1.断熱・気密を良くする

家の温熱環境を良くするには、断熱性能と気密性能を上げる事が基本。

断熱方法には大きく分けて充填断熱と外張り断熱があります。

ヨシダクラフトでは、基本的に羊毛断熱材での充填断熱を採用しています。

TVCMや一部の書籍では外張り断熱が最高に良いように言っていますが、それは間違い。

それぞれに、一長一短があります。

木造は鉄骨造や鉄筋造と違います。

柱・梁などの断熱材が充填出来ない部分も、木の熱伝導率は低いので、温度差に大きな影響を与えません。

もし、それ以上に断熱性能を上げたいとなると、充填断熱に付加断熱として外張り断熱材をプラスするということになるでしょう。

ただし、金額のアップが避けられないのと、弊社は重い左官系外壁材(塗り壁)の仕様が多いので、外張り断熱にすると、

経年した場合に外壁材が安定しない恐れ(外壁が割れやすい、落下等)があるので、今のところは考えていません。

特に、厚い断熱材を外張り断熱している住宅は殆どの場合、外壁材はサイディングのはずです。

外張り断熱が日本で普及し始めてから、まだ10年程度です。もう少し、様子を見たいと思っています。

断熱材と断熱方法は、「断熱性能」だけで選択するのでなく、外壁仕上げ材の種類やコストバランス、リサイクル性、

製造エネルギーからくる持続性など、家全体のバランスを見て選択する必要があります。

羊毛断熱材を採用しているのは、バランスの良い断熱材であると考えているからです。

断熱にお金を掛けて温熱性能が良くなっても、仕上げ材が悪くては、バランスの良い家とは言えません。

予算の都合から羊毛断熱材材を採用することが難しい場合は、グラスウールを採用します。

※外張り断熱をアピールしていた業者が、近年、充填断熱も取り入れてダブル断熱と謳っています。

外張り断熱だけでは、断熱材が薄くて断熱力が充分でないのに気が付いた結果だと思います。

できれば、リフォームでも断熱改修までしたいと考えています。

羊毛断熱材はこちら。

羊毛断熱材

羊毛断熱材

床下羊毛断熱材

床下羊毛断熱材



2. 結露を防止する

窓に起こる結露は、断熱性の高い樹脂サッシとペアガラスで防止し、壁の中に起こる内部結露防止方法は、
羊毛断熱材断熱材+気密シートを使って壁の中に生活水蒸気を入れないようにします。
羊毛断熱材は万一濡れた場合でも、乾きが早い断熱材。24時間換気も湿度を抑え結露を防ぐ効果があります。
しかし、室内に人が大勢居たりして、大量に水蒸気がでる場合は
全く結露しないとは、言えませんのでご注意ください。

羊毛断熱材+気密シート

羊毛断熱材+気密シート写真

断熱性機密性の高い樹脂サッシ

断熱性気密性の高い樹脂サッシ



3. 風の通り道をつくる

計画的な窓の配置

計画的な窓配置

風が抜けるように窓を配置して、気持ち良い風が室内に流れるようにします。
できるだけエアコンを付けずに済むように窓を配置します。


薪ストーブを使う

ストーブ

薪ストーブ

万人向けの暖房器具ではありませんが、火を見ると暖かいと感じ、落ち着くのは人間の本能。
木材が無料で手に入る環境を作り、薪にできる時間と体力があれば最高の暖房器具だと思います。
アナログ的暖かさも取り入れられると、暮らしの質は上がります