Y-house

──白壁と木製サッシュのコントラストが印象的な住宅

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ホームページをご覧になり連絡頂き、計画がスタートしました。

敷地は、南西道路の角地で面積50坪。
南側は視界の開けた恵まれた敷地。

敷地を有効に生かす為に、南側の中央よりアプローチ→玄関→少し広めのホール(両側に居室を配置)→階段→広く開放的なデッキと繋がる2階リビングへ、という構成になっています。
廊下の無いことが特徴のプランです。

2階にリビングを配したのは、プライバシーを確保する為の必然でした。
1階の各居室3部屋を北向きにさせないこと。大型乗用車2台+自転車をスムーズに駐車、乗降できるようにする事も重視して計画しました。

キッチンはセミオーダーです。
自由度は、既製品のキッチンとオーダーキッチンの中間。
セミオーダーキッチンは、キャビネット(天板下の収納の箱)寸法が決まっています。
寸法がある程度自由に決められるオーダーキッチンと大きく違う点。

しかし、キャビネットが決まっているというのは、視点を変えると、同じものを造り続けているという品質の安定に繋がります。
選べる部材もオーダーキッチンよりは少ないのですが、少ない種類の部材を使うということは経験に繋がります。
つくづく、物づくりは二律背反だと思います。

ルナファーザー+水性塗料で真っ白に仕上げられた壁と天井。
床も無垢フロアと質感が高い。キッチンもアイランド型で存在感が大きい。
既製品のキッチンでは、空間に合うものがありませんでした。
大容量の背面収納は、食器棚以外の一般収納も兼ねて造られています。

このリビングキッチンは、22帖のLDKと、20帖のウッドデッキが見渡せる位置にあります

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全面道路からエントランスを見る。2台の駐車場には屋根が掛かり、雨の日も濡れないで乗り降りができる。
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玄関ホールを見る。建物中央に位置する玄関の為、採光用の開口を建具上に付けている。造作建具だからできる形状。




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LDKと繋がるベランダ。中庭(パティオ)的でプライバシーも確保されている。
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東側隣地より建物を見る。白壁と木製サッシュ枠のコントラスト。何度も検討して決定した形。




吉山邸新築工事(3)
外観CG。2台の車の様子が分かる。
コピー 〜 IMG_0573
外観を決めるために作った模型。




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カナバカリ図。広いベランダなので防水の勾配は慎重に検討した。大雨でも安心できるようにオーバーフロー管を付けることにした。
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キッチン図




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エントランス部、至近距離より見上げ。
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玄関ドアを開けたところ。
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玄関ホール。




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玄関ホールから玄関方向を見る。
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玄関を入ると、両側の壁はアールになっている。ボリューム感のある壁。




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個室。
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LDK。天井は登り梁。
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キッチンよりリビングをみる。正面の家具は、大工工事+建具工事で作った。蓄暖が納まっている。




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リビングよりキッチンを見る。
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セミオーダーキッチン。
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造作洗面台
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トイレ





Y-house 概要
所在地: 栃木県
用途・構造: 専用住宅 木造軸組構法2階建て
設計施工: (有)ヨシダクラフト 吉田武志
敷地面積: 50坪  (165.46㎡)
延床面積: 48.5坪 (160.49㎡)
屋根: ガルバリウム鋼板竪ハゼ葺き
外壁: ジョリパッド
室内壁天井: ルナファーザー+リボスディブロン
室内床: カバ桜フローリング
その他: 造作建具・セミオーダーキッチン・蓄熱式暖房機