IM-house

──意中のインテリアは心地良い小学校の図書館



築12年の中古住宅を取得しリフォームしたIさんのケースです。
生まれたばかりのお子さんを持つ、30代のご夫婦。
宇都宮駅東の便利な立地の賃貸マンションにお住まいでしたが、
近くに中古住宅を取得したので、リフォームの相談をしたいとホームページを見てご連絡を頂きました。

最初の顔合わせはご自宅。
現在の生活を見せて頂きながら話をすると、リフォーム後の将来を想像しやすいのです。

意中のインテリアとして、小学校の図書館のように落ち着ける場所という話がありました。
リフォームをして、「ほっとできる自分を出せる場所にしたい。」「巣のような場所にしたい。」という希望だったので、
Iさん好みのインテリアである白壁と経年美化の期待できる、無垢材に囲まれた、手作り感のある暖かい室内を目指しました。
「宇都宮 珪藻土リフォーム」と検索し、ヨシダクラフトを見つけて施工例に魅力を感じたとのこと。
ですから、珪藻土の白壁はDIYをしてもらってでも必須と考えました。

賃貸マンションの気に入っている点として断熱性の高さがありました。
マンションは隣や上下の部屋が断熱材代わりとなり、気密性も高いので暖かいのです。
ですから、目指す暖かい室内の意味は、意匠面の見た目の暖かさだけでなく、実際の温熱環境を向上させること。
LDKのサッシには、高断熱ガラスの断熱内窓を設置することで、
既存のペアガラスと合わせて4枚ガラスとして一番安く、コストパフォーマンスの高い方法で断熱性の向上も図っています。

また、洗面脱衣室にタオルや下着を入れる造り付け収納、リビングに家族の衣類や本、子供の玩具を入れる収納、
主寝室のウォークインクロゼットに可動棚とハンガーパイプを設置することで、使いやすい収納も目指しています。

計画前に現場調査をしたところ、築12年にしては、住宅設備の使用状況も良好。床下を含めた清掃も行き届いています。
経験上、床下の清掃状態が良いと、他も丁寧に施工されているということが多いです。
ですから、中古住宅を購入するか決める時は、床下の清掃状況が、購入の判断材料の1つになるかもしれません。

室内での会話もかなり響くので、気密性も高いことが分かります。気密性が高いということは、通常は断熱性も高いのです。
契約が済んでいないので、壊して確認するわけにはいきませんが、何度か現場調査をするうちに状態が良い家だということが分かってきました。
工事が始まり、外壁内側と1階床を解体してみると、図面よりもワンランク上の断熱仕様でした。

既存のスウェーデン製木製断熱玄関ドアの枠に穴が開いていたのは、調査の結果、白蟻被害と判明。
幸いなことに被害はドア枠のみ。ドアと枠を交換し、土台や柱等の構造材と下地木材は既存のままで済みました。
スウェーデンの断熱玄関ドアはメーカーが違っても寸法が一緒なので、外壁やタイルをほほ傷めずに交換が可能なのです。
日本のドアは寸法がバラバラの為、外壁や内壁、タイルも壊して交換という事になります。



住まい手が珪藻土DIYに挑戦



Iさんとってのリフォーム工事のクライマックスは、1.2階トイレの壁と天井の珪藻土塗りだったと思います。
朝から夜10時過ぎまでの工事となり、小さなお子さんを抱えながら大変でしたが、納得の仕上がりになったようで、良かったです。

工事期間中は、毎週土曜日にIさんご家族と現場でお会いして、進捗状況確認と打ち合わせを行い工事が完了しました。




I- house リフォーム概要
所在地 :栃木県宇都宮市
用途・構 造 :専用住宅 木造2階建て
築年数 :12年
家族構成:夫婦+子供+犬(将来?)
施工期間:2か月
延床面積:107.87平米 (約32.56坪)
床:パインフロアクリアOS
壁・天井:珪藻土 クロス
その他:室内造作ドア  造作家具
施工個所:玄関、LDK、寝室ウォークインクロゼット、キッチン、和室、浴室、洗面脱衣室、トイレ、屋根、階段、太陽光発電