1. 中古住宅が人気。3つの理由!

中古住宅(一戸建て住宅)を購入、リフォーム・リノベーションして理想の住まいを目指すご家族が増えています。

人気の理由は3つあります。

1.中古住宅は、比較的良い立地で値段も手頃で購入できること。
2.その後のリフォームも自分好みに上手く行けば、新築よりも低価格で満足感のある住まいになる可能性があること。
3.新築には無い味わい深さを持つ中古住宅をベースに、手づくり感のあるこだわりのリフォームで、オーダーメイドな住まいが造れる可能性があること。

この3つが人気の理由かと思います。

かつ、当社では、温熱環境を上げる省エネリフォーム(断熱リフォーム)も合わせて行うことが多いのも特徴です。

しかし、中古住宅購入を判断するのは、住宅のプロである私達でも難しい面があります。

中古住宅(一戸建て)購入リフォームの注意点について、実例を踏まえた観点からお話しします。



2. 中古住宅購入の判断は素人には難しい

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「素人」には中古住宅購入の判断が難しい

中古住宅購入は、「住宅の素人」では不具合を見逃してしまう可能性が高く、購入の判断が難しいのです。

プロが見れば直ぐに分かる表面的な不具合も、素人は見逃してしまうことが普通です。

また、具体的に表れていない不具合や少ししか現れていない不具合は、

住宅のプロである建築士でさえ見逃してしまうこともあります。

次項では、中古住宅の不具合を見逃してしまう意外な理由をお話しします。



3. 中古住宅の不具合を見逃してしまう理由の1つは不動産業者

不具合を見逃してしまう意外な理由の1つとして、不動産業者から不具合の情報が得られないことがあります。

中古住宅購入時は、ほぼ例外なく不動産業者と関わりを持つことになります。
良い不動産業者の担当者に出会う事が中古住宅購入の成否を決めるという方もいらっしゃいます。
しかし、必要条件ではありますが、充分条件では無いと思います。

不動産業者の担当者は、不動産取引のプロではあっても、住宅建築のプロでは無いのです。
「どこが不具合なのか?」や「将来多額のリフォーム費用が発生してしまうことまで」は、分からないのかもしれません。

また、不動産業者が、その中古住宅の不具合を認識している場合。
それを詳細に説明してしまうと、買い手が付かない可能性が高くなります。

ですから「不具合は知らないものとして、お客さんには話さない」場合もありそうです。

そのような場合、売買契約が成立した後に不具合が分かっても、契約書の瑕疵担保責任の項目は
免責事項になっている場合が多いようです。

売主や仲介者の不動産業者から不具合の説明が無ければ、素人である買主が不具合を認識できる可能性は低いのです。

買い手にとって完璧な中古物件はありませんから、

上記は不動産を流通させる上での、不動産業界の必要悪的慣習なのかもしれません。

次項では、中古住宅購入前に行うべきことを説明します。



4. 中古住宅が気に入ったら直ぐに近所の方に聞いてみる。付近を歩いてみる。

気に入った中古住宅が見つかったら、ご近所の方と話をして、どんな周辺環境なのかを聞いてみることが大切です。

中古住宅は、「何らかの理由があって」売りに出ています。不動産業者から理由が聞ければ良いですが、知らないかもしれません。

物件を見に行って気に入ったら、必ず近所の方と世間話をして、以下の3つを聞いてみましょう。

具体的収穫は無くても、地域の何らかの印象は残るはずです。

1.「この物件を気に入って見に来たのですが、この辺りはどんな地域ですか?静かですか?」

2.「この家にお住まいの方は、何故引っ越ししましたか?」

3.「大雨が降ったらこの地域は雨水が溜まったりしませんか?」


1.「この物件を気に入って見に来たのですが、この辺りはどんな地域ですか?静かですか?」は、
世間話を交えながら、出来るだけ詳しく地域のことを教えてもらう為の質問です。

2.「何故引っ越ししましたか?」という問いには、「転勤で引っ越しました。」と言われれば安心でしょう。
しかし、「隣家に夜中騒音を出す、変わったご家族が住んで居たから引っ越しました。」となれば、
その中古住宅を購入する気にはならないでしょう。

3.「大雨が降ったらこの地域はどんな感じになりますか?」は、地域の公共設備の敷設状況が分かります。
大雨が降るたびに水はけの悪いのは大変です。


その他にも、ご近所の方とお話しすることで、中古住宅購入の意外な判断材料が得られるかもしれません。

新築住宅でも中古住宅でも、周辺環境は最も大切なことの1つです。
付近を歩いて、どのような雰囲気の地域なのか自分の目で確認しましょう。

また、次項では、中古住宅購入を決める前の重要な事として

住宅のプロである建築士のアドバイスを貰う事について書いています。

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新築住宅でも中古住宅でも、周辺環境は最も大切なこと



5. 中古住宅購入、決断前に住宅建築のプロ(建築士)に依頼して見てもらう。

気に入った中古住宅が見つかり、何度か訪問したら、
中古住宅購入の決断をする前に、住宅建築のプロ(建築士)に見てもらいましょう。
購入すべき住宅かどうか、アドバイスを貰うのです。

家主(売主)が住んでいる状態だと、買主は購入前調査をすることに気後れしてしまうようですが、
実際の調査は、買主本人でなく、建築士が行うのでストレスを感じることはありません。


売主は、買ってもらう立場です。調査を嫌がることは無いと思います。
調査を嫌がるのは、何らかの不都合か不具合がある場合でしょう。
床下の白蟻調査、地盤沈下を調査する床の水平調査、目視での屋根と外壁の状態チェックは、必須事項だと思います。

リフォームすることを前提に中古住宅を購入する場合、購入後に造り手(工務店、建築士)を探すのではなく、
まず先に自分達に合う造り手を探して、相談してから中古物件を決めるのがベストだと思います。

また、売主に中古住宅の建築確認申請書、確認済証と設計図書(図面と仕様書)があるかどうか?
リフォームの履歴も聞きます。

当社でも、リフォームをご依頼頂くことを前提に、中古住宅購入前の内覧同行サービスを実施しています。

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