃と非常に快適で、各部屋の温度差もほとんどない、暖かく均一な住まいになっていました。

安心できる結果となり、ほっとしました。

なぜなら、小幡の家は断熱・気密性能こそ高いものの、周囲の環境や間取りの制約から、温度ムラが出やすい条件だったからです。南側の隣家が近く、家の半分以上が日陰。また、総二階ではなく、下屋があり、吹抜け位置も建物の中央でなく端だった為、暖かい空気が建物全体に届きにくい条件だったからです。