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注文住宅・リフォーム専門店 ヨシダクラフトで使っている代表的な自然素材をご紹介します。素材によって内外観の印象は大きく違ってきます。長く使えること、質感のよいことを基準に選んでいます。

使っている自然素材は、住まい手の要望から定番化したものが多いのが特徴です。 住まい手は、計画中や、住んでからも良いアイデアを出してくれることがあります。住まい手から、謙虚に学ぶことも必要だと考えています。私だけの判断では、このようなアイテムにはなっていません。

どんな自然素材、部材でも、メリットとデメリットはあるので、住まい手はメリットだけでなく、デメリットも受け入れる必要があります。視点を変えると良い点が悪い点になることもあるので素材選択とその説明はとても難しい。住まい手の生活に100%都合の良い自然素材、部材はありません。経験した主なデメリットは各素材のページに記入しておきますが、それ以外にも出てくる可能性があるということをご理解ください。

物づくりの質が上がるのは、同じ素材で同じ形のものを作り続けた時。同じ素材で同じ形を造り続けると、特徴や癖が分かってきます。それぞれの住まいは、敷地と要望が違うため、全く同じ家を造るのは不可能ですが、できるだけ同じ素材を使い、同じ※納まりにして、建築の質を上げていきたいと思います。

自然素材やオリジナル部材で家造りする場合は、多少の不具合も楽しめるような性格と建築に対する知見がないと、楽しく暮らすのは難しいと思います。

素材の値段について話すと、基本的に、自然素材の値段が高いというのが現状です。材料の調達から加工まで手間が掛かるから、自然の物が高くて、工業製品(新建材)のほうが安い。昔と完全に逆転しています。



自然素材のさじ加減とインテリアの好みの変化

見た目、質感、肌触りが良く、長期使用できる自然素材ですが、使い方を間違えると野暮ったくなってしまいます。
例えば、節のある無垢材を床、壁、天井全てに張ると、「過剰な見た目」になり野暮ったく見えたりします。
そのさじ加減が、造り手の個性の1つなのだと思います。

また、インテリアの好みは年齢によって変わってきます。
長期に使用するには、出来るだけシンプルにして、年齢や経験による好みの変化を受け入れられるような意匠にすべきだと思います。

※納まりとは・・・例えば、壁と床が接する部分を、壁と床の「取り合い」といい、そこをどのような形にするかを「納まり」という。

※全ての建築素材(自然素材)は日焼けによる色の変化が起こります。
  経年による変色、劣化、変化は避けられませんので、交換やリフォームの必要が出てきます。ご了承ください。

※全ての建築素材には匂いがあります。同一素材でも部位により違う匂いになることもあります。
  F☆☆☆☆や自然素材を使用しておりますが、嫌いな匂いの建材もあるかもしれません。
  感じ方は、人それぞれで千差万別なのです。神経質でない方が、弊社の住宅には合っています。
  素材の匂いについて、クレームを頂いた経験がある為、このような文章を書きました。