(1)基礎構造

地盤改良工事

地盤とは建物を支える地面のこと。ヨシダクラフトでは、全ての住宅で地盤調査(スウェーデン式サウンディング試験)を行います。調査結果により、必要に応じて適切な地盤改良工事を行います。

鋼管杭による地盤改良工事

ベタ基礎

ベタ基礎とは、基礎の底が鉄筋コンクリートの耐圧盤となっている基礎のこと。家の荷重を底板全体で受け止め建物を支えるため、負荷が分散して安定性に優れる基礎です。コンクリート強度 24N/mm2

(2)木構造(全て4寸柱)

木造軸組み工法

木造住宅の工法は、木造軸組み工法とツーバイフォー工法の2つがありますが、当社では日本の8割程度を占める主流の工法である「木造軸組み工法」を採用しています。

「木造軸組み工法」を採用している理由は、ツーバイフォー工法と違い、増改築リフォームにも対応しやすい普遍性があるからです。地産地消が合理的だと思うので、栃木県産木材の土台、柱、梁を積極的に使います。

木造軸組み工法の中の写真

許容応力度計算(構造計算)をして耐震等級3

東日本大震災以降、日本は千年に1度の地震活動期に入ったと言われていますが、2階建て以下の木造住宅には構造計算は義務化されておらず、設計者の裁量に任せられて構造が決められているのが現状です。ヨシダクラフトでは、木造3階建てや鉄骨造で行う「許容応力度計算」という構造計算を行い、耐震性能を数値化して木造の軸組を計画致します。許容応力度計算は、膨大な手間と時間が掛かりますが、震災に対して安心して住める家にする為、基本仕様とします。

先の熊本の震災では、耐震等級3の住宅は倒壊が無かったという報告があることから、耐震等級3と致します。設計段階で検討を行い、外周下地はダイライト、内部の間仕切り壁は筋違いで強度を確保して、耐震等級が3になるように計画致します。「構造計算」とは「地震が来た時に住宅が倒れないかを計算すること」です。

土台 国産ヒノキ 特1等乾燥材 120×120
栃木県産杉 特1等乾燥材 120×120
梁・桁 栃木県産杉・米松 特1等乾燥材
(構造計算により集成材を使用することもあります)
床下地 1.2階 28㎜根太レス剛床
外壁下地耐力面材 ダイライト+内部間仕切り壁 筋違い

 

(3)耐力面材ダイライト

外周面全てに耐力面材ダイライトを貼り、建物を箱型にして地震や台風のような横から加わる大きな力にも耐えるバランスの良い構造としています。

ダイライトは世界初の無機質パネルで耐力面材として用いることで壁倍率5.0という最高強度を実現します。筋違だけの構造より地震・台風・火災に強い丈夫で長持ちする住まいをつくることができます。ダイライトは火災や白蟻にも強い材料です。

耐力面材ダイライト

ダイライトの特徴

1. 耐火性

「ダイライト」は鉱物を主原料としているので、優れた防耐火性能をそなえ、準不燃材料に認定されています。ダイライトと耐火性も高い断熱材である高性能グラスウールをセットで使うと、杉板外壁材やガルバリウム鋼板外壁材など、耐久性が高い外壁材が建築法規をクリアして使い易くなります。

2. 耐久性

2×4などに使われる構造用合板に比べて、白蟻が食糧とする成分(セルロース)を含んでいない無機質素材です。防蟻性にすぐれている上に、構造用合板よりもダイライトの方が3倍湿気を通しやすい性質を持っています。湿気を通しやすいダイライトは、構造用合板に比べて壁体内結露が起きにくく、柱や土台が乾燥しやすくなるので、建物の耐久性も高くなります。

3. 断熱材の施工しやすさ
筋違のある壁に上手く断熱材を充填するのは難しいです。耐力面材ダイライトを使うと、断熱材が入る外周壁に、ほぼ筋違が不要になりますから、隙間なく断熱材が充填できて、キチンと断熱材が効くようになります。また、耐力面材を使うと、面材が下地になり、エアコンのスリーブ廻りも防水テープ等が貼りやすく、正確に防水できるようになります。

(4)白蟻対策

1. 基礎内断熱の採用

基礎断熱には基礎の外側に断熱材を貼る基礎外断熱と内側に貼る基礎内断熱の2種類がありますが、当社では白蟻予防効果が高い基礎内断熱を採用しています。基礎内断熱にすると、土と断熱材が直接触れないので、物理的に白蟻が断熱材から浸入する可能性が低くなります。

(財)住宅金融支援機構が発行している「木造住宅工事仕様書」にも、「地中に埋め込んだ基礎外側の断熱材(基礎外断熱)は蟻道となるおそれが高いため、基礎断熱材の施工位置は内側(基礎内断熱)とする」と基礎内断熱が推奨されています。

(財)住宅金融支援機構は、旧住宅金融公庫であり、70年近く日本の住宅の基準を造ってきた、国の機関といっても良い程権威のある団体です。

他にも下記の2つを採用して白蟻対策をしています。

基礎内断熱

基礎内断熱断面図

2. 白蟻に強い木材を使用
土台は、湿気に強く防蟻性の高いヒノキの乾燥材を使用しています。

3. 防蟻剤(天然青森ヒバ油)を土壌と木部へ散布

基礎スラブ下の砕石と土台及び床上1M程度の木部に、念のため青森ヒバ油を散布します。

青森ヒバ油には天然物として極めて優れた抗菌性を有する「ヒノキチオール」が約2%含まれています。青森ヒバ天然精油のシロアリ致死量は10匹あたり一昼夜で1.2mgと少量で持続して殺虫効果を発揮します。

人が暮らしながら行う、リフォーム時の防蟻工事にも青森ヒバ油を使用しています。

防蟻剤天然青森ヒバ油散布