2017-03-13
本・映画

映画「ラ・ラ・ランド」は切ないラストで号泣確実。だからオッサンは1人で行ってキモく泣け!

映画「ラ・ラ・ランド」は、楽しく踊りたくなったり、切なくなったり、感情が揺さぶられる素晴らしい映画でした。

 

脚本は人生経験のある大人向けに創られており、ラストは号泣確実です。家族で行くと人目を気にして感情移入できず、しっかり号泣できません。

 

ですから、オッサンは1人で映画館に行って、家族連れやカップルに何と思われようとキモく泣いて、彼らの休日のひと時に映り込んでやりましょう。

 

私はそうしました。こんな感じw。

出典

 

19本の上映作品のうち13本が日本映画 

普段は映画館には殆ど行かず、ipadでアマゾンビデオを観ることがほとんどですが、子供がアニメ映画を観たいというので、日曜日朝にインターパークのMOVIX宇都宮へ。アニメと、ほぼ同時間帯に上映していた「ラ・ラ・ランド」を1人で観てきました。

 

午前9時に到着しましたが、映画館のロビーは人で一杯。19本の上映作品のうち13本が日本映画。最近の日本映画の勢いを感じさせます。前回映画館に行ったのはスポットライト。約1年ぶりの映画館です。

 

「ラ・ラ・ランド」のあらすじ

 

夢を叶えたい人々が集まる街、ロサンゼルス。映画スタジオのカフェで働くミアは女優を目指していたが、何度オーディションを受けても落ちてばかり。

 

ある日、ミアは場末の店で、あるピアニストの演奏に魅せられる。

彼の名はセブ(セバスチャン)、いつか自分の店を持ち、大好きなジャズを思う存分演奏したいと願っていた。やがて二人は恋におち、互いの夢を応援し合う。

 

しかし、セブが店の資金作りのために入ったバンドが成功したことから、二人の心はすれ違いはじめる……。(公式サイトより)

 

迫力あるオープニングに引き込まれる

ロスの高速道路を2日間閉鎖して撮影した長廻しのオープニングで物語に引き込まれる。

 

素晴らしい音楽とダンスを観て一緒に踊りたくなり

「ラ・ラ・ランド」と言えばこのポーズ。指先まで気合入ってます。何度も部屋でポージング済。

 

原色の衣装が素敵

踊りながらパーティ会場へ。パーティシーンのプールを囲んだダンスも凄いです。

 

脚本と編集と俳優が良い

ミア役のエマ・ストーンは、売れない時は、どう見ても美人には見えない冴えない女優。全く魅力的に見えません。しかし売れている設定になると、ホントに魅力的な女優に見えてきます。素晴らしいダンスと歌、演技力で、最後は彼女以外の配役は考えられない状態になりました。アカデミー賞主演女優賞は納得。

セバスチャン役のライアン・ゴズリングも、最初は魅力的に思えなかったが、ラスト近くなるほど、魅力的になります。

 

 

オーディションに落ちてばかりの、ミア役のエマ・ストーンが一発逆転で1人芝居を企画しますが、幕が開くと観客が友人数名のみ。女優をあきらめた彼女はセバスチャンとも別れて田舎へ帰ります。

 

そして感動のラストへ。音楽も最高に良くて、映画の魔法にかけられる2時間です。

 

 

監督はセッションのデイミアン・チャゼル

「ラ・ラ・ランド」を観て素晴らしい監督だと思ったので、帰宅後直ぐに、前作の「セッション」を視聴。

 

この映画は、最初から緊張感一杯です。演奏シーンが素晴らしすぎる。

 

ラストの「どんでん返し」にも興奮し、2回観ました。

 

ジャズ、音楽好きはもちろん、ジャズを通じて師弟が格闘します。格闘技ファンも好きな映画だと思います。

 

 

吉田武志

有限会社ヨシダクラフト 代表取締役・一級建築士栃木県宇都宮市を中心に、手作り感のある「暖房を止めて寝ても朝寒くない快適な注文住宅」と既存を生かした「リフォーム・リノベーション」を手掛けている。創業118年の工務店(2017年現在)。

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