(1)断熱仕様(225㎜付加断熱が基本仕様)

床下エアコン1台で、家1軒全体のベースとなる暖房が可能で、経済的負担を感じることなく過ごせる断熱仕様と致します。
断熱仕様が高くなると、家全体が暖かく快適になるので、小さな家でも家の隅々まで広く使えます。
また、家全体が暖かいので、ヒートショックになりにくく、健康に暮らせる可能性が高くなるのでお得です。

高性能グラスウール

熱損失係数Q値1.3程度。隙間相当面積C値1以下。

熱損失計算プログラムを使い断熱性能を数値で確認し、隙間相当面積は実測致します。

断熱材はコスパが高く、杉板やガルバ外壁材の採用しやすい高性能グラスウールを使用

断熱材はコストパフォーマンスが最も高く、火にも強いグラスウールを基本仕様にしています。耐火性能の高い耐力面材ダイライトと組み合わせると、長期使用できる杉板外壁材とガルバリウム鋼板外壁材を、最もコスパに優れた下地で採用しやすいこともグラスウールを選んでいる理由の1つです。

付加断熱(W断熱)を基本仕様としています。

断熱性能は、断熱材の厚さに比例して高くなります。壁の断熱材は、充填断熱120㎜はもちろん柱の外側にも断熱材を追加し、付加断熱105㎜(W断熱)として合計225㎜。一般的な住宅の2倍の断熱性能に致します。

断熱材は一度施工すると、機械のように壊れて交換する必要がなく、建物がある限り使用できます。新築時に断熱性能を上げておくと、半永久的に暖房コストが削減できることはもちろん、室内が暖かいので冬の快適性が大きく向上します。もちろん、ヒートショック等の疾患にもなりにくい。

高性能グラスウールは、一般のグラスウールよりも繊維が細かく保温性も高い断熱材。日本の高性能住宅のトップランナーに最も多く採用されている断熱材です。

壁の断熱材は、充填断熱・付加断熱共にボード状の高性能グラスウールなので、増改築の時に外して再利用できることも利点です。壁の断熱材がセルローズファイバーのような粒状断熱材だったり、ウレタン吹付け断熱材のように木材にへばりつく断熱材だったりすると、増改築リフォーム時に、断熱材を外して再利用するのは不可能です。

上記したスペックの断熱気密性能なら、家全体が暖かくなり温度差が減るので、どの部屋も稼働率が高くなり、小さな家でも実感として「広々した家」になります。また、断熱気密性能が高いと、各部屋にエアコンを入れるということが無くなるので、エアコン室外機が屋外にずらりと並ぶという格好の悪い状況から解放され、スッキリとした外観になります。

 

天井もしくは桁上断熱 グラスウール断熱300㎜以上
壁断熱 高性能グラスウール16K 120㎜+付加断熱105㎜ 合計225㎜
基礎断熱 押出し発砲ポリスチレン板50㎜以上(基礎内側立上り+外周部スラブ上910㎜スカート断熱)

基礎断熱のメリットとデメリット及び対策

メリット

①基礎断熱+床下暖房(床下エアコン)とすることで、床温度が室温プラス2度程度になり、床暖房以上に穏やかな頭寒足熱状態になり、より快適な室内となる。実は床暖房は熱すぎて快適性が劣る。床下エアコンは、床暖房と違い無垢フローリングも使用できる。

②床で気密を確保する床断熱は、床配管貫通部の気密処理が難しい。それに比べて、基礎断熱は気密性能を確保しやすいので高気密住宅を造りやすい。

デメリット及び対策

①床断熱と比べて断熱材が土に近いので白蟻が発生しやすい→白蟻対策として、断熱材を基礎の外側でなく基礎内側に施工する基礎内断熱とする。白蟻に強いヒノキ乾燥土台を使用。天然青森ヒバ油を土壌と木部へ散布。

②基礎断熱は、床断熱よりも少しコストアップする。→基礎断熱+床下エアコンにした場合の快適性を優先

こちらもご覧ください。
断熱性能と暖房

床下エアコン

(2)気密性能

気密性能は、最重要の基本性能です。気密性が低いと、断熱材を入れても効かないばかりか、壁体内結露する可能性もあります。ヨシダクラフトでは、新住協(高断熱高気密の住宅技術研究団体)で、付加断熱と気密工事を効果的にローコストで行う方法を学んでいます。

気密測定

気密工事を行う意味

①断熱材が効くには気密性能が必要
断熱材内部の空気が止まって初めて断熱材は効果を発揮するので、空気の動きを止める気密性能は重要です。暖められた空気は上昇します。気密性能が確保されていない場合、壁内部でも空気が上昇して、せっかく暖まった空気は建物上部の屋根や壁から逃げてしまい、どんどん下から冷たい空気が入ってくるので断熱材が効きません。

②気密性能が高いと壁体内結露の防止ができる
壁の内部に、湿気の多い室内の空気が入り冷やされると、壁体内で結露して断熱材が効かなくなるばかりか、木材を腐らせることもあります。対策として、キチンと断熱材の室内側に防湿気密シートを貼って、気密性能を確保し壁内部に湿気をいれないようにします。

③気密性能が高いと計画的に換気ができる
低気密の住宅は隙間が多いので、換気扇を回しても室内が負圧にならず、計画的に換気が出来ません。上手く換気が出来ないと、室内はよどんだ空気になります。ヨシダクラフトでは、新住協方式の断熱気密施工で隙間風の入らない暖かい住宅を造っています。気密性が高いので、計画的な換気も出来ています。

(3)窓仕様(樹脂サッシ真空トリプルガラス)

窓は、断熱性能が高い樹脂サッシ真空トリプルガラスを基本仕様と致します。
冬の暖房時に家から逃げていく熱の50%以上が窓からと言われていますので、断熱性能の高いトリプルガラスの樹脂窓を設けて窓の断熱性を強化するのが合理的です。
オール樹脂枠となりますので、枠の結露も抑えられます。

 

東西北面 樹脂サッシ アルゴンガス入り真空トリプルガラス 樹脂スペーサー仕様
南面 南面 樹脂サッシ アルゴンガス入り断熱LOW-E複層ガラス 樹脂スペーサー仕様

南面窓は、冬に日射熱を室内に取り入れる為、複層ガラスといたします。

樹脂サッシ真空トリプルガラス

(4)玄関ドア仕様

断熱性能と気密性の高い、北欧もしくは東欧の木製断熱玄関ドアが基本仕様です。写真のようにガラス面があり、ドア本体から採光が取れるシンプルで可愛らしい玄関ドアは、窓が取れない小さな家の玄関ホールでも明るさを確保できます。

玄関ドア

(5)換気設備仕様

全熱交換型換気扇が基本仕様です。

全熱交換型換気扇のメリット

①全熱交換型換気扇は換気による熱ロスが少ない
熱交換効率80%の高性能な換気扇を採用。全熱交換型換気扇は、排気の際に汚れた空気と一緒に捨てていた熱を給気時に回収して室内に戻します。熱回収により空調負荷を軽減でき、冷暖房コストを抑えます。金額換算すると、第3種換気と比較して年間約2.5万円光熱費を削減できます。

冬期には冷たい外気を室温に近づけて給気するので、冷たい空気が侵入する不快感を防ぎます。

②冬の過乾燥と夏の多湿を緩和する全熱交換型換気扇
全熱交換型換気扇は、温度だけでなく湿度も交換して、室内の過乾燥を防ぎます。冬の乾燥対策と、夏の多湿を緩和するのに大きな力を発揮します。

③給気清浄フィルターで花粉対策
給気側には給気清浄フィルターが付いています。給気清浄フィルターは大気中の10ミクロン以上の花粉や砂ぼこりなどの侵入を抑えます。

全熱交換型換気扇